マウント取りオタクは未来に向けて「具体的に」戦うことは出来ない。
ブログの更新を怠り、恐縮至極でございます。
全然更新していないのに、アクセス数が減っていないのを見ると申し訳ない気持ちになりますので、どうか皆様方におかれましては思い出した頃にたまぁ〜に閲覧していただけたら幸いです。
何度も申し上げていますが、道場ウォッチブログとして続けてはいるものの、私は小林よしりんへの興味がもはやまったく失っており、なんでしたっけ、あのイボガエル爺さんのサイト、なんたら道場とかいうの、そのサイトをチェックすることは随分前からしておらず、肉ミドロ氏(仮名)の旧Twitterアカウントによる適切なまとめ投稿を見て状況を確認している始末です。
私の個人的な感情としましては、もはや愚行録ブログを閉鎖したいわけですが、しかしながら小林の側近ともいえるシンパからの例の事案、小林よしりん風に言うならば、愚行録ブログが「キャンセルカルチャー」されていて、それに対して言論封殺許すまじと考えている人たちによって支援していただいた手前、私の独断でブログをやめるわけにはいかないのです。
経過報告を含め、今後も発信していかざるを得ません。
もし、シンパからの「キャンセルカルチャー」さえなければ、私はとっくに愚行録ブログを閉鎖し、小林よしりんウォッチングなどやめていたでしょう。
そこのところご理解ください。
松本人志、やはりキャンセルカルチャーの犠牲か。 | ゴー宣ネット道場https://www.gosen-dojo.com/blog/44381/
《松本人志の女性ナンパ飲み会が、レイプでもないのに、過剰に叩かれて、番組のCMも撤退するから、とうとうキャンセルカルチャー確定になってしまった。》
松本人志の件についての小林ブログに関しては愚行録ブログで取り上げるよりも、ゆっくり解説でやる方が良いと判断しましたので、そちらでシリーズ化してゆく予定です。
本当はもう小林よしりん関連のゆっくり解説もやめるつもりだったのですが、私の生活を脅かされているので戦い続けるしかなくなりました。
私の戦いはあくまで言論一辺倒でありますので、それはつまり愚行録ブログの継続です。
もはやまったく関心のない小林よしりんの無価値な妄言についてツッコミを入れ続けなければならないなんて、実に厄介な状況なので、もはや真剣に論じるつもりもなく、半笑いでイジるぐらいしか出来ないことをお許し下さい。
さて、小林は以前から西洋の価値観を否定してみせるのが「大和魂」であり、「反米という作法」であるなどと鼻息を荒くし、最近でもジャニー喜多川の性加害について「人権真理教教ザビエル派の陰謀」などという大ボケをかましております。
その一方で、日本のサブカルチャーがアメリカなどでウケていることに何やら価値を見出そうとしています。
古代から現代から未来まで、今年も日本を見据える!ライジング491配信! | ゴー宣ネット道場https://www.gosen-dojo.com/blog/44349/
《もしも希望があるとすればこれしかない。「サブカルしか勝たん!」今の日本が世界に対して勝てるものは、サブカルだけだ。》
いわゆるクールジャパンを叫んでおられるわけで、この今更感にも失笑しますが、それって小林がクチヲキワメテ罵っていた「海外出羽守」なのではないでしょうか。
最近覚えたてのフレーズなのか知りませんが、「〜しか勝たん」というのを連呼しているのはお爺ちゃんが無理から若ぶって「ナウなヤングの間で流行しているらしいチョベリグなワードを駆使するわしってめちゃイケやろ?」と歓心を買おうとしているようで見苦しいこと夥しいですよ。
このあたりの小林のブザマさを見事に指摘しているコメントが届いていますので紹介させていただきます。
《マウント取りオタクは未来に向けて「具体的に」戦うことは出来ない。
https://www.gosen-dojo.com/blog/44383/
「サブカルには、世界を席巻する希望があるぜ」
「サブカルを生み出す文化が日本にはあるんだぜ!」
「人権VS文化なら、文化こそを守るのが、日本のためになるんだぜ!」
サブカルを生み出す文化って頭痛が痛いみたいな文章ですが、世界を席巻するサブカルチャー(文化)を生み出す土壌、日本独自の感性なり伝統をグローバルコンプライアンスで雁字搦めに縛ってはいけないと言いたいんでしょうかね。ここだけ見るなら正しいと言えなくもない。
しかしジャニー喜多川の性加害を少年愛と言い換え「少年愛(陰間)は日本の伝統文化。石を投げる連中は人権真理教ザビエル派」「ジャニーズは陰間のように素人に売春って形にはなってないけど、アイドルにはある一定の怪しい色気ってのは必要。最近では中島○○君がCMでケントって銘柄の口紅を付けた時に完全に陰間茶屋だと思った(https://live.nicovideo.jp/watch/lv342876805)」などと、性加害は文化を生み出す土壌だから守ろうみたいな事を言い出したら完全にイカレてます。
「シン・ゴジラが海外ではコケた。ゴジラ−1・0はヒットした。批評家も絶賛だった。怪獣映画はハリウッドに負けるのかと思っていたが、日本製作でも勝てるのだ!」
日本人に刺さり大ヒットしても、海外でヒットしなければ負け。この価値観だと海外に全く受けてないジャニーズや松本人志も負けで、別に守らなくてもいいって事になるんですけどね。というか海外の評価が絶対なら排除する方が正しいっていう。ライジングのゴジラ評を批判されて怒り心頭なのは分かりますけど馬鹿かと。
「未来のために、わしは今を具体的に戦っているのだ!」
