おぼっちゃくんとか調べてみたけどおもろくはない
このゴールデンウィーク期間中、私が愚行録ブログも更新せずにひねもすのたりと過ごしている間に、イボナメクジ研究所YouTubeチャンネルの動画が確変に入り、たくさんのマンガファン、アニメファン、ゲームファンの方々の目に触れたようで、多くのコメントが集まっています。
そのコメントをまとめた反応集を作ろうと作業を始めたのですが、小林よしのりを知らない人たちの意見のあまりの的確さに驚いています。
今現在の小林の漫画の売れ行きを見て分かる通り、世間一般からは無名の漫画家であるという評価は仕方がないことであり、小林自身はそれを真摯に受け入れるしかないでしょう。
しかし愛読者、殊にシンパ(信者)の立場からしたら、それを認めてしまうのは何とも悔しいという気持ちもわからないではありません。
《この行為を叩くのいい。ただし「コイツ誰?」ってのは自分が恥ずかしいだけだぞ。無知を自慢してるだけになるからな。
ただのマイナー漫画家じゃないから言ってんの。
漫画を使って政治や日本人の思想にモノ申して良くも悪くも物議を醸してきた人。
漫画家であり文化人なのこの人。色々と先駆者だしな。
それを知らんで返すやつはお前が無知で馬鹿としか一般的には思われない。最低限ググれ。》(One FRFさん)
https://youtu.be/FzvTd2TGCnc?si=QIKwbLHtDU1lyXQo
果たして小林よしのりを知らないことは無知に当たるのでしょうか?
その判断、その線引きは小林よしのりのマンガを長らく読んできた、いわば知っている立場の私が判断するのは難しいです。
私は子供の頃にコロコロコミックで「おぼっちゃまくん」を読んだことがありましたが、単行本を買うほどの熱心な読者ではなく、作者名は知りませんでした。
それこそ藤子不二雄先生やゆでたまご先生、そして鳥山明先生の名前は作品名と一致してソラで答えることが出来ましたが、そうではないマンガ家はたくさんいましたし、小林よしのりは名前も顔も知りはしませんでした。
果たしてそれは無知に当たるのでしょうか?
まして、おぼっちゃまくんの作者が当時の子供たちに「よしりん」の愛称で親しまれていたなんてまったく知りませんでした。
いやはや無知ですみません。
ともあれ、今現在、世間一般の方々が小林よしのりというマイナーなマンガ家を知らないことが無知に当たるのか、それについては今回寄せられてたコメントに答えがあるような気がします。
以下に幾つか列記しておきますので、後はそれぞれで判断して下さい。
《すまん。小林よしのりって誰? 鳥山明先生も手塚治虫先生もすげ一漫画家として知ってるが...
誰やねん、小林よしのりって...
あれか、売れっ子アイドルに嫉妬心剥き出しにしてる地下アイドルみたいなもんなんかな....》
《小林の作品を何一つ知らないし、世界的に見ても誰? が大半だと思うけど、その状態でも鳥山先生より上とは自惚れが過ぎて妄想の中でしか生きられない人なのだろう。》
《誰だよ、小林よしのりって。》
《「ウンコチンチン」ネタ漫画でしか笑いを取ることができなかった作家(笑)》
《本人が昔ゴ一宣で老いて忘れられると描いてます。老いたなと思います。》
《鳥山明が出てくる前のジャンプで連載してた人でしょ。》
《小林よしのり?
ガチで初めて聞いた。
おぼっちゃくんとか調べてみたけどおもろくはない。
下ネタだけの小学生でも普通に描ける内容。絵も別に上手く描けてるってわけでもないし、鳥山明先生の方が普通に凄いけどな。》
《名前も聞いたことないから調べたらおぼちゃまくんの奴か。で、結局はただのルサンチマンだろ?》
《あーAKBの追っかけじじいか。傲慢というより恥知らず。》
《おぼっちゃまくんの人なんかい。》
《こち亀のチャーリー小林のモデル。》
《こんなことしないともう注目集められないんだなぁ。哀れだ。》
とりあえず小林よしのりと愉快な公論戦士たちは食わず嫌いせずに、イボナメクジ研究所のゆっくり解説に集まったコメントをしっかり読むべきだと思います。
大手調査会社に勤めていた妻が言っていたのですが、有名企業は自社が世間からどのような評価をされているのか、特にどのような批判があるのかを知りたくて調査依頼をするといいます。
その情報はノドから手が出るほど欲しいものであり、だから調査会社に高い報酬を支払い、わざわざ悪評を集めるのです。
それを知ることで改善策を見出すことが出来、更なる発展に繋がるのですから、安い出費です。
その重要な情報をタダで手に入れることが出来るのですから、小林よしのりや総合Pもん子は私に感謝して欲しいぐらいですよ。
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.1 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.2 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.3 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.4 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.5 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.6 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.7 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.8 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.9 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.10 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.11 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.12 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.13 - 脱イボナメクジ宣言
鳥山明氏の訃報を茶化す小林よしのりPart.14 - 脱イボナメクジ宣言
私は既に小林よしのりに何の関心もないし、もはやこれ以上の拡がりはないから告発など無意味だと諦めていました。
2022年末頃には愚行録ブログもフェイドアウトさせ、葉月蓮さんのことも含め公の場で言及するのをやめるつもりだったのが、あの例の訴訟を起こされたことにより愚行録その他を継続せざるを得なくなったわけです。
しかし、その結果として今のYouTubeチャンネルの万バズというのですから皮肉な話です。
とりあえず、あとちょっとだけ反応集は続くんじゃ。
この記事へのコメント
コロナ論の時と同じような感じで
「警察官なんてドラゴンボールくらいしか読んでないんですよ!自分の漫画言って知らないって言われるの嫌じゃないですか!」
こういうところの例えでも出されるくらい、ドラゴンボールというのは全世代、全国民的に知られているわけです。また、久米田さんは「さよなら絶望先生」など、ちょっとシュールというか、あまり大衆的には受けないだろうな、というところでやってるから、まあ比較してもしょうがないんですけど、こういう自虐を言いつつ「俺は俺だ」くらいの気概は持ってそうです。
だから売れてる、売れてないは本当はどうでもいいんだけど、どの漫画だってドラゴンボールに比べれば売れてないんだから。ただ、小林の場合はその圧倒的に売れているドラゴンボール、鳥山明に対して「自分のほうが上だ」みたいなねじくれた嫉妬を露わにするところがみっともないし醜いのです。
認めるところは認めて、ただ自分はこういう方法論でやってる、売り上げうんぬんではない、とでも言えばいいのに、売り上げでも視聴率でも認知度でもなんでも自分が上だみたいに言うのが本当に情けない。