いじけるな小林よしりん
大林わるのりさんの熱い論考が続いています。
暑い夏に熱い論考を皆さんも是非堪能しましょう!
宗教右翼の息のかかった政党にごまをする小林よしのり - 脱イボナメクジ宣言
「ありがたや保守」はカルト的で危険! - 脱イボナメクジ宣言
「日本ちゃちゃちゃ倶楽部(日本茶掲示板)」が隆盛していた頃 - 脱イボナメクジ宣言
たくさん届く論考を一気読みするのは大変かもしれませんし、大林さんの思想的立ち位置について同意出来ない部分がある人もいるとは思いますが、全部読み応えがありますので、納得するも良し、首を傾げるも良し、とりあえず一読する価値はあると思います。
私もすべてに同意するわけではありませんので、愚行録では私が気に入った部分を独断と偏見でピックアップして紹介させていただきます。
大林さんにしてみたら、「意見の一部を切り抜くな!」と憤りを感じられるかもしれませんが、ご容赦ください。
《天皇の大御心に対して小林よしのりが実際にどういう態度をとってきたかは、過去の発言を見れば分かります。
平成時代のころは小林よしのりと西部邁は対談本『本日の雑談』で、当時の天皇が護憲を表明していることに対して批判的でした。日本国憲法が大嫌いな小林や西部からすれば、当時天皇だった上皇さまが護憲であることは面白くなかったでしょう。
小林や西部が対談で言っていることは、「天皇陛下は間違っている。自分たちは大御心に従わない」と言っているようなものです。天皇なきナショナリズムが当時の小林の言論の特徴でした。
また、富田メモが見つかった時の小林は、「わしは天皇を敬愛するが個人崇拝はしない」と言いました。
「わしは天皇を敬愛するが個人崇拝はしない」とは、天皇や皇室に対して一見中立的な態度をとっているように見えます。しかし、小林が言いたいことは「大御心はどうでもいい。昭和天皇の私的な意思など無視だ」と言っているようなものでした。
『天皇論』を描いて以降の小林は、個人崇拝に近いほどの狂信的な尊皇の態度を表明するようになりました。さらに、『新天皇論』以降の小林は、女系天皇支持のイデオロギーを打ち出すようになっていきます。
しかし、一見狂信的な尊皇派となったかのように見える小林は、実際は何から何まで大御心に従う気はなさそうです。
コロナ禍の小林は、皇室がしっかり感染対策をしていることに対して不満を抱いていました。「天皇はコロナ脳」「尾身に『公』をとられてる」というのが小林の感想のようです。
彼は表向きは天皇を個人崇拝しているように振る舞っていますが、本当は天皇や皇室は自分が利用するための道具だと割り切っているのが現実なのでしょう。
結局、小林は天皇や皇室を敬愛しているのではなく、「わしの理想の天皇」「わしの理想の皇室」「わしの理想の愛子さま」という自分の頭の中で作り上げたイメージを敬愛しているだけです。》(大林わるのりさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/499373539.html
小林にとって自分の願望こそが絶対正義であり、この世の真理であるべきだと考えています。
それはまさに幼児レベルの思考であり、そのワガママを正当化する為には何でも利用し、まさに大林さんが仰る通り、天皇も皇室も「自分が利用するための道具」としか思っていません。
そのことはこれまでの小林の言動からも明らかです。そして、それは自分の近親者や職場のスタッフ、道場に集まるコアなファンに対しても同じです。
しかし、実はそれは小林の妻やよしりん企画のスタッフ、道場門下生たちも同じです。
《時浦兼や小林シンパたちは小林よしのりと一体化して自分に酔っているつもりなのでしょう。
寂しさを忘れたい、不安を忘れたい、という気持ちで互いにつるんでおしゃべりに没頭している人たちが小林界隈の住民たちなのです。
ハイデガーは『存在と時間』で、人間はいつか必ず死ぬ存在であるが、人々は無意味な空談(おしゃべり)を行うことによって、不安(=死の恐怖)から逃避していると指摘していました。
結局、小林界隈に集まっている人たちがやっていることは「公論」ではなく「空談」なんですよ。
孤独や不安から逃げている彼らは、結局のところ戦士や勇者とは程遠いただの臆病者でしかありません。
小林信者たちは「俺は国のために戦うぞ!」と偉そうなことをいう前に、まずは内面にある孤独感と向かい合って、自分自身の運命と戦った方がいいのではないですか?》(大林わるのりさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/490233312.html
さて、大林わるのりさんは小林マンガについても深い考察をしており、それに触発された方々からも興味深い意見が届きました。
小林よしのりはマンガ家として復活することが出来るのか? - 脱イボナメクジ宣言
《小林よしのりの『愛子天皇論2』では、男野系子という架空の敵キャラや右派知識人をモデルにした架空の悪役キャラが登場していました。
小林のやっていることは、2000年代に出てきたゴー宣以外の右派系絵解き漫画の手法とそっくりなんですよ。
例えば、山野車輪の『マンガ嫌韓流』シリーズ(晋遊舎)がそうです。
この作品はフィクションであり、主人公を始め登場人物たちは架空の人物ばかりです。主人公の知り合いの松本という在日コリアンのキャラももちろん架空の人物です。また、主人公たちがディベートで論破しているプロ市民の人たちも全員が架空の人物です。
架空の悪役たちを出して論破するという『マンガ嫌韓流』シリーズの手法は、どこぞの言論漫画とそっくりですね。
また、大和撫吉の『マンガ日狂組の教室』(2007年、晋遊舎)もそうです。
この作品は左翼教師による偏向教育が行われている架空の学校が舞台になっていますが、有名人をモデルにした架空のキャラを物語に出して、悪役に仕立てるという手法が用いられました。
