一番大事なのは作品の感想だ

皆さんは未知のマンガをどのように見つけてきますか?

各漫画誌の新連載をチェックして?

本屋で平積みされている単行本から見繕う感じ?

信頼出来る漫画通の書評?

友人知人からの推薦図書?

私の場合は少年時代は漫画雑誌の連載から追いかけて単行本を買い、好きになったマンガ家の師匠筋や元アシスタントなど知ったらそこにも手を伸ばして試し読みして気に入ったら、その作家も追う。

学校帰りに古本屋に寄って立ち読みしまくり、面白い漫画を探すなどしたものです。

例えば、車田正美を兄貴の影響で読み始めたら、短編集「実録!神輪会」まで手を出し、そこに登場する本宮ひろ志に興味を抱き、男樹と男一匹ガキ大将を読み始めたらいけません。もはや車田正美よりも本宮ひろ志作品を追いかけるのに夢中になる始末。

少年の頃はそのようにアグレッシブに未知なるマンガを探し求めていましたが、今では本屋で何気に目にしたものを買うなんてことすらほぼなく、SNS上で話題になっているマンガを吟味した上でやっと手を出すみたいな感じです。

なので、SNSは情報源として非常に重宝しています。

そういう人は案外と多いと思いますので、ゴー宣DOJO支援者の皆さんは「夫婦の絆」についてもっとSNSで工作活動をすべきでしょう。


一番大事なのは作品の感想だ | ゴー宣ネット道場https://www.gosen-dojo.com/blog/44639/

《一番大事なのは作品の感想だ。感想でわしの創作意欲を燃やしてくれるのだから》


小林よしりんがこんな切実な希望をブログ記事にしているというのに、シンパ連中はSNS上で未だに話題にしていないようで嘆かわしい限りです。

少しでも投稿数があれば、話題作だと勘違いしたマヌケがAmazonなどでポチる可能性もなきにしもあらずでしょうに。

ちなみにライジングコメント欄やら某ファンサイトに感想を投稿しても、そこはタコツボですので世間に広がることはないので、不特定多数が閲覧するSNSに投稿しなけりゃ何の効果も望めませんので悪しからず。

今の小林マンガについては本屋での偶然の出会いなんて、ほぼないでしょう。平積みされているなら兎も角…。

そういや、昨日丸善に寄った時に、偶然目に入った絵本に惹かれて手に取ると、私が好んで読んでいる作家が帯文を寄稿していて、つい衝動買いをしてしまいました。

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しかし、こんなことはごく稀のことであり、やはり今はSNSなどでの感想などが重要な情報源です。

言うまでもなく、タコツボでの感想会など教祖への媚び売りでしかなく、ただただ見苦しい限りです。


《狂信者サイトで「日本人(ジャニー喜多川擁護)論」の感想会が開かれていて、馬鹿なこと言ってるなーと思ったのですが、あそこのサイトには言論の自由がなく、小林よしのりに対して少しでも批判的なことを書くと議論を許さず即削除なので、ここに書かせてください。


えみりん: 今回のタイトルは「芸能とは何なのか?」でしたけど、芸能と男色文化は絶対切り離せないものだということをより理解することができました。そして芸能も日本神話から脈々と受け継がれているもので、日本神話自体にワイセツな内容のものが多いので、芸能の世界もそうなって当たり前だと感じました。


従軍慰安婦と同じ冤罪だと主張する一方で、性加害があった前提の男色文化がどうのという擁護をする矛盾については今更なので突っ込みませんけど、おじいちゃんの言う男色文化・陰間茶屋は「女装した美少年」がステージで踊って、主に男性の客に身体を売っていたんです。ジャニーズのアイドルは男のままファンは女性が大半で身体を売ってもいません。

男色(男同士の性愛)と言えるものがあったのはステージではなく舞台裏で、問題となっているのは事務所の社長が未成年のアイドルの卵に「ユー、スターになりたかったら分かるね?」と望まぬ性行為を強要していたという部分。なので小林おじいちゃんは最初のころは「同意のある枕営業だ」という擁護をしてたんですが、あれは無かったことになったんですかね。


えみりん: むしろ「ワイセツなものであるからこそ芸能」と言えるのだと思います(略)

まいこ: だけど、今、日本人が自ら「大らかな性文化」の歴史をキャンセルしようとしているところだと先生は見通されていて、かつて『戦争論』で「祖父の世代の感覚と戦後世代の感覚を連結」されたように、「『天皇制』を持続させている日本人」が「古代から歴史が連綿とつながっていること」を、鮮やかに見せてくださっている。

カ×××××い: 小林よしのり先生の慧眼もすごいけど、様々なゴー宣作品がまるで計算された一つの流れになっている展開もすごすぎですよね!!


