鳥山明の最大の功績とは何か?

知れば納得、男系デマ撃退! ライジング499配信! | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/46105/

《ゴーマニズム宣言は「鳥山明の最大の功績とは何か?」

先週に続いて、3月1日に68歳でなくなった漫画家・鳥山明氏を追悼し、その論評を掲載。》


前回の記事タイトルは「鳥山明の戦闘漫画に敬意を表する」でしたが、その内容は「敬意」とは程遠いものでしたので、今回も釣りタイトルであり、その功績を称えているものではないのでしょう。

しかし今週の小林よしのりライジングは小林名義の記事の冒頭部分を無料公開させないように別の記事を巻頭に置き、姑息にも鳥山マンガ論評もどきを後ろに下げてしまった腰抜けよしりん。

どうやらYouTubeで取り上げられて世間一般の目に晒され審判を下されることに相当恐れをなしているようですが、しかし機関紙を聖典としている信者だけでも騙し続けたいのでしょう。


《「今の日本が世界に勝てるのはサブカルだけ」と言いながら、その代名詞とも言えるドラゴンボールや鳥山先生に嫉妬して「戦闘漫画にしたら必ず人気が上がる。人間が描かれず、ただ強くなる。わけのわからない技の応酬をするだけ」などと引き摺り下ろそうとしてる時点で論外。

鷲ヲさん対策で鳥山明論の後編はMAG2NEWSで配信されないように後ろの方に回す。みっともないのも恥ずかしい奴なのもアンタだよ。》(シチューせんべつさん)

https://washiblogact3.seesaa.net/article/502859208.html


ライジングの泉美さん、ジャーナリストのふぇい、愛子天皇論 | ゴー宣DOJOhttps://www.gosen-dojo.com/blog/46088/

《今日配信の『小林よしのりライジング』、泉美木蘭さんの原稿「古代の『斎王』と伊勢神宮の『祭主』のこと」がやたら面白くて感心した。巻頭に載せてくれ。》


小林が何を書いたのかはわざわざ記事を読まなくても、信者の絶賛コメントを読めば大体察しがつきます。

相も変わらず鳥山作品を腐し、それに比べて自分の創作活動は偉大だと比較しているようでもはや乾いた笑いも洩れません。

世間一般の目の届かないところで超一流のプロフェッショナルなエンターテナーへの陰口を叩くとは実に哀れな晩年を迎えましたね。

以下に、小林よしのりライジングのコメント欄に投稿された意見を紹介しましょう。

前回紹介した私のYouTubeチャンネルへのコメントと読み比べてみれば、ゴー宣道場というタコツボと世間一般とが、その認識においていかに乖離しているかがよく分かるでしょう。

IMG_3861.jpeg

《「描きたいものを描けなかった」果たして漫画家として満足していたのだろうか?と思いました。
確かに「ドラゴンボール」はサイヤ人編以降は誰の目から見ても完全パターン化して自分の周りでも「本当は終わりにしたいんだろうな」と言っていたのを思い出します。
「描きたいものでは無いが読者が求めるもの描けば売れる」けど「描きたいものを描いても恐らくヒットしない」

鳥山先生はわかっていたのかも知れませんね。
ただ「描きたいものではなかった」のに世界的大ヒットを飛ばしたのは本当に凄い事だし才能だったと思います。》

IMG_3862.jpeg

《鳥山明の功績を称える文ではない・・・その「漫画家」の悲劇、その結末に慟哭しておられる。そして、「ゴー宣はバトル漫画か」を廻って迷走する私達読者に切々と語られていると感じています。》

IMG_3863.jpeg

《鳥山明に関してレジェンドが一人歩きしてましたが確かに言われるとそんな感じの漫画家と思いました。
一般人は、人気のある漫画しか読んでないので、(鳥山明ではドラゴンボール、藤子不二雄ではドラえもん)その作品の比較しかできてなかったですね。》

