日本人の誇りはどこに行った?
イボ批評の第一人者である大林わるのりさんの最新コメントが見事に過ぎるので、まずはそのコメントを太字で紹介しちゃいます。
コバヨシ並びにイボシンパの皆様方でこのコメに反論出来る人がいるなら是非ともやってみやがれってなもんです。
《2001年以降の小林よしのりは反米保守であることを強調するようになりました。
9.11テロ賛美で右派陣営内で叩かれるようになった小林は自分の立場を正当化するために、盟友であった西部邁の主張をコピーして理論武装を図りました。
だから小林が唱えている反米保守としての思想も借り物でしかありません。
その小林の師匠であった西部はかつては中曽根康弘の御用学者をしていたことがありました。
親米保守の大物である中曽根に頭が上がらなかった時点で、西部が唱える反米保守の言説は偽物でしかありませんでした。
自称「反米保守」の小林や西部が考えている対米自立の手段は、親米保守が考えている対米自立の手段と大差がありません。
小林や西部が唱えている対米自立の手段とは、親米保守の人たちと同じく「憲法改正しろ」「核武装しろ」ですからね。
昔から小林の言論活動の特徴は「俗情との結託」を利用した逆張り言説であるため、彼の反米言説も逆張りで言っているだけです。
小林の逆張り言説とは、「強そうなものに吠えているわしが好き」というナルシシズムの要素も含まれています。
だから小林の場合は、アメリカという強そうな大国に反抗するパフォーマンスを演じることで自分に酔っているだけです。
右派文化人だったころの小林は、右派陣営の人間で宗教右翼がケツ持ちでした。
アメリカの手先として戦後体制を支えるために反共の防波堤であり続けてきたのが、右派陣営や宗教右翼の役割です。
アメリカの属国である戦後体制の守護者のくせに、できもしない戦後体制の打破を唱えることでガス抜きをしていたのが日本の自称反米右派です。石原慎太郎や西部邁や小林よしのりがそうでした。
つまり石原や西部や小林はアメリカの手先のくせに、対米自立の愛国者を演じてB層を騙してきた人間であったというわけです。
西部の親分であった中曽根康弘もアメリカの手先のくせに対米自立の愛国者のふりをしていた人間でした。
結局、小林の反米言説は精神論の域を出ておらず、読者がガス抜きをするための役割を果たしたに過ぎません。》(大林わるのりさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/517011950.html
イボナメクジことコバヨシもそれに従属するゴー宣シンパもこのコメントにはグウのネも出ず、ひたすら聞こえないふりをして遁走するしかないのでしょう。
哀れなものです。
さて、そんなコバヨシ批評の第一人者である大林わるのりさんがコバヨシの女性観についても見事に喝破しております。
《小林よしのりは、高市早苗首相がトランプ大統領の前ではしゃいだことを「ギャル気質」と表現しました。
おそらく小林は、ギャグ漫画家兼言論人という職業柄から捻った言い方をしたかったのでしょう。
外国の首脳の前で媚を売ることを「ギャル気質」と評するのなら、ブッシュ米大統領の前でプレスリーの曲を歌っていた小泉純一郎首相も「ギャル気質」になるのでしょうか。小林の論法は実に馬鹿馬鹿しい限りです。
結局、小林が高市首相の対米外交を「ギャル気質」と評しているのは、彼が「男だから」「女だから」というジェンダー的な決めつけで物事を評価する癖があるからでしょう。なぜなら小林は根っからの男尊女卑の体質だからです。
小林が高市首相を「ギャル気質」と論評しているのは、「あいつは女だから……である」という決めつけであり属性差別とも読めてしまいます。
もしかすると小林は、山尾志桜里が属性差別を批判していたことに反発しているのかもしれません。
山尾は蓮舫が「女性総理なら多様性重視の政治をして欲しい」と言っていたことを属性差別として批判していました。
おそらく小林は前回のイベントに対する悔しさがあるのでしょう。
山尾・中島・森がアカデミックな発言をしていたのに、小林は議論に全くついていけなかったのですからね。
小林が表向きでは「ゲストの選定が抜群に良かった」と言っているのは、自分が置物になっていたことを取り繕うために器の大きい人間を演じているだけです。
彼の本心では、ゲストたちに言い返せなかったことを不服に思っているのでしょう。
そうであるならば小林が、「高市総理の男に媚び売るギャル気質がトランプ大統領に通用してしまった」と属性差別のような発言をしているのは、ゴー宣DOJOで山尾に反論できなかった悔しさが動機だったのかもしれません。
それにしても小林は本当に度量が小さいですね。小林みたいなチンケな人間が「日本男児」「サムライ」を称するのは、まさに笑止千万です。》(大林わるのりさん)
https://washioblog.hatenablog.com/entry/2025/10/31/220159
認知症をこじらせている爺さん相手に、言葉の定義付けについてツッコミを入れるのは憚られますが、少々気になりましたので軽く触れておきましょう。
日本のギャル気質は、世界の首脳の誰にでも通用するのだろうか? | ゴー宣DOJO
《高市早苗の男に媚び売るギャル気質がトランプ大統領に通用してしまった。
軍隊の前で飛び跳ねてはしゃぐ姿には唖然とした。あの映像を見たら、日本の男たちだって、鼻の下を伸ばすに違いない。「カワイイ」を基盤とした日本のギャル気質は、世界の首脳の誰にでも通用するのだろうか?》
まず、いわゆる「ギャル」と称されている連中は「男に媚を売る」タイプなのでしょうか?
