鳥山明の戦闘漫画に敬意を表する
イボナメクジの愛称でお馴染みの小林よしりん先生はネットの生配信では散々その本音を吐き散らかして、鳥山明先生への嫉妬を剥き出しに悪口を垂れ流していたクセに、その事実を掴んだ一部の有志がYouTubeなどで指摘したら、慌てて火消しをするような記事を小林よしのりライジングにUPしたようで、情けない腰抜け野郎丸出し玉無しで笑いました。
表現者の本質を鋭く見つめる!ライジング498配信! | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/45955/
《小林よしのりライジング Vol.498配信です!
今週号のタイトルは「鳥山明の戦闘漫画に敬意を表する」》
https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar2191688
《第527回「鳥山明の戦闘漫画に敬意を表する」
急逝した鳥山明に「国民栄誉賞」をという声が上がっている。 国民栄誉賞なんて時の政権があげたい人にあげる賞でしかなく、基準もほとんどないに等しいから、あげたきゃ勝手にやればいいと思う。》
《鳥山明が全世界で大人気となり、「レジェンド」となったのは『ドラゴンボール』があったからこそであり、『Dr.スランプ』だけでは、ここまで世界に広がることはなかったのは間違いない。『Dr.スランプ』は、とにかく平和な漫画だった。それに対して『ドラゴンボール』は徹底的な戦闘漫画である。戦闘に次ぐ戦闘で、戦闘のエスカレーションを起こしていく、ジャンプ特有の漫画だった。
初期の『ドラゴンボール』は、『Dr.スランプ』のカラーも残した冒険ファンタジー漫画で、戦闘の要素はそれほど前面に押し出されてはいなかった。
ところがそれで人気が伸び悩んだため、路線を変更して徹底した戦闘漫画にしたら、たちまち人気が大爆発して、ついには世界的な「レジェンド」にまでなったのだ。
戦闘漫画にしたら、必ず人気が上がる。世界中の人々が、戦闘が大好きなのである。》
小林よしのりは鳥山作品についてまったく理解出来ないどころか、ほとんど読んでもいないことはもはや説明するまでもないでしょう。
当然のことながら、今回の記事もほとんどがブレーン時浦兼がまとめたものであるわけですが、時浦はオタクを自称していながらオタク知識に乏しく、今回の鳥山評を見て明らかなようにネットのまとめ記事をツギハギしたような内容であり、往年のジャンプ読者からしてみたら噴飯モノのエセ批評です。
まず「戦闘漫画にしたら必ず人気が上がる」とはとてもプロの漫画家の発言とは思えませんね。
これまで少年ジャンプでは新人どころか既にヒットを飛ばしていた作家ですら人気の取れないバトルマンガを描いたら容赦なく打ち切られています。
往年のジャンプ読みである我々はその死屍累々を目撃してきた時代の証人です。
小林は「鳥山明はDr.スランプが本質であり、本来はそれをやり続けたかったが、ジャンプ側(マシリト)がそれを許さなかった」と知ったかぶりますが、ジャンプ側は人気作品であるDr.スランプを続けさせたかったが、鳥山明先生がもう辞めたいと言い、その代わりにと当時ジャッキーチェンにハマっていた鳥山先生がドラゴンボールの連載を始めたのはちょっとしたジャンプ少年ならば誰でも知っていることです。
また鳥山先生の本質をDr.スランプだというのも随分ナメた認識であり、それは「松本大洋の本質は鉄コン筋クリートだ」と言うのと同じぐらいにマヌケな話です。
いやいや、鳥山明も松本大洋もそれだけにとどまらない広い世界観を有しているんだわ。だからお二人とも大ヒットした有名作以外でもさまざまなマンガを描いているのだよ。まぁ、ゴー宣しかない小林には理解出来ないかもしれませんが。
それにしても小林よしりんはネットの配信動画では鳥山明先生を散々おちょくり、「鳥山明よりわしの方が表現者として有能」「鳥山は金儲けに走ったが、わしは金儲けよりも新たな表現の地平を目指し続けた」的な妄言を吐き散らかしていたというのに、そのことをYouTubeのゆっくり解説やショート動画でイジられた途端にビビり散らかして「鳥山明に敬意を表する」とか、クソみっともないにもほどがありますね。
しかし、鳥山明先生やジャンプ作品を愚弄した件について、かつてのジャンプ少年である私が許すわけがありません。
でありますので、これからショート動画やゆっくり解説で、そのことを追及してゆく所存です。
先日UPしたショート動画もそこそこ好調なようで、バズるというほどではないのですが再生数が一万を越えました。

今後も小林の鳥山明先生への侮辱発言についてゆっくり解説やショート動画にあげてゆきますので、要チェック!
たとえ再生数が少なくても後世の為に製作します。
小林のデジタルタトゥーを私が刻む。
この記事へのコメント
無料で読めるところには、そんなことは書いてなかったけど…
まさか…お金、払ってます?