IMG_3864.jpeg

《鳥山明がドラゴンボールを辞めたがっていたのは噂として知っていましたがDr.スランプまで余り描く気がなかったのは驚きでした。
どうも鳥山明は読者という権力者に相当左右される漫画家だったのかなと思います。
よしりん先生とは違うタイプの漫画家だと感じます。》

IMG_3865.jpeg

《ごめんなさい、実はドラゴンボールは、全くと言っていいくらい興味がなく。Dr.スランプは、絵?線?にスゲー!と思いましたが、面白いか?といえば、確かに面白い……とはまったく思っていなかった。》

IMG_3866.jpeg

《同じ時代を共に走り、共に売れた漫画家だからこそ言える評論かと思います。なお、鳥山明先生は売れた漫画家、小林先生は令和6年の現在も売れている漫画家という違いも、評論から垣間見れて面白かったです。》


どうやら小林は鳥山先生が本来描きたかった作品をついぞ描くことが出来ず、ただ売れ線のバトルマンガを描かされ消費されてしまったという記事を書いたようです。

これは少年ジャンプの方針への批判としてよくあるものであり何の真新しさもない凡庸かつ頓珍漢なイチャモンです。

「読者が求めるものを描いて売れる」ことの困難さや凄さはそれだけでも素晴らしい才能でありますが、果たして鳥山先生は単に「読者が求めるもの」だけを描いて、自分が描きたくもないものを描いていたのでしょうか?

作家がイヤイヤ描いていることに読者である子供たちが気づかないものなのでしょうか?

それはあまりに子供たちを馬鹿にし過ぎなのではないでしょうか?

マンガが好きな子供たちは意外と冷静で、売れ線を狙いに来ているマンガには厳しい批評を下します。

大体さ、Dr.スランプなんて鳥山趣味がふんだんに散りばめられており、作品に取り上げられたことによりもともとはさして興味もなかった怪獣やマシンに目覚めた子供たちが数多くいました。

ドラゴンボール後期のシリアス展開のフリーザ編でも、当時戦隊モノにハマっていた鳥山先生が作品内で戦隊ギャグとしてギニュー特戦隊を登場させたのは有名な話であり、あの殺伐としたストーリー展開の中であんなギャグキャラを登場させたら、普通ならば物語が破綻する筈なのに、最高にアガるバトル展開を魅せる技量に唸らされたものです。

もう辞めたいと思いつつも、やるからには面白いものを描く。そこに自分の好きも込める。まさにプロフェッショナルの矜持を見る思いで、子供たちは目を輝かせて夢中で読み、毎週月曜日を心待ちにしていたのです。(札幌では火曜だったっけな?)


ゴー宣道場初代設営隊長である白髪老婆が図らずも「鳥山明の功績を称える文ではない」とゲロっちゃっているのには笑わせてもらいました。

やっぱり功績を称えている内容ではなかったのね。

しかし、鳥山明先生のマンガ家人生について「悲劇」と捉えるのは故人に対して失礼にも程があります。

鳥山先生はドラゴンボール以後も少年ジャンプで幾つかの作品を描いていますし、そのほとんどがいわゆるバトルマンガではありませんでしたが?

なんでしたら、ネコマジンという作品で自身のバトルマンガをパロディ化する余裕もありましたが?

それが悲劇ですか、恐れ入ります。

鳥山明先生についても、その他の少年マンガについても何も知らないし、読みもしていない馬鹿がネットにあるネタ記事を元に適当なことをでっち上げた駄文を読んで、なにか分かった気になるゴー宣信者たち。これほど愚かな連中は他ではなかなかお目にかかれません。

なにしろ「鳥山明先生は売れた漫画家、小林先生は令和6年の現在も売れている漫画家」という恐るべき認識をした連中なのですから、言わずもがなであり、オシテシルベシです。