小林は女性が扇情的なファッションに身を包んでいたら、それはイコール男に媚を売っていると思って一方的に欲情し、「キミ、今晩いくら?」などと声をかけ、「はぁ? うざっ、きもっ!」と言われて半泣きになり、本人には直接反論できずにネット上で逆上して「男に媚びを売るギャル気質の女のクセに年上男性に逆らうなんて許せんぞ!」と書き込む感じの情けない中高年代表みたいな意見をブログに垂れ流していて最高です。
《トランプ大統領は、高市早苗を「This woman」としか紹介しない。「この女」と言われた高市早苗は、飛び跳ねて大喜びだ。
我が国の最高指揮官が、米兵の前で、ピョピョン飛び跳ねている。
戦後すぐ、パンパンたちは困窮していたために、米兵の腕を組んで、カラダを売った。
敗戦国の女は、「マッカーサー様の子供を産みたい」と手紙を書いた。敗戦国は悲しいものだ。自国の女たちが、戦勝国の男に、媚びを売り、身体を売る。高市早苗がトランプの子を産めば、ネトウヨはもっと喜ぶのだろう。敗戦国の女はパンパン、男は従米ポチに成り下がる。》
いやはや女性蔑視を極限まで煮染めたような駄文に吐き気を催します。
こんなミソジニーの極みみたいな感覚を持った爺さんが、「男系派の男尊女卑は許せない!」などと吠えていても誰の心にも響かないでしょうよ。
「皇統は男系でなければならない」という主張はあくまで長く続いてきた制度を守るためであり、「男女平等」ではないが、「女性蔑視」と言うには少し弱い気がします。
しかし、小林のブログは明らかな女性蔑視がなければ書けない内容でしょう。
高市の振る舞いは確かに一国の首相としてはいかがなものかと思いますが、「高市早苗がトランプの子を産めば」などとマトモな神経をしていたら出ないフレーズです。
高市をいわゆる「パンパン」になぞらえているあたりの酷さは指摘するまでもないと思うのですが、小林シンパはこんなゲスが極まった鬼畜系露悪趣味なゲロ言論さえも支持するのでしょうか?
「戦後すぐ、パンパンたちは困窮していたために、米兵の腕を組んで、カラダを売った」って何ですか?
「パンパンたちは困窮していたため」という言い草に不快感を覚えない小林シンパはマジでクズと呼んで差し支えないでしょう。
終戦直後、夫や恋人が戦死し、また国からの補償も受けられずに困窮していた女性たちが泣く泣く米兵に体を売らざるを得ない状況であった、そんな女性たちへの蔑称を今現在使って見下してみせる奴に、たかが「皇統は男系で維持すべき」という伝統について「男尊女卑が脳髄まで支配している!」など批判する資格はないでしょう。
満蒙開拓団の若い未婚女性たちはソ連兵の性接待をさせられ、帰国後に「ロスケに抱かれたスキモノ」などと罵倒されたと言いますが、小林のブログはその罵倒と同じことをしているのです。
令和のこの時代に未だにそんな卑劣で醜い女性蔑視を公然と吐き散らかすクソジジイ。
それが小林よしのりというチンケなカス野郎です。
この記事へのコメント
https://www.gosen-dojo.com/blog/58204/
>トランプを父権とする日本人を、わしは嫌悪するが、その態度は安倍晋三の時から一貫している。
小林よしのりは、またしても自分の過去を改ざんしています。過去のブログやメルマガを調べれば分かりますが、第一次トランプ政権のころの小林はトランプに対してはどちらかと言うと甘い態度をとっていたようです。
トランプ大統領の就任演説は立派だった
https://www.gosen-dojo.com/blog/13766/
トランプの天皇陛下に対する態度が立派だ
https://yoshinori-kobayashi.com/18161/
「トランプ大統領への手紙」小林よしのりライジング Vol.321
https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1782065
郵便投票は民主主義の質を落とす
https://www.gosen-dojo.com/blog/28701/
「米大統領選は臆病者の民主主義」小林よしのりライジング Vol.378
https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1966022
>アメリカ大統領選挙では、「コロナを恐れるな」という態度を取り続けているトランプが勝った方がいいとわしは思っていたのだが、どうやらバイデンで決まりのようだ。