登場する悪役の左翼教師たちの顔はどう見ても福島瑞穂や筑紫哲也がモデルになっています。
小林はゴー宣以外の言論系絵解き漫画に対して批判的でしたが、『愛子天皇論2』で展開されている言論の手法は2000年代の右派系絵解き漫画とそっくりです。
作家性がなくて、風刺が下手くそで、善悪二元論と藁人形論法で特定のイデオロギーのプロパガンダが行われているだけです。
いや、2000年代のころの右派系絵解き漫画の手法のフォーマットを作った作品は、小林が始めた『ゴーマニズム宣言』でした。しかし、90年代のころのゴー宣は、絵や作風では作家性がある漫画として成り立っていました。30年前のゴー宣に比べると、『愛子天皇論2』は漫画作品としては明らかに劣化しています。
ギャグと言論を融合した『愛子天皇論2』は、ギャグ漫画としても言論漫画としても実に中途半端な作品です。ギャグ漫画家としても言論漫画家としても劣化した小林は、女系天皇イデオロギーを信奉する凡庸な絵解き漫画家になり果ててしまいました。
小林よしのりの『愛子天皇論』シリーズは物語的にはつまらないものであり、陰謀論の本として見るならばスケールがチンケで中途半端な代物です。
「男系天皇支持派というカルト集団が、女系天皇実現に反対して皇室の消滅を企んでいる。小林よしのりという尊皇の愛国者が、日本を救うために巨大な陰謀と戦っている」というのが小林が作り出した陰謀論的な物語です。
小林が作った物語は、自分を反権威の正義の味方にして、相手側を巨悪と見なして醜悪化するというワンパターンな手法です。彼は、旧ゴー宣以来の手法をそのまま皇位継承論争でも利用しているだけです。
ゴー宣が展開してきた物語はすでにマンネリ化していて、私のような元ファンからすれば「ああ、またこのやり方か」と思ってしまいます。
しかも、小林がただの絵解き漫画家と化してしまった時点で、ストーリー漫画としての面白さは望むべくもありません。
小林は、高森明勅の受け売りや自分の主観をもとに女系天皇イデオロギーの絵解き漫画を描いているだけです。
そもそも、国民の大半が関心を持っていない皇位継承論争を作品の題材にして、男系天皇支持派を歴史に残るレベルのとんでもない巨悪扱いにするのは無理があります。
物語のパターンがマンネリ化している上に、新しく出てきた敵のスケールが小さいバトル漫画は読者に受けません。過去に小林が敵扱いしてきたオウムや厚生省や左派陣営やアメリカに比べると、男系天皇支持派は敵としてはスケールが小さすぎます。
それどころか、『愛子天皇論』シリーズは陰謀論の本としても中途半端です。
小林が唱えている男系カルト陰謀論と違って、陰謀論系の本は地球規模の敵を想定した壮大な世界観を作っているのですからね。小林が本気で陰謀論の本を描くのなら、地球規模の敵を出してもっと壮大な世界観の物語を作るべきです。
陰謀論の本として読んでも中途半端で、物語として読んでも面白くないのが小林の『愛子天皇論』シリーズです。何よりも、『愛子天皇論』シリーズは言論漫画としても高く評価できる代物ではありません。
小林は漫画家としても言論人としてもすでに終わっていますし、陰謀論者としても三流でしかありません。》(大林わるのりさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/498422085.html
https://washiblogact3.seesaa.net/article/499577076.html
《小林よしりんと同年齢でコロコロでは同業者だった沢田ユキオ先生なんかまだまだ元気に『スーパーマリオくん』の漫画を描いていますね。
しかもコロコロ本誌だけでなく系列雑誌でも短いながらマリオくんの外伝作品をちゃんと作ってる超人ぶり。
キッズ相手に未だ精力的にギャグや夢を与えるべく仕事してる元同業者と比べ、ジジイ相手の写真週刊誌で超局所の信者ぐらいしか読まない炎上漫画しか描けなくなった小林よしりんの惨めさときたら…》(ごんべさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/501336962.html
《小林よしのりと一緒にコロコロで連載していた同業者といえば、穴久保幸作もそうですね。
穴久保は、『サウナウォーズ』という新作のストーリー漫画を描いていました。
『サウナウォーズ』は作者の穴久保自身を主人公にしたバトル漫画ですが、読んでみると面白い作品です。同作はコロコロの漫画家ならではの荒唐無稽な作風をいい具合に作品で生かすことができています。
穴久保が『サウナウォーズ』の執筆を決意したのは妻との死別という彼の経験が影響していました。
また、サウナ通いを好む作者の趣味が創作活動にいい形で反映されたと言えましょう。
2010年代以降に小林が漫画家としてやったことは、言論の絵解き漫画を描いたり、過去の作品の焼き直しやお蔵出しをやったりしたことくらいでした。
ただし、過去の作品の焼き直しや続編であっても良作が生まれることもあります。
そういえば、小林と同時期にコロコロで連載していたこしたてつひろは、『ドッジ弾平』の続編をヒットさせました。こしたが今描いている『ドッジ弾子』は、2026年にテレビアニメ化することが決定しています。
ちなみに、こしたはももクロのファンであり、『ドッジ弾子』の登場人物たちはももクロのメンバーがモデルになっています。こしたも穴久保と同じく、自分の趣味や好きなものを芸術作品として昇華させることができています。
おそらく今の小林にはストーリー漫画家としてやりたいことがもはやないのでしょう。自分の趣味や好きなものさえも創作活動に生かせないのは、ストーリー漫画家として描きたいものが存在していないからです。
もはや小林はストーリー漫画家として終わっているようなものです。
