関心がない連中が面白がって評論家然とし、バッシングしている

ブログの更新頻度が激減している理由はYouTubeチャンネルのゆっくり解説の台本を優先的に書いている為なのですが、単純に訪問者(閲覧数)だけを考えれば、動画制作よりもブログ記事を数多く書いた方が良いのは分かっています。

たまにアクセス数を確認すると、ブログ記事を更新していないのに毎日閲覧し続けてくれている方々が多数いて、大変心苦しく思います。

しかし、ゆっくり解説の台本はブログ記事を書くよりも面倒であるのですが、自分が書いた脚本が動画として出来上がると雰囲気がガラッと変わっていて、それを見るのが楽しみで、どうしてもYouTubeの方を優先して進めてしまうのです。

また、小林のブログ記事が毎日変わり映えしない内容であり、それを取り上げたところで面白みもないというのも理由の一つであります。

ジャニーズ問題については、これまで当方ブログで指摘したことに対して小林よしのりはまったく反論出来ておらず、もはやこちらから何か新たに書くこともないのです。

ジャニー喜多川の性加害に関して、当方ブログで指摘したものを以下にまとめて列記しておきます。



小林が書いたものは昭和世代の爺さんのよくある発言をまとめたようなものに過ぎないので、別に目新しいわけでもないですし、特段に優れているところもなければ惹きつけられるところもありません。

よくある爺さんの繰り言なのに、本人はさもそれが真実を突いていると悦にいっているのが分かる恥ずかしい文章です。


小林はジャニー喜多川がやってきた行為について異様な熱意で大した問題ではないよう誘導していますが、タガが外れた小児性愛者が権力勾配を利用して法の埒外で自分の欲望を満たしていたことを、その死をもって免罪とするのは無理筋です。

芸能人のやることなのだから一般社会の常識では測れないので犯罪に手を染めようが許容してやるべきであり、病識は個性だから治療する必要はないと小林は言いたいのでしょうが、実に頭の悪い思考です。芸術家は狂人でなければならないというのも実に古臭い固定観念に囚われた老人の発想です。


性癖と性加害を意図的に混同させて、ジャニー喜多川の極めて悪質な性犯罪を擁護するよしりん企画の公論。それがデヴィ夫人の暴言と同レベルであることが証明されたのは実に慶賀すべきことです。

公論戦士たちが世界最高峰の思想家であると持て囃している小林よしりんは所詮はデヴィ夫人レベルのマヌケな二次加害しか出来ない腐れ外道であるわけです。

監禁されたわけでもない性被害者はすべて自業自得だと主張する岸端秘書。さすが小林よしりんの最側近なだけはある理屈で被害者を踏みつけにします。

圧倒的な権力者から性暴力を受け続けてきた被害者がその恐怖から長らく声をあげられなかったことを指して、今更言うなと口封じに走る小林よしのり。


ジャニー喜多川の性加害は戦国時代や江戸時代に起こったことではなく、ましてや近世でさえなく、昭和後期から平成という現代日本の話です。江戸時代には首級として武士は討ち取った相手の首を狩っていたわけですが、だからといって現代に命を奪った相手の生首を晒す奴がいたら戦慄を覚えるのは当然でしょう。

まさか日本人特有の文化だと講釈をたれながらその猟奇的な犯罪者に寄り添い、外国人には理解出来ないなどと得意顔をするつもりでしょうか。


「世界ではもっと不幸なことが起きているんだ」という茶化しはあらゆる時事問題を相対化させ、「何をやってもどうせ無駄」というペシミズムに行き着きます。

その圧倒的な権力勾配を前に恐怖と萎縮と諦めがあり、今まで声をあげることが出来なかった被害者たちがやっと被害の実態を表に出せる環境が整い、そのあまりに深刻な内容から誰も目を背けられないところまできたところで、それに冷や水を浴びせ、足を掬う発言を繰り返す小林よしのりとよしりん企画のスタッフたち。

小林は以前にマンガのなかで、被害者の落ち度を指摘する物言いについて、「被害者を確実に傷つけ、被害を自覚することを妨げ、加害者を利することになる」と描き、更にその言葉はセカンドレイプであるということまで言及していました。

小林や時浦兼、秘書みなが今まさにそれを率先してやっているのですから呆れて言葉を失います。


時浦は「BBCの報道をきっかけに見て見ぬふりしていた世間がコロッと手のひら返して、証言すれば同情してもらえて、いくら言っても何のリスクもないようになって」と書いていますが、伊藤詩織さんの件もBBCの報道をキッカケに世間は見て見ぬ振りが出来なくなり大きく報じられるようになったのですが?

また、時浦のこの言い分だと性加害を受けた被害者はリスクを背負わなけば訴えを起こすことは許されないということになります。

被害者が何のリスクもなく、その事実を公表出来る社会を私は望みますが、小林よしのりや時浦兼や岸端みなは違うようです。

時浦は要するに権力者は生殺与奪の権を握っているから何をやろうが不問に付されても諦めろと言っているだけであり、更に世の中に発覚しなければどんな不正も罪に問われないのは仕方がなく、墓場まで持っていった者勝ちで、死後にその事実を糾弾するのは故人への冒涜であると言うわけで、なかなか大した公論です。


ゴー宣道場参加者が小林をアクロバティック擁護しており、それをよしりん企画スタッフ時浦兼が紹介していますが、その擁護はそのまま伊藤詩織さんや五ノ井里奈さんなどの性被害者へのセカンドレイプにもなっており、それはもう散々指摘してきました。それなのにゴー宣道場では恥も知らずに未だに性被害者へのセカンドレイプを繰り返すわけです。


