「鳥山明死去:ロマン優光連載282」を読んで

ついさっきロマン優光さんの記事を読んで、「共感しかねぇな」とか思って、自分が小学生の頃から高校生の頃にアホほど読んだ鳥山作品について酒を飲みながら語り明かしたい気分になっています。


https://bunkaonline.jp/archives/4554


「ご本人はもう辞めたかったという後期ドラゴンボールが少年マンガとしてクッソ面白ぇのヤバくねぇか?」的な話とか、「その人気絶頂のドラゴンボールと同時期に、創刊されたばかりのVジャンプにキャッシュマンやアックマンという高水準の短編を描いていたのは鬼だよな」とか話したくなるわけですよ。

私は泥酔する度に「ドラゴンボールの闘いに参加せよ! スカウター、カード搭載!」と誰も覚えていない懐かしCMの惹句を連呼しては周囲にキョトン顔をされてしまう程度には鳥山チルドレンなわけで、そんな私が怒りに任せてゆっくり解説の脚本を一気呵成に書き上げた次第です。


https://youtu.be/JD6ByLEYmOA?si=PyTzj2qgM12xsxaN

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妻と私は同学年でありながら、鳥山体験が微妙にズレていて、妻はドラゴンボールに関しては魔訶不思議大冒険のあたりで離脱(レッドリボン軍前後?)したよくいる凡百の意識高い系サブカル糞野郎であり、「クロノトリガーは名作!」とかホザいているタイプであり、私はアニオリ否定派でありながら「この俺の運命、カカロットの運命、そして貴様の運命を!」というバーダックのセリフを普段使いしている程度にはZ戦士予備軍でありながら、クロノトリガーには何の思い入れもないというすれ違い。

そんなすれ違い夫婦の共同作業としてのゆっくり解説で、アップされた動画を観て一番驚いたのは私です。

ラストの付け足しとか知らんし。

「何をしんみり終わっとんねん! そんなん鳥山イズムの対極やんけ」と思ったのは私だけではないだろう。

妻は少しばかり情緒的過ぎるので、画像選びなども含めてそこが鼻についた方には申し訳なく思います。逆に少しばかりシニカルが過ぎる私の脚本に不快感を覚える人もいるかもしれませんが、それに関しては知ったことか!

俺はこういう人間だ。

ビッグダディリスペクト。

そんなもんリスペクトすな! というセルフツッコミ。


鳥山明先生についてはいくら語っても語り尽くせぬ想いがありますが、当方ブログはイボナメクジ愚行録であり、イボナメクジこと小林よしのりという元マンガ家について検証することしか許されないブログでありますので、まったく興味が失っているイボについても一応言及しておきましょう。


明日の「ゴー宣DOJO」の意義について | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/45719/

《明日の「ゴー宣DOJO」「チェブリンに保守思想を分かるまで教える」は、『ゴー宣』「愛子天皇論」の単行本化のとき、描き下ろし特別版として収録するつもりだ。》

《トッキーは録音しておいて、ただちにシナリオ化してくれ。その後、わしはコンテにする。》


この小林ブログですが、これは私がアメブロで指摘し、その後何度かブログにて推測したことの答え合わせになっており、思わずガッツポーズを取ってしまいました。

小林は時折とても素直になってしまうのです。

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ライジングの小林名義の記事が時浦のゴーストであることは今や周知の事実でありますが、ゴー宣の内容を考えて纏めシナリオを書いているのも時浦であるということを私が過去に何度指摘しても小林シンパは信じてはくれませんでした。

しかし今回小林はアナモチイズムを発揮して、ど天然で「原作時浦兼・作画よしりん企画」であるという実態を自らゲロってしまいました。

よしりん企画はいつからゴルゴ13的なスタジオシステムになったのでしょうか?

おそらくはかなり前からブレーン役がシナリオを纏め、そのセリフをコマに割り振る作業を小林が担っていたのでしょう。

前の秘書カナモリ以前と以後でマンガの内容の精度が変わったのもそれならば説明がつきます。

カナモリが退職した途端に、男がブラジャーをする云々というどうでも良い内容をゴー宣で取り上げたりして読者を呆れさせましたものね。

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今後はゴー宣を出す時は原作時浦兼としっかり明記するようお願いします。

シンパはどこの馬の骨とも分からない時浦兼作品を必死に追いかけていたことに驚懼せよ!