私は奴を1円でも儲けさせたくないのでお金を払ってるとしたら信じられません
戦闘漫画に潜む無意識と「鳥山明の戦争論」
https://www.mag2.com/p/news/595786/3
わしは、戦闘漫画は嫌いだが格闘漫画は好きだ。ボクシングとかプロレスとか空手とか、リアルな格闘技の要素を入れた漫画は、どんな練習をして、どんな技術を修得して強くなっていくのかといった理屈がわかる。だが、なぜ強くなるのか全くわからないけれど、戦闘がエスカレーションして、果てしなく強くなっていくというジャンプ漫画の抽象的な戦いは、わしがジャンプにいた当時から理解できなかった。
わしがジャンプで『東大一直線』を描いていた頃、同時に『リングにかけろ』という漫画があって(先日のゴー宣DOJOでは『聖闘士星矢(セイントセイヤ)』と言ったが、『東大』と同時期にやっていたのは『リングにかけろ』だそうだ。同じ作者で似たようなものだから区別がつかないのだ)、わけのわからない技の名前を叫んだら、見開きの画面の背景が突然宇宙になって、敵が遠くに吹っ飛んでいくというのを見て、いったいこれは何が行われているのか、なぜこれが強いのかといったことがさっぱりわからなくて、とてもじゃないが、わしにはこんなもの描けるわけがないと思ったものである。
しかし、それも読者の望みなんだからしょうがない。『リングにかけろ』も最初は普通のボクシング漫画だったが人気が低迷し、わけのわからない技の応酬を始めたら人気が爆発したという経緯がある。”
リングにかけろは読んだことが無いんですが、小林おじいちゃん(時浦)の解釈が物凄く浅いズレたものだということは分かるぜ。
小林おじいちゃんや時浦は敬意という言葉の意味を知らないんですかね。戦闘漫画にしたら必ず人気が上がるって。まるで誰(わし)でも鳥山明になれると言わんばかり。もうこの時点で不敬かつタイトル詐欺罪なんですが、そのあと更に「ドラゴンボールは鳥山明版・戦争論。鳥山を褒めてわしを褒めない大衆は頭おかしい」と続き、最後は「おぼっちゃまくんがドラゴンクエストのアニメを打ち切りに追い込んだ。わしすごい」で締めるという。こんな嫉妬にまみれた醜悪な追悼文を読めるのは小林よしのりライジングだけ!
小林よしのり氏が読み解く『ドラゴンボール』の秘密。
戦闘漫画に潜む無意識と「鳥山明の戦争論」
https://www.mag2.com/p/news/595786
それにしても不思議な話なのだが、『戦争論』を描いて危険で好戦的な漫画家というレッテルを貼られているわしは、戦闘漫画が苦手なのだ。その一方で、人類の無意識に潜む戦闘意欲を刺激する漫画を描いた鳥山明は「好戦的な漫画家」と言われることなど一切なく、全然非難されない。それどころか、「勇気を与えてくれた」と称賛までされるのである。 これって、おかしくないだろうか?
わしが描いたのは、戦争のリアルである。具体的な本質である。一方で鳥山明が描いたのは、抽象的だが、これも戦争の本質である。ただただ戦争が好き、戦闘が好き、人を憎むのが好き、敵を倒したい、という願望が人間にはある。これが脳内でどんどん増幅していって、暴発していくというのは、プーチンだけに起こることではない。そんな意欲は、万人の中にあるのだ。
だからわしは意識的・具体的に、戦争というものは人類が生存し、国家が存在する限り、なくならないと描いた。そして鳥山明は、わしと同じことを無意識的・抽象的に描いたのである。戦いは決して終わらない。必ず戦争はある。人はそこから逃れられないのだと無意識のうちに鳥山は描いたのであり、それが本質なのだ。それだったらわしと同じと言えるのではないか。
ところが、自覚的にそれを描いたわしは散々非難されるが、無自覚に描いた鳥山は絶賛される。そこに何の矛盾も感じずにいられるのだから、大衆ってすごいものだと思うしかない。誰もがただひたすら無意識に任せていて、何も考えていないのだ。”
まず「人気が伸び悩んだため、路線を変更して徹底した戦闘漫画にした」のなら無自覚じゃないし、史実という原作付きの戦争論を非難してる人とフィクションの娯楽漫画であるドラゴンボールを絶賛してる人は同じじゃないし、そもそも沖縄の平和ガイド(左翼)の女性はドラゴンボールのアニメを好戦的だと非難していたって自分で書いてただろうがボケ爺ってのは置いといて、ドラゴンボールって基本的に防衛戦争というか正当防衛ですよね。
悟空にそういった意識は薄いにせよ構造的には世界征服を企む悪と正義の戦いで、正義は必ず勝ち、敗れた悪の一部は改心・転生して正義の味方となり(元を正せば悟空自身が地球を侵略しに来た悪の宇宙人である)死者や壊れた街はほぼ全て元通りになる。ある意味で鬼滅の刃より慈しい鬼退治。
戦闘民族サイヤ人の父と、学問を重視する地球人の子育てママの間に生まれた悟飯は、本能(猿)と理性(人間)のハーフとも言える…かどうかは分かりませんが、戦いを嫌いながらも悪の非道に怒り「地球の平和を守る」という少年の双肩には重すぎる使命を背負って強大な悪に立ち向かう。