小林と同時期にコロコロで連載していた漫画家たちの方が、真面目に漫画家としての仕事をしているようですね。》(大林わるのりさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/501336962.html
《元コロコロの作家さんの再ブレイクといえば、上山道郎先生の『悪役令嬢転生おじさん』もそうですね。
上山先生も連載を何度か打ち切りになったことから、流行の異世界転生ものを読んで研究し、『悪役令嬢もの』のジャンルを気に入ったのでSNSで漫画を公開したところ、ブレイクして、アニメ化までされました。
異世界転生ものを描いている作家の大半は上山先生よりも年下でキャリアも浅いと思いますが、自分より若い漫画家や作家からも謙虚に学ぶことができる姿勢、そして未知のジャンルの面白さを理解しようとする感性、そして長年の漫画家生活で培った筆力があったからこそ、ヒットに繋がったのでしょう。よしりん先生ぴゃんは「鳥山明は少年誌でずっと子供騙しの漫画ばかり描いていたが、わしはおぼっちゃまくんがヒットした後にゴーマニズム宣言を当てて、そっちの方が面白くなったから青年誌に移った(意訳)」と言っていましたが、ブレーンに丸投げの言論絵解き漫画の方が楽だし評論家たちから褒められるからそっちに逃げた、という方が実情の気がします。
そこから目をそらし、自分をごまかし続けている限り、よしりん先生ぴゃんが再ブレイクすることは絶対にないでしょうね。
漫画家や作家が魅力的なストーリーを生み出せるかどうかは、突きつめると自分以外のものをどれだけ愛したか、愛しているかだと思うので、自己愛以外何も培ってこなかったよしりん先生ぴゃんには、もはや読者に愛されるキャラクターもストーリーも生み出すことはできないでしょう。》(元イボ読者さん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/501336962.html
《晩年の小林よしのりのフィクション漫画家としての衰えについて、他者の作品への愛情あるいは興味関心のなさが指摘されましたが、近年の動向を見ると次の3つを指摘することができるのではと思います。
①経済的な苦境
私見では小林よしのりの漫画家・言論人としての腐敗あるいは衰えにとって最も重要だったのが2018年頃のSAPIOの廃刊です。
大出版社の雑誌の連載作家という地位と共に安定した収入を失ったのでメンタルも不安定になり、信者ビジネスにまで手を出して金策に走らざるをえなくなったのかと。
小林の場合、よしりん企画というスタッフなしでは作品を作れず、彼らを雇い続けなくてはならない以上、作品のクオリティーやファンとの信頼を犠牲に道場での搾取体制を強めていったのでしょう。
②肉体的衰え
小林は以前から目を悪くしていたのですが、加えて長年の不摂生が70越えて押し寄せている様で歩くのも難しくなっている状況です。
これでは漫画含めて学ぶという事自体がもう難しいでしょうね。
愛子天皇論の表紙やDOJOのお布施グッズも新規書下ろしでなく過去の使い回しをしている惨状なので。
③漫画というコンテンツへのスタンス
鳥山明氏の死去に際しての才能へのリスペクトのなさから明らかになったように、小林にとって漫画創作はその始まりから「楽しいもの」「自己表現」でなく「自分の社会的承認欲求を満たす」ものであったので、自分の作品含めてコンテンツへの愛はあまり強くなかったのでしょう。》(ライジング購読者さん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/501336962.html
《セクシー田中さんの作者の様に作品に思い入れのある人は原作改変は許せないから怒るだろうけど、イボりんはともだちんこ封印と言われた時「だったら製作中止だ!」とならず、商売のために原作の改悪をすんなり受け入れたのよね。彼が漫画家としてヒットしなくなったのもこういう矜持のなさが原因かもね。》(本ブログにコロナ関連で時折投稿をされている㍌コイン氏のインドおぼっちゃまくんについてのつぶやき)
https://x.com/KDMCYcpefGyBUq7/status/1947562349260619925
皆さんのあまりに芯を食った論評に、小林よしのりはおそらく「驚きだよ。悲しいことだよ」と顔面蒼白になっていること間違いなしでしょう。
いじけるな小林。
今からでも遅くはないから心を入れ替えて、創作活動に励めよ。
俺は応援しているぜ!と白々しいことを薄ら笑いを浮かべて云ふ。
https://youtu.be/X69IeKfMq3c?si=3bHQutB4xRZo1uhC
この記事へのコメント
https://www.gosen-dojo.com/blog/57333/
>「つらい戦争を堪えて堪えて死んでいった祖父たち 勇敢な戦闘で戦果を上げた祖父たち つらすぎたがゆえに戦後日本軍をけなしたくなった祖父たち… 軍隊内の理不尽な縛りにうらみを持った祖父たち… 銃後で支えて戦時をくぐり抜けた祖母たち… 日本兵を慰めてくれた慰安婦たち… すべてに感謝して戦争を語ろう」
小林よしのりの『戦争論』で書かれているこのナレーションの問題点は、浪花節に基づいた認識を十五年戦争の正当化に利用しているということです。
誤った国策で日本を破局へ追いやった権力(政府・軍部・財閥)は批判されず、人々の命を奪ってこの国に多大な犠牲をもたらした戦争の悲惨さも無視され、「すべてに感謝」という情緒的な理解で総括されています。
小林の言う、「つらい戦争を堪えて堪えて死んでいった祖父たち」や、「つらすぎたがゆえに戦後日本軍をけなしたくなった祖父たち」や、「軍隊内の理不尽な縛りにうらみを持った祖父たち」は、軍部や戦争による被害者です。
「銃後で支えて戦時をくぐり抜けた祖母たち」には、戦争のせいで生活が困窮してしまった人たちもいるでしょう。また、この「祖母たち」には、戦争のせいで家族を失ってしまった人もいるのです。