小林が第一次政権のころのトランプに好意的だったのは、トランプが反グローバリズムを主張していたので共感できたからでしょう。
しかし、トランプが反グローバリズムの立場に立っているのは、あくまでもアメリカの国益を優先するためです。そもそもトランプは「アメリカ・ファースト」を主張しています。
トランプ政権の「アメリカ・ファースト」政策で日本がアメリカから不当な外圧を受けるのは、日本経済にとっては不利益を被ることにつながります。そういった想像もできずにトランプに好意的な態度をとっていた小林は、ポチ保守であったと言わざるを得ません。
トランプが日米安保破棄を主張していることを小林が褒めていたのも、見方によっては親米ポチと言えるでしょう。
「アメリカ様は、日本は改憲するべきだとおっしゃっている!」と叫んでいるのが親米右派であり、「トランプ様は、日米安保の破棄と日本の核武装に言及しておられる!」と叫んでいるのが小林です。どちらもアメリカという権威にすがる出羽守です。
また、コロナ禍のころの小林が、感染対策を無視するトランプを支持していたことも親米ポチに当てはまっていたと言えるでしょう。
しかし、ウクライナ戦争でトランプがロシア寄りの姿勢を示していたことにより、小林は再登板後のトランプに対してやっと批判的になりました。
小林は高市首相がトランプに媚びていると批判する前に、過去の自分が第一次政権のころのトランプに甘い態度をとっていたことを反省するべきです。
https://www.gosen-dojo.com/blog/58204/
どうやら小林よしのりは、自分のことを「公と私の立場を弁えて、国家を語る人間」と言っているようです。
「公と私の立場を弁えて、国家を語る人間」とは、絶対的に正しい真の国士のことを指すのでしょう。小林が自分のことを本気でそう思い込んでいるのならば、精神状態を疑わざるを得ません。
そもそも「ごーまんかましてよかですか?」の決め台詞は、相手に断りを入れた上での言葉でした。自分の傲慢発言はあくまでも暴論であり、洒落としてのものに過ぎないというのが初期ゴー宣での小林の立場でした。
しかし、傲慢を演じているうちに小林は「自分は絶対的に正しい真の愛国者だ」と本気で思い込み、己の視点を客観視できなくなってしまったようです。
それはさておき、小林が
「高市早苗は軍の最高司令官として、ハニートラップを仕掛けたと解すしかない」
と言っているのは皮肉としての表現なのでしょう。
ただし、小林のこの言い方は、「高市は女であることを武器にしている」という属性差別的な意味にも取れます。結局、小林は「ギャル気質」「パンパン」発言と同じく、女性差別的な視点から高市早苗首相を罵倒しているわけです。
小林が高市首相を罵倒するために属性差別発言を繰り返しているのは、何かに向きになっているとしか思えません。
おそらく小林は、ゴー宣DOJOのイベントで山尾志桜里に言い返せなかったことを未だに引きずっているのでしょう。だから、属性差別を批判している山尾に対して、小林は不快感を感じているのかもしれません。
「首相のハニートラップ作戦をネトウヨは大絶賛だが、なかなか実利的で冷めている。それなら私的な不倫くらい許容しろよと言いたくなるが、山尾志桜里の不倫だけは断固として許さない。それが高市早苗を守る山尾志桜里なら、大絶賛に変質するのがネトウヨだ」
小林が書いた上記の意味不明な文章は、次のように解釈できそうですね。
「山尾が不倫をした時は、わしはこれでもかと擁護してやった。それなのに、山尾はわしの敵である高市に同情的な態度をとっている。恩知らずの山尾め」
結局小林は、高市首相への逆張りと山尾への怨恨のせいで属性差別発言を繰り返しているのでしょうね。私的な恨みつらみを動機にして牽強付会な発言をする小林は、「公と私の立場を弁えて、国家を語る人間」とは正反対の俗物でしかありません。
政策論争で彼女の論理的な誤りや不足を糺して、論客として強者になったら良いのですけど、それはとても無理そうだから人格を貶める方に加担するという野党精神!日本人の誇りはどこに行った?
笹「リアル〇〇〇〇〇〇ですよ!!!うらやましい人、たくさんいると思う。希望者には右手を触らせてあげるね。それにしても衝撃でした。」
https://www.gosen-dojo.com/blog/46195/
ところで「男に媚びる」ってこういうのを言うんじゃないでしょうか?