大らかな性文化の歴史をキャンセルって、慧眼の小林よしのり先生とやらは皇統問題では「側室制度は今の時代にそぐわない。海外からバッシングされる。女系を認めるしかない」と仰っていたんですが、信者さん達は忘れちゃったんですかね。

更に遡れば、いい年してドハマりしていたAKBは大らかな性文化とは真逆の恋愛禁止を掲げ、そのルールを破った指原莉乃は福岡に左遷されたんですが、そのことについてAKB論では何て描いてましたっけ?「ワイセツなものであるからこそ芸能である」と指原を擁護してましたかね?推しの交際・結婚報道に大ブーイングを浴びせ、ジャニー喜多川の無罪を主張するジャニーズファンと同じように、穢れのない偶像を求めていたと思うんですがね。

様々なゴー宣作品がまるで計算された一つの流れになっているって全然なってねーだろタコ。おじいちゃんは過去の発言との矛盾を指摘されると「思考のアップデート」と言い訳しますけど、それは「歴史のキャンセル」と何処が違うと言うのでしょうか。》(シチューせんべつさん)

https://washiblogact3.seesaa.net/article/502145332.html


小林よしのりゴーマニズム宣言は果たして計算されつくした作品なのか。

理路整然と流れるような展開で描かれているのか。

そのことについては私はnoteですでに論じ尽くしているので、興味のある方はそちらをどうぞ。

https://note.com/saruking/n/ne7d3f0bb3886?sub_rt=share_b

この記事へのコメント

シチューせんべつ
2024年01月28日 09:24
更新ありがとうございます。
優秀なブレーンだった金森の後継として入ってきた岸端が「夜の伽」を「よるのかせ」と読むような脳筋だったから今の惨状があるんですかね。
https://www.gosen-dojo.com/blog/44758/
https://www.gosen-dojo.com/wp-content/uploads/571d19e74b6c6bd0fd88282a7b2411f7-294x640.jpg

飛子は陰間の一種というか、興行先で売春する女形修行中の美少年のこと。男に抱かれることで女らしさを学ぶことができるとして売春は女形修行の一環でした。

小林おじいちゃんは飛子とジャニーズの少年を重ねてますが、約150年前の江戸時代に女形兼男娼が興行主の夜伽を引き受けていたからといって、児童福祉法や青少年育成条例がある現代でアイドルを目指す少年が事務所社長の爺に吸われたりしたことを「日本の伝統文化だからセーフ」なんて言えるわけがない。そんな言い訳は通らない悪い行いだという認識が加害者側にもあったから、それを報じた文春を名誉棄損で訴えた訳で。

おじいちゃんは独演会で「アイドルには怪しい色気が必要(それは性加害によって培われた)」と言ってましたけど、官僚を親に持ち性加害を受けてないと公言してる櫻井翔くんには色気が無くアイドルたりえないのですか?っていうかブログでは「再発防止と言うがジャニー喜多川が亡霊になって少年の下半身をまさぐるとでも思っているのか?除霊しろ!」と怒ってましたけど、それだと怪しい色気が出なくて困っちゃうんじゃないですか?ジャニーズ(文化)を守ると言うなら性加害を続けろと主張するべきなのでは?

様々なゴー宣作品どころか単体のジャニー喜多川擁護すら支離滅裂のガバガバなんですよね。今のブレーンは本当に脳なし。おじいちゃんの怒り(クビ)を恐れて諫言できないならジャニーズに忖度したマスコミと同じで情けなし。
初めまして
2024年01月27日 21:34
「皆さんは未知のマンガをどのように見つけてきますか?」

毎年、開催される文化庁メディア芸術祭マンガ部門の受賞作品を参考にして見つけます。
https://j-mediaarts.jp/award/

小林よしのりは文化庁メディア芸術祭マンガ部門で大賞や優秀賞を受賞したことは一度もありません。