さらに、「日本兵を慰めてくれた慰安婦たち」は、業者の嘘に騙されて軍が管理する慰安所で働くことになった人たちかもしれません。
ちなみに小林は大東亜戦争肯定論を唱えており、十五年戦争は日本が正しかったという歴史観に立っています。日本は正義の戦争を戦ったのだから許される、という理由で戦争の被害者たちの存在を過小評価するマジックワードが、小林が使う「すべてに感謝」という言葉です。
「すべてに感謝」という『戦争論』での小林のナレーションは、別の形で例えるとこうなります。
「野球部でいじめの被害にあった人もいたけど、母校が甲子園に出場できたから、すべてに感謝して野球部を語ろう」
甲子園に出場できた野球部を正当化するために、部内でのいじめに苦しんだ被害者の声を過小評価して、「すべてに感謝」という言葉でごまかしているのと同じです。
間違った戦争のせいで多くの被害者たちが生まれてしまったことに心を痛めず、浪花節的な「すべてに感謝」の言葉で戦争を正当化する小林は偽善者です。
小林の『戦争論』に描かれていた
「自分を一番自由にしてくれる束縛は何か?それを大事に思う心を育てよう」
というメッセージを初めて見た時は衝撃を受け、心から感慨を受けました。
しかし、今の私は少年時代のころとは思想的な立場が著しく変化しました。『戦争論』で描かれていたあの言葉は実は間違っていたのではないか、と思わざるを得ません。
小林の『戦争論』では公を含んだ個の重要性が唱えられ、公の論拠となるのは国であるとされています。しかし、日本人は故郷や歴史共同体としての国(country、nation)と、支配機構としての国(state)の区別が曖昧であるため、愛国心がそのまま国家主義や体制への追従につながりやすい傾向があります。
だから、「公=国」という小林の定義は、下手をすると国家主義の正当化や体制への盲従という戦前回帰の考え方につながる恐れがあります。
「自分を一番自由にしてくれる束縛」に国を選んでしまうことは、国家というものに自由を預ける行為とも言えます。権力に自由を譲り渡して束縛された状態で、「私は自由だ」と錯覚しているのは奴隷の自由でしかありません。
また、大日本帝国では現人神とされた天皇への個人崇拝が臣民に強要され、人々の自由や権利が制限されていました。「国を守る」と「国体(天皇制)を守る」が同一視され、一方で民衆を守ることを軽視していたのが戦時中の日本です。
人々の公共心の論拠が国であり天皇であった大日本帝国は、誤った国策によって最後は敗戦で滅びました。
今の小林一派のように「自分を一番自由にしてくれる束縛」に天皇を選んでしまうことは、昔の国家神道のような天皇・皇室への盲目的な個人崇拝をもたらす危険性があります。特定の権威に自由を譲り渡して束縛された状態で、「私は自由だ」と錯覚しているのはカルトの信者とそっくりです。
「自分を一番自由にしてくれる束縛は何か?それを大事に思う心を育てよう」
という小林の言葉は、特定の権力や権威に自らの自由を売り渡すことを正当化しかねない危険なメッセージです。
「自分を一番自由にしてくれる束縛」を求めるのではなく、今の自分自身が持っている「自由」を大切にし続けなければなりません。
残念なことに、「自分を一番自由にしてくれる束縛」を求めて、小林という権力・権威に自由を売り飛ばしたのがゴー宣信者です。今のゴー宣信者は、「自分を一番自由にしてくれる束縛」に小林を選んでしまったせいで精神的な奴隷となってしまいました。
https://www.gosen-dojo.com/blog/57137/
>「管理されたニセの自由に、飼い慣らされない人間が本物の表現者である。」
>(ゴーマニズム宣言special 『新・堕落論』 第13章「マイノリティ・リポートと共謀罪」より)
小林よしのりのこの発言に対しては、「お前が言うな」と反論したくなりますね。言論人としての小林の正体は、カルト宗教勢力に飼い慣らされて言論活動をしていた偽物の表現者です。
昔は宗教右翼に支援されて右派的な言説を唱え、今は生長の家に支援されて女系天皇支持を表明しているのが小林の言論活動です。新興宗教という支持母体のもとで、管理された偽の自由に飼い慣らされた人間とは他ならぬ小林のことでした。
「管理されたニセの自由に、飼い慣らされない人間が本物の表現者である。」
と小林が偉そうに言っても説得力がありません。小林の生き方はこの言葉とは正反対ですからね。
しかも、この言葉を引用している小林信者もまた、管理された偽の自由に飼い慣らされて喜んでいる精神の奴隷です。どうやら、ゴー宣DOJOの門弟たちは自分自身のことを客観視できていない人間が多いようです。
そういえば、小林は『戦争論』では
「自分を一番自由にしてくれる束縛は何か?それを大事に思う心を育てよう」
と言っていたことがありましたね。
小林信者たちにとって「自分を一番自由にしてくれる束縛」とは、小林よしのりやゴー宣のことだったのでしょう。そして、彼らはゴー宣DOJOや生長の家に取り込まれ、管理された偽の自由に飼い慣らされています。
https://www.gosen-dojo.com/blog/57095/
上記のブログで紹介された人たちの声を見て、気になったことがあります。大阪府60代男性、愛知県50代男性、兵庫県50代男性、福岡県50代女性、島根県60代男性、神奈川県50代男性……、と年配の人たちばかりで若い人がいません。
今のゴー宣DOJOは年配の人たちの集団であり、若い人たちが新規加入していません。1990年代から2000年代初頭と違って、小林よしのりの言論が若い人たちに届いていないことの証明でもあります。
若い人たちから相手にされていないゴー宣DOJOは、運動団体としての伸び代はもはやありません。
「歌謡曲」シリーズ2周年!
