面白くないと言われれば即退場だ
小林よしのり氏は現在週刊SPA!誌上で「愛子天皇論」なる珍妙なるマンガを半ばやっつけ仕事で連載していることは熱心なウォッチャーならば何となく知っていることであります。(しかしウォッチャーの大半はこの連載を読んでいないし、読む必要がないと判断している)
だが悲しいかな、世間一般にはこの連載マンガはまったく話題になっておらず、小林を知るマンガ読みでも小林は既にマンガ家としては引退していると認識されている始末であり、30代前半以下の年齢層で小林よしのりというマンガ家はその存在すら認知されていない有り様です。
なので、小林がスタッフに命じて、悠仁親王をヒョーロクダマに描いている事実を知る者も少なく、それに相対して敬宮内親王の肖像を御本人の許可なくプリクラばりに盛って描くという極めて礼を欠いたやらかしをやらかしていることは一部の信者しか知らないことです。
似顔をプリクラ並みに盛るということはつまり、本人そっくりそのまま描いたら絵にならないと言っているようなものであり、それは明らかにアカンことなのではないかと愚考する次第です。

さてはて、そんなことを愚考する私のもとに一つのコメントが届きました。
《SPAの最新話でもインド版おぼっちゃまくんの宣伝を大々的に始めましたが、まあデマが酷いですね。
>原案と脚本を日本で、アニメ制作をインドで行うという国際合作体制も前代未聞!
https://www.gosen-dojo.com/blog/49191/
えーっと、インド版忍者ハットリくんを知らないんでしょうか?
もう20年も前にインドで大ヒットして日本で放送されてない話をインドで制作していたりしていたんですけど?
おぼっちゃまくんがインドに進出できるのもハットリくんが大ヒットしたからという先例があるからなんですが、そういった偉大な先例に感謝もせず、おぼっちゃまくんが日本とインドの架橋になるなどというのは思い上がりや無知も甚だしいですね。》(匿名希望さん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/504487315.html
このコメントを受け、週刊SPA!を確認して、私は絶句しました。
小林さんのゴー宣は確かに今回は1本丸々使って、インドのアニメ化の話であり、その内容が虚偽まみれであることも確かに驚かされますが、一番驚くのは、皇室について一切言及していないにも拘らず「愛子天皇論」として、宣伝マンガを描いていることです。

こんなあからさまな皇室利用を私は今まで一度も見たことがありません。
私は自分の目を疑い、何度か読み直しましたが、インドアニメ化計画以外に何の内容もなく、どうしてこれを「愛子天皇論」として世に出せるのか、小林がおかしいのは仕方がないとして、編集部はノーチェックでこれを掲載したのならば大問題でしょう。
編集がまったく機能していない証左です。
コメントにある通り、シンエイ動画が藤子不二雄Ⓐ
のハットリくんをインド制作で再アニメ化したのは周知の事実であり、シンエイ動画サイドが小林にそのことを説明した上で、その二番煎じとして「おぼっちゃまくん」も同じようにインドに外注する旨を伝えている筈なのに、それを無いことにする小林よしのり。
小林は「おぼっちゃまくん」がインドで視聴率一位だとやたらと繰り返していますが、それもその時々に言い回しを変えており、今回のSPA!連載の中では「子供の視聴率ダントツ1位」だと言ってます。
子供だけの視聴率って、どうやって統計取るの?
仮にインドで鬼滅より視聴されているアニメなのに、どうして鬼滅がインドでヒットしているというネットニュースしかあがってこないの?
インド国内のイベントで鬼滅やワンピやNARUTOのコスプレは報道されるのに、何故に視聴率一位の茶魔関連のコスプレ画像はどこを探しても出てこないのか謎です。
https://search.app/saTjnXHLsXii9Msw8

今後、愚行録ブログやnoteの記事でも検証してゆくつもりですが、小林がマンガに描いてきた自身の過去エピソードのほとんどが話半分どころか、ほぼほぼ虚言であったのだろうと思われます。
何しろ、氏のエピソードには証拠もなければ他者からの証言もなく、氏が一方的にマンガにしているだけであり、氏のエピソードについて当事者が否定や批判をするや、小林はすぐに縁を切り、相手に証言の場を与えなかったことを見れば、それは明らかです。
やたら愛人がたくさんいるだの、女にモテるだのと描いていたことについては、愛読者であった当時から話半分どころか、虚しい虚栄心だなぁと半ば呆れつつスルーしていましたが、小林は自分の吐く嘘でどれだけ人を惑わせられるかということを続けているオオカミ少年でしかありません。
それこそ「直系継承」というのも小林は本心ではどうでも良いとしか思っておらず、自分の嘘をどれだけの人間が真に受けるか、どれだけ騙せるかにしか実際には興味がないのです。



