2023年7月のゴー宣道場界隈 〜ジャニーズ問題への逆張り開始〜
実際には訴える気はないクセに訴訟をチラつかせて脅すのは脅迫罪に当たるわけで、そのあたりのことをダチョウ倶楽部や竹田恒泰はどのように考えているのか、私のシルヨシではないので放置します。
思想する次世代が頼もしい。 | ゴー宣ネット道場https://www.gosen-dojo.com/blog/44139/
《今朝のケロ坊、いいこと書いてるなぁ。大須賀氏にしろ、茅根氏にしろ、次世代の者たちがしっかり思想していて頼もしい。》
その御三方全員五十手前のオッサンなのですが、それがゴー宣DOJOにおける「次世代」ですか…
異次元の次世代ですね。
来年の「ゴー宣DOJO」に注目せよ! | ゴー宣ネット道場https://www.gosen-dojo.com/blog/44082/
《来年の「ゴー宣DOJO」のスタートは2月10日(土曜)である。》
《メンバーは、高森明勅、笹幸恵、泉美木蘭、倉持麟太郎、大須賀淳、茅根豪、小林よしのりの7名だ。新世代も含めた論客が勢ぞろいする。》
素人二人のオッサンは泉美や倉持より年上なのですが、そんな老臭漂うオジサンを新世代と持て囃さざるを得ないゴー宣DOJOの人材不足っぷりには同情を禁じ得ません。
それでは問題の2023年7月のゴー宣DOJOを振り返っていきましょう。
※ 竹田恒泰が小林よしのりの経営する有限会社よしりん企画とコアラ企画を運営している女性に対して名誉毀損の訴訟を起こす準備をしていると明言する
言論の萎縮を狙った訴訟: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/499937589.html
ともあれ、「裁判の勝ち負けなどどうでもよく、訴訟費用や、訴訟に伴う時間や労力の負担に耐えられない一般市民が、訴訟リスクを恐れて言論を萎縮するようにさせることが目的の典型的なスラップ訴訟」って厄介ですよね。その点についてはよしりん企画スタッフ時浦兼に深く同意します。
※唐突に小林よしのりによるジャニー喜多川の性加害全面擁護がはじまる
わしは「キャンセル・カルチャー」を拒否する: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/500060384.html
《わしがジャニー喜多川の批判をしないと、ガタガタ言ってる完全ド阿呆に、いちいち説明してやるのも、うんざりだ。『ゴー宣』を思想として理解していれば、わしの考えが推測できるはずで、わしは大衆の俗情にはのらない。》
大西巨人ぶった言い回しをしていますが、これは要するにゴー宣DOJO内部の人間、つまりは門下生の誰かがジャニーの性加害について言及し、伊藤詩織さんの告発以降なぜか被害者とされる女性の味方ぶった小林よしのりならば、ジャニーの件も痛烈に批判すると予想、忖度をしてDOJOメーリングリストか何かでジャニーをメッタ斬りにしてみせたのでしょう。
それを読んだ小林はまるで自分が過去にやってきたことを非難されているような感覚に陥り、トンチキにもブチ切れたわけです。
小林はジャニー喜多川がやってきた行為について異様な熱意で大した問題ではないよう誘導していますが、タガが外れた小児性愛者が権力勾配を利用して法の埒外で自分の欲望を満たしていたことを、その死をもって免罪とするのは世間の良識から大幅に外れているというのは説明するまでもないでしょう。
児童への強制性交を「曲がった性癖」と表現するのは自己防衛本能でも働きましたか?
小児性愛は犯罪であると共に病気であり、「噂の性癖」などと過小評価すべき案件ではありません。
芸能人のやることなのだから一般社会の常識では測れないので犯罪に手を染めようが許容してやるべきであり、病識は個性だから治療する必要はないというのが小林の主張ですが、芸術家は狂人でなければならないというのは黴臭い固定観念であり、愚かな老人の妄言に付き合うほど世間は馬鹿ではありません。
繰り返しますが、小林がジャニー喜多川を擁護するのは自分の過去の行ないに関わる問題だからに過ぎなかったわけです。
※よしりん企画スタッフ時浦兼と岸端みなも被害者バッシングをはじめる
よしりん企画にはレイプを憎むという気持ちが全然ない: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/500083348.html
《そんな噂があるジャニーズ事務所に、子供を預けた親の責任はないのでしょうか?》
《もし襲われそうになった、襲われたことが苦痛でたまらないなら、直ぐにでも事務所を退所すべきです。監禁されていたわけではないのだから、辞めるなんて簡単なことです。》
小林よしのりの周囲の人間、家族やスタッフは小林の妄言をたしなめるわけでもなく、逆に一緒になって被害者への二次加害に精を出すのですから救いようがありません。
※小林よしのり、遂にレイプ容認論に行き着く
感性が劣化した小林よしりんはそもそも生きる資格があるのか?: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/500095129.html
《スターになりたくて、オーディションを受けて、ジャニーズに所属し、男色社長に弄ばれていた少年には、全く同情心が沸かないのです。》
過去のゴー宣は読んでないのかもしれないな?: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/500107361.html