https://www.gosen-dojo.com/blog/57115/
カラオケショーで小林が歌った曲は、どれも中高年向けの懐メロばかりです。特に小林が昭和の歌謡曲ばかり選曲して歌っているのは、彼の年齢を感じてしまいます。小林がカラオケで歌った平成の曲でさえも、キンプリを除くと中年向けの懐メロ歌手の曲ばかりが目立ちます。
感性がすっかり老化して懐メロばかり歌っている小林のバンドごっこは、若者の心に響くはずがありません。「わしはまだ若いんだ」と無理やり思い込もうとして、自分の老化を直視しない小林が実に滑稽です。
もっとも今の小林が、若者向けのヒット曲をカラオケで歌っても似合うはずはありませんけどね。
小林よしのりは若者への影響力を失った過去の人であり、若者に相手にされないゴー宣DOJOは衰退期に入った運動集団でしかありません。
https://www.gosen-dojo.com/blog/56747/
>P297より
>「戦後あらゆる物語を相対化させて少女は売春 少年は殺人が流行の国になった 本当にこの国には物語は要らぬのか?」
「戦後民主主義や自虐史観のせいで日本から道徳や愛国心が失われ、この国の少年少女が荒れ果ててしまった」
というのが小林よしのりら右派が主張するプロパガンダでした。
では、右派の人たちが理想の国と崇めている大日本帝国は、少年犯罪が少なくて民度が高いユートピアのような社会だったのでしょうか。全く違います。
管賀江留郎が『戦前の少年犯罪』(築地書館、2007年)で、様々なデータを引用して明らかにしているように、戦前の日本は凶悪な少年犯罪が頻発していました。
戦後の日本で起きている数々の少年犯罪を、戦後民主主義の否定や戦前回帰の願望に結び付けて語っているのが右派の人たちです。右傾化してから小林が『戦争論』で描いた主張は、当時の右派陣営の言説の引き写しでした。
小林ら右派による戦後民主主義の全否定は、一歩間違えると、
「大日本帝国のような戦前の価値観に回帰すれば日本は何もかも良くなる」
という短絡的な発想になってしまう恐れがあります。
日本が大日本帝国に回帰しても少女の売春や少年犯罪がなくなるわけではありませんし、人々の民度が高くなるわけでもありません。大日本帝国は右派の人たちが考えているような民度が高いユートピアのような社会ではなかった、という事実を見れば明らかです。
また、日本人から道徳が失われたのが自虐史観のせいだとか、愛国心を持てば日本人は道徳的に向上するだとかの右派の主張も牽強付会な決めつけです。
極度な自民族中心主義史観は選民思想を生み出し、他民族や他国の蔑視につながります。愛国心をやたらと強調しているネトウヨや行動する保守は、どう見ても道徳的な人たちには見えません。
「本当にこの国には物語は要らぬのか?」という小林の問いに対し、私はこう答えます。
「嘘で塗り固められた自己正当化のための物語はこの国には要りません」
というのが私の答えです。
嘘だらけの歴史修正主義や自民族中心主義史観に溺れて自国を無理やり誇ることは、馬鹿らしくて虚しい愚行でしかありません。
https://www.gosen-dojo.com/blog/56702/
>敗戦記念日の前後のマスコミ、世論、政治家の言説も辟易する。
歴史認識が右に振れ過ぎて大東亜戦争肯定論を信奉している小林には面白くないのでしょうね。小林の『戦争論』のように、あの戦争や旧日本軍や大日本帝国を美化するのは間違っています。
>退院したら、いろんなことを仕掛けて、活動したい。
今の小林の体調では、いつ退院できるかはまだ不透明です。仮に退院できたとしても、身体のリハビリや療養を優先するべきです。無理をして動いたら、脳梗塞が再発する恐れもあります。
>自民党はさっさと総裁選をやって、高市早苗で極右化の本丸になってしまえ!参政党ごときに右派の頂点を譲っていいのか?
