小林よしのりライジングVol.527「中居くんの人権はキャンセルされた」
アメリカではキャンセルカルチャーの反動が出てきた。 | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/52339/
《「女性の人権」だって、伊藤詩織さんは本物だと見抜いて、徹底擁護し、名誉棄損で訴えられ、5年にわたって裁判闘争は続いた。守るべき女性の人権はこれからも加勢して守る。だが、守るわけにはいかない女性だっている。。》
今日の昼前にされた更新された小林よしのりのこのブログ記事について、私の知人が怒りのLINEを送ってきました。

《人権と言うのは、人の行為によって変わるものじゃなくて全員が平等に与えられるべきもの。
前提をまず知らないのか、知ってて言っているのか。
渡邊渚と書いてないけど、このブログを読んだ人は誰だかわかる。
何の影響力もないどうしようもない奴だとしても、多くの人が目に触れる場所で信者を扇動している事は名誉毀損にあたると思う。
まず人権がない、人権を守る必要がないなどと言うのは言語道断。
傷ついた人をさらに傷つける行為、それでバズろうとする。どうしようもない。
命がけで立ち直ろうとしている人に、老人が何をやっているんだ。誹謗中傷で人が死ぬかもしれないとわかった上でやっている。やっぱりこういうことを言い出すから許しちゃいけないと思う。
たぬかなが人権あるないって言って仕事を失ったけど、ずっと好き勝手言ってても何ともないやつはいる。どうせ誰も見てないんだけどね。
中居のニュースを見て、本を読んで、最近の渡邊渚の動画を見て、応援したいと思っても、何ができるわけじゃないから。
でもこうやって傷つける、傷つけている人がたくさんいると思うと、本当に許せない。
傷つけて苦しむ人がなぜさらに勇気を持ち実名で戦わなきゃいけないんだ。
そしてそうしない女はみんなハニトラだって嘘つきだって。
人生の終わりに差し掛かって孫より若い女の子を叩いてしかも手下へ犬笛を吹く。
最近笑っていたがマジで頭にきている。》
まあ、この知人というのは誰あろう、私の妻であるのだが。
私はゴー宣ブログなんてネット上にある最底辺のゴミ以下のサイトであると思っているので、クールを気取って、「ほっとけば?」などと傍観者的立ち位置で鼻で笑ったわけでありますが、noteで配信された小林よしのりライジングの記事の内容がマジで完全にアウトで、noteを運営する会社はよくこんな記事を放置しておくよなと感心します。




《X子はものすごく自己顕示欲が強く、将来はタレントとして脚光を浴びたいと思っていました。そして、大学に入ると学祭のミスコンに出たり、芸能事務所に入ってタレント的な活動をしたりしていました。
それから数年、X子はいくつもの番組に出ましたが、いま一つパッとしませんでした。X子もそこそこ美人ではあるけれども、もっと華があって注目される女子アナなんか、Fテレビにも他のテレビ局にも、いくらでもいたのです。
X子は、強すぎる自己承認欲求と現実とのギャップにフラストレーションを抱えながら日々を過ごしていました。
そんな時にX子は局のプロデューサーAの紹介で、人気司会者・Nの自宅で行われたバーベキューに参加。二次会の寿司屋でNと連絡先を交換しました。
それから1か月ほどしてNからX子に、会いたいという連絡がありました。自宅で二人きりになるともNは言いました。「自宅で二人きりになる」と言えばこれはもう口説き文句です。それでOKしたら、大概の男は「やれる」と思い込んでしまいます。正直に言って、わしもそう思います。そしてやれてしまいました。
もちろんX子も大人の女ですから、行けば何が起こるかはわかります。しかし、上昇志向の塊でありながら現実にはくすぶっていたX子は、人気タレントとつながることは大チャンスと思い、OKしました。
ところがNは結婚願望もなく、女子アナに次々と手を出してはやり捨ててきたヤリチン男で、関係を持ってもただの遊び相手でしかなく、X子には何のメリットもありませんでした。
それに気づいたX子は、Nに「性被害」を受けたと言い出し、Nから高額のお金をせしめて「示談」にしました。
ヤリチンNはちょっとしくじったとは思ったものの、ここでモメたらX子はどこで何を言い出すかわからないし、男女二人きりの場で起こったことについて、世間が憶測で好き勝手言い始めたら大変なことになると思って、示談を選んで大金を払い、これで何の問題もなく芸能活動を続けられると思っていました。
X子はPTSD発症による病気療養として会社を休み、パリオリンピックの見物に出かけたりして楽しく過ごしました。
そしていざ復帰という時に考えました。このままFテレビにいても思ったほど人気が出ないし、先は見えている。それよりはフリーになって、Nのことをスキャンダルとして話題にすれば、もっと売れるんじゃないか…?
自ら売り込んだのか、出版社が目を付けたのかはわかりませんが、「フォトエッセイ本」を出すことになりました。
その本でX子は肝心の「性被害」については一切語らず、しかし匂わせるだけ匂わせた上で、私はPTSDに苦しみながらも、決してくじけることなく闘病を続け、こうしてグラビア撮影までできるようになった、そんな私の姿を見て、同じ病に苦しむ人が勇気を持ってくれたら嬉しい…というようなことを書きました。
本当にPTSDに苦しむ人にとっては、そんな本を出されたら「こんな短期間でここまで回復する人もいるんだから、あなたも頑張りなさい」などと言われて、かえって苦しい思いをしかねないのですが、X子はそんなことなんか考えてもいませんでした。
そうして本が出来上がり、発売日が確定すると、タイミングを見計らったように週刊誌にNのスキャンダル記事が載りました。
示談の際に「守秘義務」を課されていて、本来ならX子が週刊誌に情報を流すことはできないので、記事では「X子の友人が聞いた話」ということになっていました。しかし、X子に聞いた話をX子に無断で、しかもX子が世間に流したいと思っている情報だけを週刊誌にしゃべってくれるとは、なんと都合のいい「友人」でしょう。》
いやはや、被害者とされる女性のインスタのコメント欄に集まった罵詈雑言の誹謗中傷を煮しめたようなまとめ記事みたいな内容を、一応は著名な漫画家が実名でメルマガで記事にしていることに驚かされました。
70過ぎたじじいが、まだ若いこれから未来が広がっている女性に対して、このような酷い妄想を垂れ流し、シンパへ犬笛を吹くとか、ほとんど犯罪でしょう。
こんなものを言論の自由とやらとして放置しておくことは公共の福祉に反するのではないでしょうか?