おぼっちゃまくん(やゴー宣)をウケて育った子供たちが大人になって作ってるのが、おじいちゃんの言うサブカルしかないダメダメ日本だってことも分からず、実際は単なるビジネスでやってるのにも関わらず「わしはマウント取りオタクと違って未来のために戦ってるんだぞ!」と自分の読者に全力でマウント取ってる姿は醜悪にしか見えないのですが、当の本人は自分が醜悪だとは思ってもおらず、ひたすら正義の快感に酔っているだけなのでしょう。
BBCの報道を受けてのジャニーズ騒動を「外圧後の手のひら返しの人権擁護という偽善。世間・世界からどう見られるかの体裁しか考えてない」と偉そうに批判してた人間が「海外でウケる日本のサブカルしか勝たん。シン・ゴジラは海外でコケたから負け。インドで大ヒットのわしすごい」と海外の反応を至上の価値にしてるの超ウケる。》(シチューせんべつさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/501998231.html
辛辣ですが、真実を突いています。
小林よしりん先生は「正義よりも真実を追究したい」らしいので、是非ともこの真実を直視していただきたい。
マウント取りオタクは未来に向けて「具体的に」戦うことは出来ない。 | ゴー宣ネット道場https://www.gosen-dojo.com/blog/44383/
《ライジング・コメント欄で、「小林よしのりのゴジラ論は浅い」と豪語する者がいたので、彼のゴジラ論を読んでみたが、何が「深い」のかさっぱり分からない。そもそも結果はもう出ているのである。「シン・ゴジラ」が海外ではコケた。「ゴジラ−1・0」はヒットした。批評家も絶賛だった。》
ヒットしたかどうかで「結果が出た」などと評価している時点でその論評が狭くて浅いものであることは明白です。
まあ、小林はゴジラ論とやらだけではなく、これまでも浅はかな論評しかしてこなかったのは真実であり、真実を突きつけられる度にいちいちキレ散らかしてきたわけで、今回はその癇癪が愛読者の指摘に向けられてただけの話です。
創作者は別に評論家ではないので、作家の中には浅い論評を得意げにする人は度々見受けられますが、その人が作る作品が優れていれば問題はありません。支持者がその浅い論評をわざわざ深読みして高尚なものであるかのように祭り上げたりするのも気持ちはわかります。
しかし悲しいかな、その創作者の才能が枯渇して、まったく面白くもないものしか排泄出来なくなってなお、他人の作品を得意げに論評し、それが薄っぺらいものであった時はもう目も当てられません。
それが今の小林よしりんの状況です。
それゆえに愛読者でさえ、その痛々しさに堪えきれずに、「ちょっと待って! よしりん先生ともあろうお方が浅はかな評論をしないで!」と泣く泣く真実を伝えてしまったのでしょう。
悲しいことだよ。
この記事へのコメント
そもそもサブカルチャーという存在は、メインカルチャーという上位の存在があった上で成り立っています。メインカルチャーを意識し、メインカルチャーから学ぶことによってサブカルチャーも良いものが作れます。
手塚治虫風に言うなら、「良い漫画を描きたかったら、漫画だけを読んでいてはダメだ。漫画以外から学べ」ですよ。
社会の片隅で存在しているサブカルチャーというものを、過度に美化するのは非常に危ういといえるでしょう。サブカルチャーをメインカルチャー扱いして過大評価するのは、下手をすると文化の質の低下をもたらす恐れがあります。
低俗で質の低い大衆向けの文化が、「悪化は良貨を駆逐する」という形で高尚で質の高い文化に取って代わることになりかねないからです。例えば、AKB48やジャニーズの音楽を、ベートーヴェンやブルックナーの音楽と同等のものとして過大評価するのはおかしいでしょう。
サブカルチャーは、あくまでもB級グルメ的な存在に過ぎません。B級グルメにはB級グルメとしての良さがあるのであり、それを世界最高の料理として過大評価するのは間違っています。小林はメインカルチャーの重要性を理解していないから、「サブカルしか勝たん!」と安直に言えるのでしょうね。
また、小林が言う「サブカルしか勝たん!」はそれ以外でも問題があります。
政治も経済も軍事もダメダメだけど、サブカルだけは元気というのは、パンとサーカスだけが充実している情けない国に見えてしまいます。小林が言っている「サブカルしか勝たん!」とは、「パンとサーカスしか勝たん!」に聞こえてしまいます。
パンとサーカスだけが充実した国というのは、民衆が骨抜きにされて娯楽に逃避した衆愚の国でもあります。創作物で例えるなら、地球人たちが娯楽にうつつを抜かして、宇宙からの侵略者の脅威に目をそむけている『キャプテンハーロック』のような状態です。
政治も経済もダメになっていく現実から目をそむけ、娯楽にうつつを抜かして現実逃避しているというのは、西部邁が言っていた愚民の生き方の典型ですよ。アリとキリギリスの童話に例えるなら、キリギリスの生き方です。
「北朝鮮のミサイルよりも、AKBアイドルの卒業の方に関心がある」と言っていた言論漫画家さんがまさにその典型ですね。
民衆が全てそういう状態になったなら国は傾きますし、指導者までそうなったなら国はおしまいです。未知のウイルスの感染対策という今そこにある危機を無視して、オリンピック開催に血道をあげた国がそうですね。
社会を改良していくことは放棄して、サブカルだけ作っていればいいというのは現実逃避宣言でしかありません。「サブカルしか勝たん!」と言っているようでは、政治も経済も良くなりませんし、小林が望んでいる日本の対米自立だって夢のまた夢です。