小林は、安倍路線の後継者である高市早苗を支持し、自民党は参政党に対抗してもっと右傾化しろと主張しているようです。2010年代のころは安倍政権を批判し、2025年参院選では「ネト極右」の台頭を警戒していた小林の言説と明らかに矛盾しています。
いや、小林の言説が矛盾だらけなのはいつものことです。安倍政権のころは石破茂を応援し、石破政権のころは高市早苗をヨイショするのは小林のいつも通りの逆張り言説というわけです。
>完全未熟の参政党が天下を取ったら、日本はもう再生不可能になる。
参政党が天下をとれるかどうかはまだ分かりません。完全未熟だから、ブームが一過性で終わる可能性もあります。その完全未熟な極右政党のトップは、小林の『戦争論』の影響を受けています。やはり小林はネトウヨの教祖であり、罪深い言論人ですね。
>いいかげん同情だけで石破茂を延命させるのを止めろ!
自民党にいる総理候補たちの中では、石破以外に他にふさわしい人がいるのかという問題があります。さらに、自民党で石破おろしをしている議員たち(特に旧安倍派)の中には、裏金議員とされる人も少なからずいます。消去法による支持で石破政権が延命できているのも、むべなるかなです。
>厳しい現実の中に飛び込んで、国を動かせ!
小林が言う「国を動かせ」とは、「門弟たちは、『愛子天皇論3』をまとめ買いして政治家たちに配れ」ということです。「自分の現場でプロになれ」「運動をやめて日常へ帰れ」とゴー宣で読者に訴えていたころの小林はもういません。驚きだよ。悲しいことだよ。
>https://x.com/dosengojo/status/1956094274082365590
門下生の多くは、小林ほどお花畑ではなかった。
しかしもちろん反論するわけにもいかないので、困惑しながらも賛同するか、この話題だけは賛否を言わず沈黙することを選んだ。
コロナでもキャンセルカルチャーでも、同じように戦略的沈黙に徹した者も少なくなかったのだろう。処世術としては正しい。
>https://x.com/dosengojo/status/1956094554152820772
そして神谷から対談のお返事が来ないことに苛立ったのか、サポーター達からの突き上げもあったのか、参政党否定へと再び変節。
元々の肯定理由が破綻していたから、それを改めた理由づけもやはり前記の通り滅裂だったが。
小林も門下生らも、自身の不明を恥じ入る形跡はほぼなく、ひたすら他責に終始。
>https://x.com/dosengojo/status/1956095320565407829
仮に、参政党にも良い所ある説を真に受けている門下生が一人でもいたのなら、今回の反転で誰かが異見を言ってもよかったはず。
「先生、現に若年層の支持を集めていますし、陰謀論も含め若さゆえであり、山尾さんや我々が教導すれば良くなるはずですよ。悪魔とでも手を組むんでしたよね」と。
>https://x.com/dosengojo/status/1956096024910684302
そんなコメントが1件もなかったのはなぜか。
上位者への批判はご法度という組織風土ゆえか。
元々、小林の突飛な提案にほぼ全員が困惑していたからか。
両方ともあるが、後者の要素がやや強いだろう。
最上位者のお言葉に拍手しながら、内心では誰もそれを信じていない。中国やロシア、北朝鮮みたい。
>https://x.com/dosengojo/status/1956096640030532034
もしも小林の夢想通り神谷と対談で意気投合し、DOJO挙げて参政党に入党していれば、大層刺激的な展開になっただろう。
元々DOJO内でも、基本的人権、西洋医療、AI等への感情的反発もあったし、陰謀論政党との親和性は高そう。
まともな議論もなく、忖度と雰囲気で支配するところも相性が良い。
>https://x.com/dosengojo/status/1956096865491210556
幸か不幸か、参政党へのすり寄りは寸前で回避された。
しかしその経緯全体として見ると、今のDOJOの病状が丁寧に陳列されていた。
皮相な宗旨替え。公論と私怨の混淆。討論よりも忖度。特異な自画像を他者にも投影。騙されただけと責任転嫁。
今までの事件で何度も観察されてきた雄姿だった。
>https://x.com/dosengojo/status/1956097814800556250
というわけで、今回の「参政の反対の賛成」事件は、DOJOにおける今までの悲哀を再演したものであり、今後も同じような笑いあり涙ありの筋書きなきドラマが繰り返されるだけだろう。
小林よしりん先生がご健在の限りは。
代表が脳梗塞で緊急入院されました。まずはお見舞い申し上げます。
今回負ったダメージで代表が再起不能になり、
それに合わせてDOJO自体も解散する可能性が強まりましたが、
運動としての晩年のゴー宣道場もといDOJOの経験から何を学べるか、
についてTwitter(X)で新たなウォッチャー、「傲慢マン」氏が
意義あるツイートをされています。
山尾氏が惨敗した参院選後の道場の参政党を巡る混乱について、
傲慢マン氏はこれを「参政の反対の賛成事件」として事件が
生じた原因としての道場の在り方についても論じています。
以下、長文の引用
>https://x.com/dosengojo/status/1956091989784707573
小林が参政党批判に再転向。
以前とのダブスタを気にする記憶力のあった門下生にとっては朗報。
これでもう「若い党は変わる希望がある」とおよそ政治批評では耳慣れない語彙をひねり出す苦しさから解放。
また、参政党への距離感で悩む門下生仲間を横目に、不自然な沈黙を続ける必要もなくなった。
>https://x.com/dosengojo/status/1956092441188295173
しかしこの急転回もまた、小林及びDOJOの迷走を象徴している。
8/11ブログを見るに、夫婦別姓・LGBT・ウクライナ支援で意見を違えると共に、陰謀論者だとも確信し失望したらしい。
小林は今まで参政党の何が希望だったのか。
参政党がいかなる集団かも知らず、共闘しうると勝手に片思いしていたのか。
>https://x.com/dosengojo/status/1956092756956471376
小林以外の全員は、前記を把握していた。だからこそ山尾は批判したし、その山尾演説に師範・門下生らは共鳴した。
