『ゴーマニズム珍説・ジャニー性加害擁護論』への感想④
小林によるジャニー喜多川擁護論への批評コメント紹介はとりあえず今回でラストです。
《論点ごとに考えてみます。
【キャンセルカルチャー】
公民権運動時代の黒人楽曲が過剰に評価されたり、ナチズムに加担したフランス文学者が全否定されたりと、我々はどうしても作品の背景にも着目しがちですが、基本的には小林先生がキャンセルカルチャーが大嫌いと指摘した通り作品そのものを抹殺する風潮は拒止するべきと考えます。
SMAP世代の自分としては、解散後突然彼らの楽曲がメディアから無かったことにされてしまい失望したものです。
【性癖と同意】
人の性癖そのものは否定されるべきものではありません。ただし小児愛や死姦のように、相手の性認識が未発達だったり消失していたりする場合は、実行されるべきではないと考えます。
いずれにしても他者との性行為は、適切な同意が無ければ罪となりますが、この点において喜多川氏は被害少年から糾弾されているわけです。
【江戸の男色文化、昭和のセクハラ文化】
小林先生の指摘通り、我が国においては仏教やら武士やら歌舞伎やらの界隈において男性同性愛に寛容な文化があったと思われます。
もちろん身分社会でのことなので、高僧や侍や役者が、新入りや見習いなどとても拒否できない弱い立場の者に強制したという事例が多くあったと想像できますが、そうしたハラスメントも含めて寛容というか当たり前の時代でした。
GHQ憲法下においてタテマエとしては男女同権が謳われた昭和の中後期においても、男性あるいは名誉男性の声が大きく通っていた時代だったので、女性へのセクハラに寛容でした。
いずれも共通しているのは、弱者側が積極的に同意している事例は多くなかったであろうこと、そして強者側は時代の変遷期にあっても考え方を中々アップデートできないことだと思います。
ジャニーズ問題に絡めて言うと、良くも悪くも考え方が昔ながらのままであることが多い芸能界においては、事務所のお偉いさんが若いアイドルにお手付きすることはよくある話であり、我々一般人もそうしたセクハラ文化を近年まではスルーしてきたという事実は忘却するべきではありません。
【親の責任】
いわゆる従軍慰安婦問題においては、準公娼制度が必要な軍/慰安婦をかき集めて儲けたい業者/前渡金を受け取りつつ娘には虚偽を伝える親/おかしな話だと薄々気付きつつも被害者意識を前面に出したい娘・・・といった構図が頻繁にあったということを、脱正義論以後での新ゴーマニズム宣言で小林先生が詳述していました。
こうした関係は、少年愛志向のあるジャニー(事務所)/息子を芸能界デビューさせて自分の承認欲求を満たしたい母親/性被害とデビューが事実上の取引条件だったと事後的に悟った被害少年・・・という図式と似ている要素が確かに多くあります。
とは言え、この場合親の責任も指摘されるべきではあるでしょうが、それによって事務所側の責任が免れるとは思えません。もちろんオトナの世界では、「芸能事務所ってそういうものだよね」という薄っすらとした共通認識が形成されてしまっていたので、現在の倫理観から過去を断罪することには慎重でありたいとは思いますが、一方で性被害に伴う苦痛はどの時代も大きくは変わらないと考えていますので、どうしても告発せずにはいられないという元被害少年の意見は聴くべきとも思います。
【その他】
今さら性被害を訴えるのはルサンチマンがある⇔枕営業大失敗/BBCや国連による外圧で動くのは情けない⇔業界ではよくあることなのに大袈裟に訴えるのは反アベ的/元被害少年の身辺はこんなに怪しい⇔普通は被害を訴える記者会見で胸がはだけた服なんか着ない
などなど、センシティブな話題においてはどうしても、事件の思想的議論から徐々に当事者達のスキャンダリズムに論点が滑りがちですけど、個人に対するバッシングは意味が無いと思います。
【何が重要か】
個人的には、完全な他人である元被害少年には薄っすら程度の同情しかありません。喜多川氏に対しては、性犯罪を封殺するほど巨大なコンテンツを創りあげたことへの尊敬と共に、やはり薄っすら程度の嫌悪感もあります。
