よっしーさんの論考が素晴らしかった。

ゴー宣ジャーナリストの記事が相変わらずヤフコメ以下の駄文、もつ焼き屋の酔客の戯言以下であるのはサスガです。

これぞ小林よしのりシンパ。ゴー宣信者クオリティといったところでしょうか。


日本の堕胎の歴史 | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/45546/

《DOJOサポーター関東支部のよっしーです。》

《何かしらの理由があって堕胎をする人を罪に問う気持ちが湧かないのです。かといって、安易に堕胎することも良しとは思っていません。私のこの感情はどこから来るのか?自分の感情の謎解きも踏まえて、日本の堕胎の歴史を調べてみました。》

《日本の堕胎罪は、キリスト教の宗教的価値観から堕胎を禁止する欧米を「まねて」作られていたのです。》

《日本の映画やドラマには、堕胎のシーンが描かれているものがあります。》

《私が堕胎に対して罪に問う気持ちになれないのは、欧米のようなキリスト教的価値観に基づいた宗教的な理由での堕胎への罪感覚がなく、昔から日本で行われていた悲しい堕胎の歴史感覚が今も自分の中に無意識に残っているからかもしれない・・・と今回調べてみて思ったのでした。》


馬鹿がネット情報を漁ったところで何の知識も得られないということを身をもって証明してくれている古参門下生よっしーさんってステキやん。

ステキな恥知らずやん。


堕胎を選択した人は漏れなく「何かしら理由がある」ものでしょうし、その人たちを何でゴー宣ジャーナリストごときのお前さんが罪に問う問わないなどと判断出来ると思い上がっていやがるのですか?

「安易な堕胎は良しとしない」って、何をもって安易であるとするのか説明が欲しいところですね。

で、「私のこの感情」とやらは「普通の日本人ならば当たり前に備わっているバランス感覚」という日本凄いオチ。

日本の歴史が無意識に備わるとかありえねーから。

「悲しい堕胎の歴史感覚が今も自分の中に無意識に残っているからかも」って、それ何? DNAに組み込まれてる的なやつでしょうか?

日本人の血がそうさせる的な?


このマヌケな感想文をベタ褒めする小林よしりんのブログがまた最高!

よいしょでいこう!

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よっしーさんの論考が素晴らしかった。 | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/45572/

《「ゴー宣ジャーナリスト」の「よっしー」さんの文章は圧倒的に素晴らしかった。よくこのタブーに切り込んで、個人的に一定の判断を出したものだと思う。》

《よっしーさんは、シンポジウムの最中、前列でおしゃべりしてたので、わしが厳しく叱ったことがある。それでヘタレたり、恨んだりするような小物ではない。「公」と「私」の区別がつく人間だ。》


よっしーさんといえば、かつて門弟であったリボンの騎士さんと葉月蓮さんの3人でグループLINEをやっており、小林お気にの三羽ガラスであったわけですが、ヘタレたのはリボンの騎士さんで、恨んだのが葉月蓮さんであると思い込んで、お二方への当てつけですか?

どうやらリボンの騎士さんと葉月蓮さんが道場から去ったことを未だに未練に思っているようですね。

驚きだよ。悲しいことだよ。

しかしシンポジウムの最中におしゃべりをする奴は公私の区別のつかない馬鹿なのでは?

あと、「安易な堕胎は良しとしないが、何かしら切羽詰まった理由から堕胎するなら責められない」なんてな意見など凡庸すぎてアクビが出るのが世間一般の感覚でしょう。

一体どこがタブーに切り込んでいるんだい?

そりゃ小林よしのりは欧米のようなキリスト教的価値観に基づいて堕胎を嫌悪しているから、そのように評価するのもさもありなんでしょうが、もっと広い世界に目を向けた方がいいですよ。

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「ゴー宣道場」アンケート回答、大変だったぞ | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/19841/

《今現在の日本で、毎年、堕胎される胎児は、30万人もいるんですよ。わしは堕胎に反対ですが、いろんな事情で堕胎せざるを得ない人がいるのでしょう。胎児が人間でないと言い切れますか?一般病院でも、堕胎は「こっそり」やっているはずだし、中には闇医者に頼んでる人もいるでしょう。》


闇医者に頼んでこっそり堕胎…

闇医者?

ブラックジャックかな?