この記事へのコメント
そもそも、若い女性は根暗で病弱な漫画オタクよりスポーツマンを好むというのが一般的ですから。
小林よしのりのカラオケ宣伝動画みたいなの見たんですが、あれで女性人気は無理がありすぎますよ。そもそも女性読者はいるのか、ともだちんこを笑ってくれるうら若き乙女はいるのか?ドン引きでしょう(笑)
女性関係の武勇伝は陰キャオタクにありがちな「妄想」「設定」でしょう。ただし、小林よしのりは並のオタクが秘密のノートに留めておく設定を公開するあたりが常人離れしてますね(笑)
小林よしのりのカラオケは完全に演歌ですね。良いか悪いかはともかくせめて50代でないとついていけないでしょう。
完全におじいちゃんの独りよがり20代30代あたりにはなんの歌かも理解不能でしょう。今日び歌謡曲とか言わないし。
小林氏は、愛子天皇論では時事問題も取り上げて描くことにする という趣旨のことを、DOJOブログに書いていました。その理屈は、理解できない決めつけ話でした。
インドで自身の作品がアニメ制作され、放送?配信?放映?されることが、日本の安定的な皇位継承の実現に対して、どのように寄与するのかについての、小理屈のこね具合を鑑賞しましょう。
>アチラでは野球じゃなくてホッケーに改変されてたハズですがw
巨人の星に関しては現地風にリメイクされたとSPAでも言及がありましたが、問題なのはおぼっちゃまくんが日本と同じ作風で作ってくれとインド側から依頼があったのが前代未聞とゴー宣にも時浦のブログにも書いてあったことです。
>しかも、インド向けに作られる新作なのに、
>インドの側から、インドを一切意識せず、
>極めて日本的な文化・歳時記を多用した
>従来の作風のままで作ってほしいという
>注文されているのも、前代未聞!
https://www.gosen-dojo.com/blog/49191/
えーっと、ですから忍者ハットリくんもとっくの昔に日本と同じ作風でインドで新作アニメが作られてるんですけど?
なぜ忍者ハットリくんという前例に言及が全くないのでしょうか?
巨人の星のインド版を知っている小林がインド版忍者ハットリくんの事を知らない訳はないのに、おぼっちゃまくんがインドで日本の作風そのままで新作アニメが作られるのが前代未聞などというのがデマと言ってるんですよ。
本当に自分が一番じゃないと気が済まないという安いプライドが透けて見えますね。
あったねー、ちなみにホッケーではなくクリケット
一応SPAの最新回でも触れてはいたかな
実在の人物が写実的でなければいけないか否か。これも読み手の問題だと私は思いますが。現実とフィクションの区別がつけられない。実際に目の前で見て判断しなければわからない、ということなのでしょうか?そうであれば、道場に行くのも頷けるというものですが。
また、編集部のチェックというのもなかなかに痛い言い分かと。情報の取捨選択は社会に出れば当たり前。デマやウソに騙されるのも受け手の責任も場合によっては問われるべきでしょう。
公安の調査対象団体に参加するのも若気の至りとは社会においては通用しないと思いますが。
そうですね、安倍氏が統一協会の関連団体よりお金を受けとったとのデマや、統一教会は政治に影響を与えるような力はない、との真逆のことを発信する人物がジャーナリストでしたか。
社会を知ると『被爆瓦礫』などというデマ発信をしてしまうのでしょうか?それともあれは『若気の至りだった』とでも言うのでしょうか?
検証もやめた方が良いと私は思いますが。私の証言についても件の人物のサイトに堂々と書いてあった事実を確認できなかったでしょう。
自分自身に都合の良い情報のみをピックアップするのならば、それは特ににコロナ論における小林よしのりと同様でしょう。私の考えるジヤーナリズムとは事実をありのまま伝えられることですが。
道場発足時でもトンデモな情報を発信していたわけですが、元参加者がそこを客観的に検証できるとは私はとても出来るとは思えませんが。
「愛子天皇論」というタイトルで、丸ごと一編自分の作品の宣伝…しかも、その中身はソースが不明瞭で多分に嘘や誇張がある内容だと、素人目にも分かるものですが、編集部はもはやスルーで掲載してるんですね。
小林氏は何かにつけ編集部の校閲に文句を言い、あるいは雑誌の内容には校閲が入るから適当なことは書けない!と過去に言っていましたが、何ですかこれは。
調べてみたら、今年の4~6月期のSPA!発行部数は前年同期比-5.8%で、5万8千部。
4年ほど前まで10万部を死守しておりましたが、その後凋落が著しいです。
もはやどうあがいても部数が減少していて、編集部もやる気がなくなっているのかもしれません。
それにしても彼の漫画は絵が余りにも下手糞になりましたね。ゴー宣や夫婦の絆の下手糞ぶりにもびっくりですが、福岡LIVEで頒布予定のおぼっちゃまくんサイン本は絵がゆがみ過ぎていて、完全に過去の人だなと思いました。
アチラでは野球じゃなくてホッケーに改変されてたハズですがw
「コロナ論」が思ったほど売れずあせってきたからでしょうか、その後たびたびこういうことがあります。ウクライナなのに安倍襲撃を扱ったり。それならもういっそ○○論はやめればいいのに、そうやって引き付けないと読者がつかないとでも思ってるのでしょうか。いや、もう誰もどうやっても読みゃあしねえよ。(笑)
しかし、こういうずれたことをスタッフが誰も注意できないのでしょうか。何のための秘書なんでしょうかねえ。封建時代のお殿様でも、好き勝手やったら「殿、ご乱心」と言って押し込めになって強制退場させられるのですが。まあ、出版社はもう内容はどうでもよくて、ただただ原稿をもらえればいいと思っているのかもしれません。色々言うとウルサイからって。(笑)