このあたりのことも含めて、今後もYouTubeにゆっくり解説として残してゆきたいと思います。

ゴー宣界隈のことをネタにしても大した再生数は見込めませんが、彼らのデジタルタトゥーとして。

この記事へのコメント

シチューせんべつ
2024年04月04日 07:58
今日が「ゴー宣道場」締め切りだぞ!
https://www.gosen-dojo.com/blog/9713/
最近気付いたのだが、「ゴー宣道場」に興味を持つ人や参加者は30代、20代、40代の順だから若い人たちが多い。(中略)普通、作家の読者はどんどん年齢層が上がっていくものだが、わしの読者は常に20代、30代が多くなる。今また、新たに『ゴーマニズム宣言』に関心を持つ若者が出現して来ているのかもしれない。そういう人たちに向けて、今、300ページを超える『ゴー宣Special』を描き下ろしている。彼らにも『ゴーマニズム宣言』の同時代感覚を味わってもらいたい。

博打みたいな漫画の描き方
https://www.gosen-dojo.com/blog/9747/
描き下ろしで単行本を出すということは、原稿料は入って来ない。先行投資でスタッフに給料を払い続けるのである。長引けば長引くほど、投資額が嵩んできて、発売されても売れなければ赤字が出る。

時事問題も私的エッセイも、公的活動の表現である
https://www.gosen-dojo.com/blog/46044/
単行本では『愛子天皇論』のタイトルでも、時事問題、思想問題も収録する。そうしなければ、常に生起する時事問題を無視しなければならないし、『愛子天皇論』を描いている最中の時代性が希薄になってしまう。(中略)茅根ゴー師範から聞いた話だが、西部邁は時事問題こそが思想の実践だと言っていたらしい。専門知よりも総合知の方が大事だと言っていたから、西部氏はかなりわしに近かったのかもしれない。『ゴー宣』は「総合知」として機能せねばならない。したがって『愛子天皇論』の中に、時事問題も収録していいのだ。”

老化は結局、劣化だ。連載と描きおろし本の両立が出来ていた過去を無かった事にして、水増しを正当化するロジックとして保守思想を持ち出す。

「プライドを守るために過去をキャンセルし、単行本を早く出して要は食いつなぐために愛子天皇論を水で薄めて何が保守か。アンタのしてるのは単なる保身だよ!つーか西部氏はかなりわしに近かったのかもって逆ゥ!アンタの保守思想が西部氏の受け売りで、西部氏とは仲違いする直前まで『本日の雑談』っていう時事問題から思想を語る共著を何冊も出してただろうがボケ爺!」などと信者連中がツッコミを入れることは無い。

何故なら小林おじいちゃんに少しでも逆らえば最後、おじいちゃんの命を受けた側近連中にクソミソに貶され、枯れ専さんのように恥も外聞も捨てて全裸土下座するか、界隈から去るかの二択を迫られるからだ。居場所を失いたくない保身第一の信者連中の答えは沈黙。もしくは真実から目を逸らしての小林マンセー。嗚呼、素晴らしきゴー宣道場。世界に誇る日本のサブカル・ドラゴンボールを生み出した鳥山先生を資本主義の豚よばわりして尊師を讃えるライジングのコメント欄は、まさに地上の楽園と呼ぶに相応しい。
ライジング購読者:代表の鏡としての鳥山明
2024年04月04日 03:49
代表の鳥山明への激しい敵意と嫉妬心は、才能だけでなく漫画家としての
ありようを反映したものなのかもしれませんね。

片や 読者の楽しさを優先させて、画力・想像力豊かな才能の
持ち主で最後までヒットし続けた鳥山氏

片や 自分の感情・都合のままに放言し、画力・想像力共に
90年代でほぼ止まって漫画家として忘れられた小林氏

自分の選んだ道でそこそこヒットしたんだから、
それに満足し誇ればいいのに、自ら去った業界に
砂を蹴り掛ける姿は流石に格好悪いと誰もが思うでしょう
(dojoのズブズブの面々を除く)