小林は山尾のお話すら聞いていなかった。
変わったのは小林の認識だけで、参政党も山尾も何も変わっていない。
あと、疑念を自主規制して小林に付き従う門下生の生き様もお変わりない。
>https://x.com/dosengojo/status/1956093166471536718
自公立維は低迷。
伸びた国民党と参政党のうち、前者には私的な怨恨が。ゆえに消去法で後者に肩入れするのが、小林的な「公論」だったのだろう。
そのために、若年層やSNS、保守派など、不慣れな政治分析まで付け足して参政党を肯定した。
戦争論愛読者だったという神谷との対談を示唆してまで。
>https://x.com/dosengojo/status/1956093523050291616
しかし山尾ショックの甲斐なく、小林は政党組織への理解が乏しいままだった。
神谷の女性天皇容認を強調(ついでに側室発言は忘却)したが、神谷が竹田に反発したのは個人的見解ゆえだった。
政策論議としては争わず、個人の信条に踏み込まれたから抗弁しただけ。
そこを小林は取り違えた。
>https://x.com/dosengojo/status/1956093930208158200
カリスマある神谷党首さえ説得できれば、党員も自説を捨てて一夜にしてみんな男系派から寝返ってくれるかも、と小林は思い込んだ。
そのような思想なき権威主義的集団なんてゴー宣DOJOぐらいのものなのに。
陰謀論的思い込みも含め、様々な政策分野で思考を固めた人々を根こそぎ変えるのは不可能。
(長文ツイートのため、次コメントに分割)
食事ではなく点滴で栄養補給するなどかなり危険な状態だとか
不健康な生活を続けてた上に医療費用の財産貯蓄もさもしかった
更にスタッフやシンパに通院を進める人間が居なかった等、
複合的な不養生要素の反動がもろに来たんでしょう
・富裕層と高学歴エリートに対するルサンチマン
・鳥山明、手塚治虫、横山光輝などの才能がある漫画家に対するルサンチマン
・声だけがでかい一発屋の底辺漫画家
・才能ではあの中沢啓治にも及ばない
・実は権威主義者の田舎者
・今は陰謀論インフルエンサー
・道場は特濃しか残っていない無名集団
・来年の今頃には道場は跡形も残っていない
・後遺症として教祖に従ってネトウヨや反コロナになったことを【黒歴史】と認めることになり、アンチ化するかそれで苦しむことになる。
教祖の考えは、いま問題になっている広陵高校と同じだから化けの皮が剥がれているのに気づいてる人はどんどん離れていって、リベラルから嫌われて保守派も相手にしなくなったから残ったのは愛子(皇室)にすがるだけになってしまった。
お仲間の広陵を擁護したってもいいのに、それができないのはしばき隊の人に公論できないほどのヘタレで、自分自身が顰蹙を買われるのがのが怖くなったから。
そんなのだから、参政党も信用しなくなって相手にされないだけです。
参政党への批判も駄々をこねてるだけの糞餓鬼レベルで、今までのやらかしから孤立した反面教師としか見ていない。
権威にすがって宗教団体の動員がないと食べていけないようでは【自分は才能がありません】と言ってるようなものなのに、それでも従うのは【畜群】そのものだよ。教祖も信者も共依存を起こして自立できなくなったね。
信者も信者で、自分自身が何者か知らず教祖を自分化することでしか生き甲斐がないから。
化けの皮が剥がれて誰も相手にされなくなったらXでギャギャー喚いて、みんなから笑いものにされなければ注目されなくなるかもしれない。教祖のテクノロジー嫌いは注射嫌いと同じ『食わず嫌い』でしかない。そこしか居場所がないとわかったら絶対にやるよ。
堕ちるに堕ちたけど、自業自得だから同情しません。
https://www.gosen-dojo.com/blog/56619/
>人手不足なのに、日本人はさっぱり働かない。
「日本人はさっぱり働かない」のではなく、「日本人はどこの国よりも働き過ぎ」が現実です。ただし、日本は西欧の国々よりも労働時間が長いのに、一人当たりGDPでも平均所得でも負けています。
>外国人は勤勉だが、日本人は怠け者だから、外国人を追い出したら、経済は回らなくなる。
ブローカーに騙されて日本へ連れて来られて、薄給で長時間労働をさせられている外国人たちが少なからずいます。日本国内でこき使われている外国実習生の待遇の改善について、小林は考えたことがないのでしょう。
>わしは今頃、参院選の演説の動画を見て、勉強している。(中略)神谷党首によれば、
社会問題に関心がない小林は、ブレーンの時浦に助言されてようやく参政党の主張を勉強する気になったようです。
>それで希望として、愛子天皇を語る立候補者なんて、一人もいない。
大多数の国民が皇位継承論争に興味がないのに、政治家が愛子天皇を語っても有権者が関心を持つことはありません。
>わしは神谷党首との対談はしない。
小林は売名のために対談を望んでいたけど、参政党の神谷代表が相手にしてくれなかったいうのが現実でしょうね。神谷からすれば、落ち目の文化人の小林には利用価値などありません。
>予算委員会の質問を見て、しっかり陰謀論に嵌っていることも分かり、失望した。
小林は、参政党が陰謀論まみれだと今ごろ気付いたようです。遅いですね。参政党が陰謀論の影響を受けていることは、もっと早いうちから多くの人たちが気付いてましたよ。
>どうせ「愛子天皇の実現」など言えやしない。
神谷が「愛子天皇の実現」を本気で言ったら、参政党を支持した右派の有権者や組織票の宗教右翼が一気に見限ってしまいますよ。ポピュリズムを利用した政党のトップである神谷には、自分を支持している人たちや組織票を裏切れるわけがありません。
>ナショナリズムが空疎化したなら、ニヒリズムで対抗するしかない。
最近の小林は連戦連敗です。参院選で応援した山尾は落選し、対談を望んだ参政党の神谷には相手にされませんでした。あれほどゴー宣でニヒリズムは悪だと訴えていたくせに、負け癖がついてしまった小林の到達点はニヒリズムだったようです。
ニヒリズムを徹底するのならいっそのこと愛子天皇実現の運動ごっこもやめるべきですが、生長の家という組織票を手放したくない小林にはそれはできるわけがありません。小林はニヒリストとしても中途半端です。
参政党の神谷との対談を欲した小林の目論みは失敗に終わったようです。まさしく「またも負けたか小林連隊」ですね。
中居擁護どうなった?