小林はジャニー喜多川の問題を同性愛への差別の問題にスライドしようとしています。

今回の件はジャニー喜多川が男色だから批判されているのではなく、性加害行為であったから問題とされているのです。話のすり替えはやめましょう。

更に小林はジャニー喜多川の未成年者への性加害について、江戸時代以前から続く日本の文化であり、それを断罪するのは西洋の価値観に染まったキリスト教的人権感覚であると批判します。

あれ? その理屈でいえば、女性の地位向上やら西欧の王室に倣って女系継承を認めるべきなどというのは江戸時代以前から続く日本特有の伝統的な皇位継承に反する愚かなものであるという話にならなければ整合性が取れません。

私は皇統に関して男系継承を絶対視していませんが、小林よしのりが皇族の人権やら男女同権やら、いわゆる「キリスト教的人権感覚」を持ち出して語る女系推進論には違和感を覚えます。

ジャニー喜多川の性加害を擁護する為だけに国際的な人権意識を否定しているような奴が、女系推進の際は女性の権利という人権を持ち出してくるのですから笑います。

古来から日本の歴史が男色文化だったのかどうかなどは、今非難されている性暴力とは関係ありません。問題としているのは同性愛ではなく、あくまで性加害です。しかも児童に対する性加害です。


この小林よしのりの一連の性加害擁護ブログを受けて、小林シンパであるゴー宣道場幹部たちが目を覆いたくなるような劣情をぶちまけ、被害者の尊厳をとことん貶めていて、人間はここまで外道になれるのかと絶句します。

小林の愛読者や小林よしのりはつい数年前に描かれたゴーマニズム宣言を読み返してみてはいかがでしょうか?

そして、今の自分たちの発言がとんでもない加害行為であること自覚するところから公論談義を始めて下さい。

そういや、伊藤詩織さんや五ノ井里奈さんが被害を訴えた時にも「卑劣なレイプと同列に扱うのは本当の性被害者に失礼だ」的なことを言う手合いがいましたが、小林たちが今やっているのはそれとまったく同じです。

小林は被害者に対して、その人間性を問題視してみせ、「化けの皮が剥がれてきた」などと非難してみせますが、それって伊藤詩織さんが山口擁護の保守系言論人たちから散々言われてきたこととまったく同じですよ。

性暴力を受けたこととその被害者の普段の振る舞いはまったく関係ないと、小林自身が以前に伊藤詩織さんを擁護する際にマンガに描いていたわけですが、小林は自らそれを否定するわけですね。


小林は性加害を「性的いたずら」と呼んでジャニー喜多川の行為を矮小化しようと必死ですが、ならば「性的いたずら」と「レイプ」の違いを説明すべきでしょう。報道されているジャニー喜多川の行為を認めた上で「レイプでは絶対ない」と小林は断言していますが、それは無理がありすぎです。


ゴー宣道場では現在、ジャニー喜多川からの性加害の被害者である元少年たちの素行調査をし、その人間性や交友関係をあげつらい、信用ならざる人物が金目当てで騒いでいる、いわゆる被害者ビジネスだと言って、ジャニー喜多川の性加害を無効化しようと躍起になっています。

性加害に遭ったサバイバーの人間性と被害そのものはまったく関係ありません。

どんなに淫らで怠惰な生活を送っているからといって性暴力の対象になっても仕方がないなどという道理はありません。

時浦は「証言には検証が必要」と言っており、確かにそれはその通りですが、ではゴー宣道場はどんな検証をしているというのでしょうか?

ただただ「被害を訴えている元少年たちは不良だ」と印象づけているだけであり、それは証言の検証ではありません。

また時浦はジャニーズ追及に賛同している者のなかに慰安婦問題の支援団体が関わっていると鬼の首を取ったように言っていますが、その団体は伊藤詩織さんも支援しているのでは?

繰り返しになりますが、伊藤詩織さんも「被害者ビジネス」だと中傷されていましたが、今現在小林たちゴー宣道場が被害者の会などにやっている行為はまんま伊藤詩織さんがやられたことをトレースしてます。


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500060384.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500083348.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500095129.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500107361.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500107791.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500117881.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500182822.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500186074.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500188949.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500240233.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500279023.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500293947.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500318007.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500357047.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500367943.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500371703.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500381997.html


https://washiblogact3.seesaa.net/article/500388528.html


以上、ここで列記した指摘について、小林よしのりも時浦兼もゴー宣道場参加者も未だに有効な反論をしていません。

それをせずに、ただただ被害者への人格攻撃をして誹謗中傷を繰り返しているだけです。

最新の公論P遅延ブー子のブログ記事の内容も唾棄すべきものであり、デジタルタトゥーとして残しておく必要を感じたので次回短めに取り上げておきたいと思います。



最後に、今回指摘した内容も含めジャニーズ問題はYouTubeチャンネルの方で引き続き動画としてまとめていきますので、そちらの方もチェックしていただけたら幸いです。

https://youtube.com/@user-kh9th2fv7e?si=LHogZHwUVDaOPAHB

この記事へのコメント

無様なモンキーダンスを踊るもの
2023年09月18日 21:56
>ではゴー宣道場はどんな検証をしているというのでしょうか?

これ、鷲ヲさんも人のことは言えないと思いますよ…

私が指摘したかつての震災瓦礫の広域処理についても、誤りを認めなければ撤回もしませんか?

昨今、福島第一原発の処理水放出についてもニュースになっていると思いますが、かつての自身の発言の総括から始めてみてはいかがでしょうか…