この記事へのコメント

なお
2024年03月17日 17:18
小林は自分より才能のある者に対して嫉妬ややっかみという感情しか持ちません。そもそも人をリスペクトするという感情がごっそり抜けているのです。たまに褒めるのは自分に共感した人だけ。自分を持ち上げて気持ちよくしてくれたら、一言くらい言葉をかけてやろうってなもんです。
鳥山明に何か言ってますが、大体、小林には最初から画力がないんだから、その時点で勝負ありです。ギャグについてもお前が偉そうに語るな!っていうくらいセンスのかけらもないくそみたいなダジャレを連発しておいてよう言うわ。
画力がないから読む気にもなれないんだからギャグがどうこうの以前の問題ですけどね。
鳥山が「ギャグからバトルに逃げた」などとほざいてるのには呆れてモノも言えません。自分は「ギャグから政治漫画に逃げた」くせに。しかも、向こうはバトル漫画でも空前の大ヒットを飛ばし、自分は落ちていくだけ。
やっかみと注目を浴びたいので鳥山の名前を出して、悪口を言っても世間は完全にスルー。小林よしのりなど、世間のどこにも居場所はない。
あとは人間性の問題もありますね。鳥山はあれほどの大作家なのにちっとも偉そうにせず、若い漫画家にもよく接してあげたとか。「僕はそんなたいしたものではありません」と仰ってたとか。
「ゴーマニズム宣言」などと銘打って、色んなものに斬り込むうちに自分が神であるかのごとく勘違いしてしまったどっかのバカとは大違いです。
ライジング購読者:3月の道場における代表の鳥山論
2024年03月16日 23:54
3月の道場でもまた鳥山明氏の名前を出して「鳥山明はギャグで人気がでなkったから安易に人気の出るバトル漫画へ逃げた」というような侮辱的批評をしていますね。

ttps://www.youtube.com/watch?v=xZ0oMp5Pe0E&t=3916s (15分あたりから)

代表の批評を聞いていて、少年漫画という文化へのリスペクトもないし、
これでは90年代にネタ切れを起こすのもやむを得ないなと感じました。

代表はバトルものを単純な話・ダサい話だと理解しているようですが、
全く逆ですよ。まず作画、戦いの中での流血・服の汚れ・心理などを
勇ましさ・悲壮感・クールさなどを勘案しながら書いていくだけでも
大変な技術がいる。「卑怯者の島」などでご自身も「戦い」を描いたのに、
それが全く考えつきもしないのは残念でしかない。

そして、ドラゴンボールは単純なバトルものではありません。
世界観の自然な拡大も大きな魅力です。中華風バトルファンタジー(天下一武道会編)→スペースオペラ(サイヤ人・フリーザ編)→科学SF(人造人間・セル編)→親子による未来のための戦い(魔神ブウ編)という背景ジャンルを変えながらも伏線(主人公の出自・過去の敵との因縁)を生かして
納得のいく形で壮大に世界が拡張していくのです。

バトルものがヒットするのは「人間が戦争が好きだから」というのも
ありますが、「どんな世界で」「どんなやり方で」「何のために」という
設定・世界観にも大きく人気は左右されます。昨年映画化されたSANDLANDは「老人と戦車」から着想された作品でしたが、バトル描写よりも「水の失われた世界の謎」「種族の異なる人間と悪魔の冒険の旅」という世界観が世界各国の人から支持された作品です。

大統領がTwitterで訃報を送ったフランス人の反応だけでも、ドラゴンボールの魅力が単なる戦いの描写だけにあった訳ではないのが判るでしょう。

ttps://www.youtube.com/watch?v=k5rsUjLCm3I

代表は90年代からもはや漫画そのものを楽しめなくなっているようなので
仕方ないですが、少年漫画含めて現役の漫画家たちは老いも若きも考えながら新たな作品に挑戦し続けて、彼らによってクールジャパン作品は支えられ続けているのを忘れて欲しくないです。