さて、堕胎に関して、現在のゴー宣ジャーナリストとは比較にならない読み応えのある投稿をかつてゴー宣ブログで紹介されていました。


茨城県教育委員の発言と出生前診断 | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/11533/

《茨城県の女性教育委員が、特別支援学級を視察した際に、「ものすごい人数の方が従事しており、県としても大変な予算」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」「妊娠初期に障害の有無がもっとわかるようにできないか。4か月以降になると堕せない」などの発言をしたことにより、その後辞任したというニュースがありました。

第一報を聞いたときは、子供の人権を踏みにじっているどころか、認めてさえいないとしか思えない発言に、もの凄い怒りを感じ、辞任は当たり前だし、当初、委員の発言を「問題ない」と言っていた県知事自身が問題大ありだろうと思いました。

いっぽうで、出産経験のある子育て中の身としては、出生前診断により胎児の状態を知りたいという女性の気持ちは痛いほどわかるのです。》

《もし異常ありという結果が出た場合は、夜も眠れぬほど悩む日が続くことになります。それはその悩みの選択肢のひとつに【堕胎】があるからで、これは昨今この問題で議論があるように、いわゆる【命の選別】に繋がるのではないかという話に繋がっていくことになるかと思います。》

《胎児の染色体や遺伝子の異常に対して「リスク」と書いたり、子供が生まれるまでドキドキした事実があったり、出生前診断を否定できない私は、かの発言をした女性教育委員の根っこにあるものと同じものを持っているということになるのではないかと、自問自答しているところです。》


ちなみに、このような門弟からの問題提起に対して、小林よしのりはビビり散らかした末に「道場では議論しない」と遁走するのでした。


道徳に関する議論 | ゴー宣DOJO https://www.gosen-dojo.com/blog/11601/

《123日(日曜)の「ゴー宣道場」だが、道徳を考えるときに、まず堕胎や人工授精などの問題は、今回は外すことにした。


すぐにヘタレたり恨んだりするような小物、それが小林よしりん。イボナメクジの異名を持つ爺さん。

この記事へのコメント

ライジング購読者:シチューせんべえ様のよっしー氏評に寄せて
2024年03月10日 11:17
シチュー様が言うように、まさにジャニーズ問題の本質は
日本文化ではなく権力者による性的パワハラor児童虐待の問題です。

代表の論を突き詰めれば、日本人の意識を幼稚にした制度として
「児童福祉条例」「青少年育成法」を撤廃すべきという方向で
議論・運動すべきですが、彼らは決してそれはしたりはしないでしょう。

代表はジャニー氏による性暴力を芸能界の黙認された伝統だと
言いたいのでしょうが、最近道場で威を借るように持ち出される
保守の西部邁の言葉を借りれば、「伝統と呼ばれる中にも因習・悪習
として廃されるべきものもある」のです。

芸能の世界で生き残るべき暴力的側面があったとしたら、
大道芸などの指導で若手のミスを師が叩く・叱責するなどでしょう。
ただ、それが容認されるのは、その根底に芸をする当人や観客が
事故に巻き込まれる危険があるから。要は、弟子とお客への愛です。
ジャニー氏がやったように、私的欲望の発散で歯断じてない。

代表はかつて「家族という物語」の重要性を説いていたはずです。
ジャニー氏の性加害は被害者の元少年を自殺に追いやり、
その家族を幸せを破壊するようなレベルのものであった
と判ったのだから、自己都合で権力者を擁護するような
こじつけの議論を撤回していただきたいですね。

【ジャニー氏性加害問題】実名で性被害を訴え…「消してくれって死ぬまで言っていた」誹謗中傷の矛先は遺族にも 今できる対策は
https://www.youtube.com/watch?v=_k0fpW7Q3QA&t=988s


シチューせんべつ
2024年03月10日 07:04
更新ありがとうございます。
鷲ヲさんへのエアリプとしか思えない記事が上がってますね。

「日本の堕胎の歴史」掲載から
https://www.gosen-dojo.com/blog/45591/
以前収録させていただいた「3羽スズメ」の中で、出生前診断でお腹の子に障害あることがわかったら堕胎してしまうのか?と批判的な意見を言ったことがあります。私の中では、このケースでの堕胎には嫌悪感があるのです。この場合は優生思想からくる堕胎と同じで、私がブログに書いた様々な事情で堕胎せざるを得ないケースとは違うものだ、という感覚があります。この辺りの私の感情も深掘りして書いてみたかったのですが、ブログとしては長くなるので触れるのをやめた次第です。”