もうやめた?
さて、大幹部が直々に漫画のコマを切り出して棒読み紙芝居動画に仕立てたが、そーいうことじゃないでしょうよw
メディアの違いを理解せよw
大須賀の動画を見たけど、別に男系派でいることが恥ずかしくなるような内容でも何でもなかったな。
小林なんざ売れない漫画を描き、素人並べて実現する見込みのない妄想を会議室で繰り返すだけのおじいちゃんやん。
岡山の会議室代は一体いくらだったっけ?
3000円✕50人としても小林の足代と飲み代くらい余裕で稼げるなw
いい加減馬鹿やってねえで真面目に働け(笑)(笑)(笑)
野球部内での暴力問題で出場を途中辞退した件がありましたが
昭和脳で逆張りネタならなんでも稼ぎにしようと目論むイボりんが
この一件に口を出しそうな予感を感じてて怖いです
「学生のスポーツにしごきは当たり前だ
わしの時代では高校部活動での監督から学生、
そして先輩から後輩への愛の鞭による洗礼は常識だった
広陵野球部の関係者はみな完全なる被害者だ」
こんな時代的アップデートをできてない発言をまたしそうな悪寒が
https://www.gosen-dojo.com/blog/56595/
>さやが「核兵器は安上がり」と言ったからだ。決して間違ってはいない。
小林よしのりやさやが言う「核兵器は安上がり」は間違っています。
日本の核武装表明に対して、中国が国連の旧敵国条項を持ち出して外交的・軍事的にけん制して来る可能性があります。また、日本の核武装を理由に、中国が本格的な形で経済制裁をしてきたら日本経済は致命的な打撃を受けるでしょう。
或いは、日本がアメリカと核共有をしても、核ミサイルのボタンを持つのは宗主国であるアメリカの側です。アメリカと核共有をしても日本は属国のままですし、それどころか自爆装置を持たされるようなものです。
>自民党から極右勢力がトリクルダウンして、多党化し、リベラルが瀕死状態だ。
参政党のような極右政党が躍進する一方で、杉田水脈のような自民党右派の人たちが大量に落選しました。これまで自民党右派を支援していた宗教右翼が、2025年参院選では極右政党への支援に切り替えた可能性があるでしょう。
>テレビ新聞などの大マスコミが反戦平和イデオロギーを全力で押し付け、
近代の日本が行ったあの間違った戦争について、メディアが特集を組むことは必要です。小林の『戦争論』シリーズのように歴史から教訓を学ばず、「日本の戦争は全て正しかった」と居直るのは愚か者の歴史観です。
>これに石破茂が自虐談話を出せば、いよいよ自民党が比較第一党の座も失い、不安定化する世界の潮流の中で、日本は大漂流を始めてしまう。
「大東亜戦争肯定論に基づく戦後80年談話を出さなかったら、自民党は支持を失い、日本は世界で漂流するぞ!」
というのが小林の主張です。不安をいたずらに煽っている上に、強硬な言説を唱えているだけです。小林は狼少年です。
>参政党が集団で靖国参拝するので、マスコミの大騒ぎが頂点に達し、死者の1人くらい出るかもしれない。
小林がブログで書いているギャグ演出は全く面白くなくて不謹慎であり、ただの露悪趣味でしかありません。
>戦争(という手段)の反対は対話(という手段)である。平和(という状態)の反対は混沌(という状態)だ。
19世紀から20世紀初頭の帝国主義の時代では、「戦争は外交の延長であり、悪ではない」という戦争観が世界的に主流でした。しかし、時代はさらに進みました。総力戦によって多大な犠牲が発生した上に、核兵器という人類滅亡をもたらしかねない武器が生まれました。
こういった経緯があるから、「戦争は悪」の認識のもとで、世界平和を実現するための様々な国際的な努力が行われてきました。「戦争は外交の延長であり、悪ではない」という小林の主張は、帝国主義の時代の戦争観からアップデートできていません。
また、「平和」とは戦争がない状態というのが一般人の認識ですが、小林が考える「平和」の意味は単なる秩序の維持のことです。小林理論に従うならば、恐怖政治で秩序が保たれている北朝鮮は「平和」が守られている立派な国ということになります。
小林がブログで書いている理屈は、何から何までおかしいとしか言いようがありません。