シチューせんべつ
2024年03月16日 10:01
更新ありがとうございます。
鷲ヲさんとロマン優光さんの鳥山先生語り、愛が溢れてて良いですね。小林よしのりという元マンガ家について検証することしか許されないブログと仰られてますが、私としては単なる漫画感想ブログになったとしても一向にかまわんと言いたくなるくらい。

鷲ヲさんとしては元マンガ家のシンパとの裁判が終わらない限り辞めたくても辞められない事情もあるのでしょうが、やりたくてやっていない批判で致命傷を負わされている元マンガ家はメチャクチャ面白いですし、私も便乗して汚い花火を打ち上げることが出来るので、鷲ヲさんを辞めさせなかった元マンガ家の馬鹿シンパにそこだけは感謝できなくもないかも知れないです。いや、やっぱできねぇな。

しかしシナリオ書いてるのが時浦とゲロるとは間抜けここに極まれりですね。昔のゴー宣に「小林にはオフレコなんかないんだよ」って朝日新聞の編集長だかの言葉を載せてたと思いますし、スタッフとの日常もドキュメンタリーかのように描いてたりしてましたが、それはあくまで作品・物語であって、読者に見せる情報はしっかり峻別してたんですよね。それがブログで情報発信するようになってからはガバガバの垂れ流しに。もうブログも時浦に書いて貰えよ。というか時浦がゴーストってことは時浦の小林マンセーは自画自賛でもあったのか…。

本物の知性と愛国心を問う!『日本人論』発売まであと6日!!
https://www.gosen-dojo.com/blog/45708/
本書は、失われつつある日本文化本来の特色を明らかにする本です!日本が日本であることを守る本です!といっても、これはネトウヨや自称保守が喜ぶような「日本スゴイ論」ではありません!ネトウヨや自称保守の粗雑なオツムでは、この本を理解するのは不可能!「ジャニーズ擁護のどこが『日本人論』なんだよ?」とかいう、薄っぺらいにもほどがあるようなことしか言わないことは、もう目に見えてます。

薄っぺら脳のネトウヨ・自称保守には、ジャニーズや松本人志に対して行われたことが欧米由来の「キャンセル・カルチャー」であり、これを放置していけばどこまでも広がっていき、必ず最後には天皇制をキャンセルしようとし始めるということなど、絶対に理解できません。”

ジャニー喜多川や松本人志の問題には性加害(人権侵害)を訴える被害者が居るのですが、天皇制の被害者とは天皇御自身に他ならず、例にならって天皇が被害者として文春の取材に答えるなり国を訴えるようなことがあれば天皇制は終わるでしょうが、そんなことはまず有り得ません。という私が以前書いたコメントを愚行録の一番の愛読者である小林おじいちゃんや時浦は読んでると思うのですが、絶対に意地でも理解しないのでしょうね。

皇室研究者であり愛子天皇論では共闘している高森が「天皇制を守る」という錦の御旗を掲げてジャニー喜多川擁護を正当化する小林おじいちゃんに対して何も言わずに距離を置いている、それが既に答えであると思いますが、誰か道場で高森に直接聞いてみてくれないかな。日本人論についてどう思いますかって。

あ、高森は道場に来なくなったから聞けないか。じゃあその代わりと言うわけではないですけど、道場の参加者は誰でもいいから「ジャニー喜多川の性加害はカトリック教会の性加害と同じもの」という小林おじいちゃんが全く反論できずに遁走した井上達夫の主張を、小林おじいちゃんに改めてぶつけてみてくれないかな。確実にNGリストに入るだろうし、ブログで中傷されて犬笛も吹かれるかも知れないけれど、それでも「王様は裸だ」と叫ぶことが正しいと思えるのならば…小林おじいちゃんを真に敬愛するのならば。

「王様は裸だ」には覚悟が要る
https://www.gosen-dojo.com/blog/26002/
政治家・医者・マスコミ・言論人・芸能人から大衆まで、ほとんど全国民が「コロナ恐怖」と「自粛待望」「強権発動支持」に傾いても、わしはますます言い続けねばならない。この同調圧力に「わし個人としては」屈するわけにはいかない。「王様は裸だ」と言い続ける覚悟をしたときに、読者をすべて失ってもいいという覚悟はとうにしている。