この件については私は別に公言したい意見はなく、家庭内で色々と話して済ませていますが、そうではない人も多いでしょう。
そういう方々はSNSなどですでに意見を投稿しているでしょうが、愚行録ブログのコメント欄もその受け皿となりますので、どうぞさまざまなご意見をお待ちしております。
もちろん、小林の主張に賛同する意見でも構いません。
この記事へのコメント
自分は、中居くんの擁護の件に関しては、世間は中居が女性に悪質な行為したらしいという『事件の内容』を問題視しているのに対し、先生は示談→第三者が雑誌にチクる→中居くんが叩かれる→その結果、中居くんが引退するハメになるという『過程』を問題視した結果、発言をしてしまったと思います。
ただこれらは、弁護士(ソース出したいのですがコメント欄のurlの貼り付けた方がわからないのでそのままにしておきます)に、第三者が示談を言いふらしても法的処罰は難しいとsnsで突っ込まれてしまったので、これを切っ掛けにゴー宣を見て国会議員になった人やパコリーヌさんのコネで、「示談とは関係ない第三者が示談の存在をバラしていけない」という法律を作るしかありません(苦笑)。
また中居くんが所属してたジャニーズ擁護の件に関しては問題はありますが、自分の中では過去との整合性がある方だと思います(苦笑)。
何故なら先生は過去に能年玲奈(現:のん)独立騒動や吉本の闇営業など芸能人と事務所とのトラブルの件に関して(SMAPマネージャーの問題の件で、メンバーが謝罪放送で公開処刑といった一部を除く)事務所を擁護したり、事務所目線の言動が多かった感があり、日本で児童の権利意識が高まってた時はそれにケチをつけた癖に、家庭内や学校(教育施設)内の虐待または見方などの要素によっては該当しかねない件に関しては(自身が嫌悪した鬼畜ロリ事件も含まれているにも関わらず)2010年代までは自身の著書(共著も含む)やブログ等で目立つ糾弾をしておらず、きっかけの一つとなった文春の虐待疑惑報道時に先生は無視しており、間接的とはいえジャニー氏を助長させ、それらのブーメラン防止の為ならジャニーズに意地でも加担するわなと思いました。
また、新型コロナの言動に関しましては、「感染者に咳やクシャミや高熱が無くても、知らずに被害者が加害者になり、感染が広がり社会に迷惑をかける」
「一度症状は消えてもすぐに再発する」等といった常識以前の理論を経済の名の下にワザとかボケたのか無視しており、これが『小泉改革』や『原発』に対し経済に良くても公共に直接(間接)的被害を与える可能性から認めない!と言った人物の言葉か!?と同時に、転落フラグが沢山あったとはいえ、語るに堕ちたなぁと悲しく思いました。
最後ですが、ジャニー氏にしても中居くんにしても、問題が表層化した原因に多少の問題(前者は本人の死後に問題視、後者は示談に関わってない第三者のチクリ)があったとしても本人の悪行が公になった以上は、過去の功績を理由に少しは許せ!は難しいですし、先生自身ロリコンをゴー宣の前日譚であるおこっちゃまくんに公言し、その掲載誌との関係がこじる位嫌悪しているのに、前述したジャニー氏同様『学校とかの教育施設で子供に鬼畜行為する職員』のニュースを最近まで取り上げないのは、それらの温床になる価値である子供の人権を軽視する様な発言を撤回を嫌うのと、子供を育てたという『過去の功績』などが理由ではないかと邪推してしまいます。
本当に未熟で稚拙ながら、長文失礼しました。
性加害には反応するが、福島県に住む人達、私の兄やその子供達、放射能デマや誹謗中傷に苦しむ人達には声を上げてくれないのですか?
あなた達も含めた道場参加者は十数年前どんな事を言っていましたか?
処理水を汚染水と呼んで誹謗中傷していた人達を注意してくれましたか?許しとはなんでしょう…
本来であれば、自分の言葉で語るべきものを、メンタルを崩しやすい弱い立場の人を矢面に立たせる。これが「男のすること」なんですね。たいへん勉強になります。
また、「ほとんど犯罪」とは何でしょう?日本国憲法第31条「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。」と規定されています。罪刑法定主義の根拠です。これも人権を守るための一つの制度なんですが。何でしょう…人権についてもう一度学んでみては?
解説はしない、各々辞書で調べ給え、と言うものですが道場ではこのようなことも語らなかったのですね…
TV業界ではわりと一般的に囁かれている見解らしいです。
元TVマンのyoutubeの有料チャンネルの動画でも、今回の小林と似たような見解が語られていました。
もちろん真実はわかりませんが、今回に限っては、小林の行為が犯罪とまでは言えないと思います。
シャルリーエブドのテロ事件の時も〇〇される覚悟で『言論の自由とやら』をやればいい
とも言ってたように思います
有料部分でないと読めないので確認できません。すみません