長くなるので触れるのをやめた、というのは大嘘だと私は思います。そこ深堀りしたら小林マンセーできないからですよね。よっしーさんはタブーに切り込んでなどいないし、個人的に一定の判断を出してもいません。ただ小林おじいちゃんがお墨付きを与えた時浦のリベラル・倉持批判に追随して、ジャニー喜多川無罪論をなぞっただけ。

真実を追求するジャーナリズムとは対極にある、御上への忖度記事。その煙が出そうな高速揉み手を素晴らしいジャーナリズムだと褒めたたえる御上の醜悪さときたら、反吐が出るぜ。

保守とリベラルの差
https://www.gosen-dojo.com/blog/41900/
横軸の社会しか見ないのでなく、縦軸の歴史を見なければ、真実は見えて来ない。キリスト教では男色は死罪になるほどのタブーだが、日本教では男色は普通であって、1000年もの間、続いて来たのだから、悪しき因習とも言えず、だからこそLGBTも伝統だから承認しなさいと、わしは言っている。自称保守はキリスト教(統一協会)に洗脳されているから、LGBTに嫌悪感を持っている。過去と現在は断裂していない。今も継続しているし、それが見えるのが保守である。リベラルには見えない。”

これは倉持の番組で対談した井上達夫にジャニー喜多川無罪論を一蹴された直後の小林おじいちゃんのブログなんですが、この男色を堕胎に置き換えたら大体よっしーさんの記事になるという。

葉月さんの問題などでジャニーズと同じようにキャンセルされることを恐れた小林おじいちゃんはジャニー喜多川無罪のスタンスをとっていますが、自己保身に基づいた結論ありきで組み立てられたロジックは当然ガバガバで。

おじいちゃんはジャニー喜多川の男色・性的嗜好が罪であるかのように書いてますけど問題はそこではなく、井上達夫の言葉を借りるなら「キャンセルカルチャーの問題とジャニー喜多川が行った権力構造の中で展開された性加害問題は別。アメリカで言うとカトリック教会で未成年の少年らに行われた性加害と同じもの。これもカトリックの政治力で黙殺されてきた」要するにパワハラの問題なんです。

縦軸の歴史・江戸時代(約150年前)の陰間がどうのも、陰間はプロの男娼でもありますし、欧米の価値観が入ってくる以前から御上に取り締まりを受けたりしてますし、そもそも日本の男色は女人禁制や男余りの状況ゆえの機会的同性愛だったから幕末以降は急激に廃れていったという説もありますし、何より現代には児童福祉法や青少年育成条例があるので小林おじいちゃんの主張は完膚なきまでに間違っているんです。

よっしーさんはその間違いの塊をマンセーすべくなぞって「欧米価値観こそ進歩的である!日本は劣っている!と思いこんだ明治時代にフランスをまねて堕胎罪を設けたことがそもそもの間違いだったのではないでしょうか」と書いていますが、その一方で「安易に堕胎することも良しとは思っていない」とも書いている。

望まぬ妊娠をした遊女や貧民の「母体の危険と隣り合わせ」の「悲しい」堕胎は罪に問う気持ちになれないが、身勝手な理由の堕胎には嫌悪感があると。その嫌悪感は言わば堕胎罪を肯定する感情で、突き詰めれば小林マンセーが破綻してしまう。まあそこを突き詰めなくても破綻はしてるんですけど。
ライジング購読者:ゴー宣ジャーナリストに期待される役割
2024年03月09日 04:48
ゴー宣ジャーナリストの記事の評価基準

①代表の見解を支持する・テーマは関心に沿う(最低限、反論しない)
②あからさまな賛美の形をとらない
③知性を装う(調査・論理は軽視してもよい)

ではないかと。

堕胎と同じ子供関連のテーマになりますが、
以前こちらのコメントで代表のかつての反米主義と
ジャニー喜多川擁護は矛盾するのではと指摘させていただきました。

その際にアメリカ在住者の方々が寄稿するブログで
アメリカが児童への性犯罪が重罪になる理由についての
説明記事へのリンクを貼らせていただきました。

https://hatchstudioinc.com/archives/65137

こちらの記事で印象的だったのは、アメリカで児童虐待が大罪である理由は、それが子供=国やコミュニティの未来に癒しがたい傷を与える
からだという説明です。

キリスト教道徳や正義の押し付けを批判するのは大事だと思いますが、
向こうのロジックにもかつて代表が戦争論その他で説いていた
国や共同体を巡る言論と共通点があるのは「思想」してもいいのでは
ないかと。