《世界にも、日本にも、同情すべき子供がいっぱいいるのに、すぐ忘れるのだから、わしは非情な人間です。それに比べたら、スターになりたくて、オーディションを受けて、ジャニーズに所属し、男色社長に弄ばれていた少年には、全く同情心が沸かないのです。》
《ジャニーズで性被害に遭ったと訴える若者には全く同情しません。被害者が女性でも「枕営業」だったら同情しないでしょう。》
「世界ではもっと不幸なことが起きているんだ」という茶化しはあらゆる時事問題を相対化させ、「何をやってもどうせ無駄」というペシミズムに行き着きます。
その圧倒的な権力勾配を前に恐怖と萎縮と諦めがあり、今まで声をあげることが出来なかった被害者たちがやっと被害の実態を表に出せる環境が整い、そのあまりに深刻な内容から誰も目を背けられないところまできたところで、それに冷や水を浴びせ、足を掬う発言を繰り返す小林よしのりとよしりん企画のスタッフたち。
政財界との太いパイプを持つ権力者から性暴力を受け続けてきた被害者がその権力を恐れて長らく声をあげられなかったことを責め、今更言うなと口封じに走る小林よしのり。
小林は以前にマンガのなかで、被害者の落ち度を指摘する物言いについて、「被害者を確実に傷つけ、被害を自覚することを妨げ、加害者を利することになる」と描き、更にその言葉はセカンドレイプであるということまで言及していました。
小林や時浦兼、秘書みなが今まさにそれを率先してやっているのですから呆れて言葉を失います。
ゴー宣擁護のためならレイプも擁護!: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/500107791.html
ジャニーズ告発者をセカンドレイプする時浦兼: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/500186074.html
小林よしのりは以前伊藤詩織さんを擁護していましたが、その時の理屈とジャニー性加害を擁護している理屈が矛盾していることは明白な事実です。
小林はこの矛盾を一切解消せずに「レイプは日本の誇るべき文化である」と言っているとしか思えない妄言を吐き続けています。
小林は本音では伊藤詩織さんの件も枕営業としか思っていなかったのでしょう。
それなのに何故小林は伊藤詩織さんを擁護し、山口を叩いたのか?
その答えは簡単です。
山口が当時首相であった安倍晋三と親密であったからです。ただそれだけの理由で、自分の本心を捻じ曲げて伊藤詩織さんの証言を全面的に支持し、「山口はクスリを盛ってレイプに及んだ」と連載マンガに描いたわけです。
よしりん企画スタッフ時浦兼は伊藤詩織さんが山口のシンパから誹謗中傷され続けていると言いますが、それならばジャニー喜多川の性加害を告発した男性たちもジャニオタから激しいバッシングを受けています。その上、ジャニーズに大して思い入れもない時浦兼のようなカスにまでセカンドレイプされているのですからたまりません。
更に時浦は「BBCの報道をきっかけに見て見ぬふりしていた世間がコロッと手のひら返して、証言すれば同情してもらえて、いくら言っても何のリスクもないようになって」と書いていますが、伊藤詩織さんの件もBBCの報道をキッカケに世間は見て見ぬ振りが出来なくなり大きく報じられるようになったのですが?
また、時浦のこの言い分だと性加害を受けた被害者はリスクを背負わなけば訴えを起こすことは許されないということになります。
被害者が何のリスクもなく、その事実を公表出来る社会を私は望みますが、小林よしのりや時浦兼や岸端みなは違うようです。
性暴力の被害者をとことん貶める時浦兼: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/500188949.html
※ライジングコメント欄常連丑三くんひっそりと退場
最底辺シンパ丑三くん退場: イボナメクジ愚行録https://washiblogact3.seesaa.net/article/500216269.html

特にアンチに堕したわけでもない愛読者を排除する時浦兼。
この記事へのコメント
思い返して見ると、小林よしのりにジャニーズの件について質問したのは私が多分1番最初くらいじゃなかったかと思われます。ライジングを毎週見ていて、質問をたまに送っていたのです。6月頃にジャニーズ問題が世を騒がすようになっても、よしりんが何も言わないのでちょっと軽く触れてみたのです。
「ジャニーズ問題についてどう思いますか?」と。そうすると次のライジングにその質問が載っていて、返答が「ジャニーが悪いとは思えない。」というものだったのです。それを見た他の人たちからも、え?え?という感じで問い合わせが殺到したのでしょう。ついにブチ切れて「スターになりたくて入ってきたんだから、そのくらい我慢せい」という一連の流れになっていったのです。「お稚児」だ「陰間」だとかも言いだしたのです。
その意見には到底承服できないので、再度質問をしました。
「ジャニーのやってることはただのレ〇プでしょう。お稚児うんぬんは関係ない。伊藤詩織の何倍も悪質ではないのか。自分がジャニーズ好きだからって擁護はおかしくないですか」と。
それがまた載せられて「60歳にもなって幼稚な奴だ!晒してやる!」みたいなコメントを頂きました。
晒したところで、ほとんどが自分と同意見だろうと思うのですが。ご自分が晒し者になってるのに気がつかないのか、と思って、それ以来あちらとは距離を置くようになり、もう意見も言いません。
そんな中、こちらのブログを見つけて、今に至るのであります。