週刊少年ジャンプという読者の人気をかけて争う天下一漫画会でコテンパンにされて逃げ出した小林おじいちゃんと入れ替わるようにして現れた鳥山先生は悟空よりも悟飯に近く、誰よりも強い力を持ちながら戦いを好まず(というかギャグの方がお好き?)しかし地球の皆の期待を背負って最期まで戦い抜いてくれた。
鳥山先生が「好戦的な漫画家」と言われることなどないのも、ドラゴンボールが「勇気を与えてくれた」と称賛されるのも全くおかしなことじゃない。逆に
“国民栄誉賞なんて、手塚治虫ですらもらっていない。(中略)そんな「反戦漫画家」だったともいえる手塚に国民栄誉賞を与えず、「好戦漫画家」だった鳥山に与えようというのなら、もう日本は、嘘でも建前でも「平和国家」だなんて言ってはいけない。速やかに憲法9条を改正して、軍隊を作らなければならない。”
などと言い出す人間は頭がおかしい。
>自民党と統一教会がズブズブだと知りながら銃撃事件が起こるまで問題化しなかった小林おじいちゃんは反日カルトの政治侵略を受け入れてたんですかね?というツッコミは置いといて、これもう100回くらい言ってる気がしますけどジャニー喜多川が少年愛なのはいいんですよ。内心は自由です。ただ指導的な立場・権力を使って児童に淫行するのは児童福祉法や青少年育成条例に引っ掛かる「してはいけないこと」でジャニー喜多川もそれを分かっていたからこそ報道した文春を名誉毀損で訴えたわけで。
>高裁はセクハラを事実認定し「文春の報道は公益を図る目的で掲載された」と判決文に記した。しかしマスコミ各社はその事実を報じなかった。だから熱心なジャニオタでもない私は今回の騒動になるまで裁判があったことすら知らなかったんですよね。キムタクの迎え舌がどうのと弄られているのを見たことはありましたけど、ネタとして処理して本気にはしていなかった。それが今回初めて実態(少年のベッドに潜り込んでのコーインやら膨大な数の被害者)を知ってドン引きした。私と同じような人は結構いるんじゃないかなと思うんですけどね。
>「誰もが問題化しなかった」というのは文春の報道や高裁の判決をキャンセルし、国民の総意を勝手に代弁している完全なるペテンです。まあ問題化しなかった云々はBBCも同じことを言ってたりするんですが。
>被害を受けた人と受けなかった人が居て、被害を受けたけど飲み込んだ人と飲み込めなかった人が居る。それはコロナワクチンも同じで、打っても何ともなかった人が居れば痛ましいことに過剰な副反応が出て亡くなった人も居る。後者の数にすれば少ない声をピックアップして、反ワクをデマとする政府やマスコミは「大衆を洗脳してSATSUGAIしている」と批判していたのがゴー宣道場だったと思いますが、ジャニーズ問題では被害を飲み込めなかった人の声や高裁の判決は報じられず「タレントの皆さんがお世話になっているエピソードを楽しげにお話しになっている様子」などジャニー喜多川を称賛する声のみが全国に報じられていたわけです。
>さてBBCのインタビューで「ジャニー喜多川の行為を問題視していない」と答えた人々は、少年への淫行は日本の伝統文化という常識があったからそう答えたのでしょうか。それともマスコミが作った空気に支配されていただけなのでしょうか。そして文春の報道に公益性を認めた高裁、ひいては児童福祉法や青少年育成条例は「多神教を駆逐した一神教の人権意識」であり日本の文化を破壊しようとしている恐ろしく愚劣なキャンセルすべき悪(法)なのでしょうか。あと小林おじいちゃんは独演会で何故「ジャニー喜多川は地獄に居ると思う」と言ったんでしょうか。答えてみてよ、ざぁーこ。
これに対する見解を本日小林氏がブログにアップしました。
>「昔は少年愛があったからと言って、
今は許される事ではない、という最も馬鹿な感想」
ttps://www.gosen-dojo.com/blog/46002/
シチューせんべえ氏は「内心」は自由でも「現実に」権力や指導的立場を
使って児童に淫行することが児童福祉法や青少年育成条例に反する行為と
明言しています。ライジングやカレー氏のサイトで代表を批判した元門下生
たちもそうでしょう。
この代表の記事を見て頂ければ明らかですが、「権力や指導的立場を使って児童に淫行すること」(ジャニー喜多川がやっていたこと)が問題だという指摘に対し、小林氏は「少年愛が許されない」のが問題だと述べています。
意図的に批判の主張を無視しているor曲解しているんですよね。
井上達夫氏に問題の理解を批判されて反論できずに遁走したので、
自分の主張が無理筋だというのは理解しているけれど、論破されたと
認めたくないので相手の主張を改竄する……悲しいですね。
自分が児童福祉法や青少年育成法の存在意義をを無視していながら、
「法治主義」でジャニーの行為を肯定するのはいくら何でも
無理筋でしょう。
鷲ヲさんが指摘されていたように、
代表はもはや「現実に堪えられない」ところまで
老衰してしまっているのかもしれません。