いずれにしても喜多川氏の性加害そのものについては、法治国家を肯定する者としては端的に刑法犯として裁かれるべきであったと共に、日本文化に思いを馳せる者としては単純に強姦魔として社会的に抹殺するべきではないと思っています。
いずれにしても個々の性被害それ自体についてはあまり関心を持てませんが、こうした性被害が大手のテレビ新聞で報じられなかったことが、この件において最も重要な問題だと思います。
もちろん隠匿された理由それ自体は、日本の報道体質やら芸能事務所との癒着やらあまりにも判りやす過ぎる命題で説明できてしまう訳ですが、近年の政権ベッタリ報道をみても、このようなメディア体制こそが最も審判されるべきたと私は思っています。》(人野権子さん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/500388528.html
《「ジャニーズ問題と慰安婦問題は似ている」
似ていようが似てなかろうが今の時代少年への性的虐待は犯罪ですよね。
分が悪くなると論点すり替えてすぐ逃げるんだから♪
遁走! からの勝手に勝利宣言!!
イボナメクジ道場のお家芸。》(XYZさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/500388528.html
《今週のライジングのタイトルは「性の多様性を認めない日本人」
小林は人間の多様性を認めていない。
ジャニーズ被害者が真面目で好青年なんて誰が言った?
それこそがお前の作り上げた幻想じゃねえか。
平本がジャニーズに勧誘をしてたから何なんだ。それで今は被害者の会だから何なんだ。それとジャニーのやったことは関係ない!
被害者はめそめそと泣き崩れていないといけないのか。
ああ、それと小林君、お稚児の歴史とか日本の男色の歴史とかやたらやってるけど、ジャニー喜多川はハーフでアメリカ人だったんだよ。日本語もあやしかったくらい。
その性癖を語るのにお稚児(爆)
笑わすな。》(なおさん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/500388528.html
《イボの連日のジャニーズへのアクロバット擁護に連日笑わせてもらっていますが、我らがイボ先生ぴゃんの耄碌ぶりはここまで来たか……と、かつての読者としては多少なりとも寂しさを感じます。
認知症が始まってるかもしれないので、冗談抜きで、周りのスタッフは診察を勧めた方がいいのでは……と思いますが、そんなスタッフはもうイボの周りには残っていませんね。
デヴィ夫人や山下達郎などの昭和の感覚を引きずった老害が、何やら擁護発言をしてますが、当のジャニーズの幹部陣は「頼むから、余計なこと言わないで黙っててくれ!このままやり過ごして、何とか沈静化を図りたいんだから!」としか思ってないのでは。
まあイボ先生ぴゃんはデヴィ夫人らとは比べ物にならないぐらいの小物なので、炎上どころかボヤすら起きてないのが悲しいところですが。
島耕作シリーズの最初の巻を今読み返すと、息を吸うごとく繰り出されるパワハラ・モラハラ・セクハラのオンパレードで現代人はドン引きしますが、彼らはその頃の感覚を令和の今も引きずっているのでしょう。
イボ先生ぴゃんは過去作でも「才能がある人間はクスリをやっていようが女をレイプしてようが無罪!才能と人格は別!」と繰り返し言っていたので、その感覚で発言しているだけなのでしょうが。
それなら、とっくに才能が枯渇してダシ殻すら残っておらず、漫画雑誌や能力のある編集者、そして読者からは見向きもされなくなって、ごく少数の情弱信者を囲ってセミナービジネスで食いつなぐしかないイボ先生のセクハラ行動は、当然のごとく断罪されるべきですね。》(元イボ読者さん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/500388528.html
《失われた公共心(パブリック・マインド)
最近の道場のブログを読んでいると、代表と無批判な追従者はかつてゴー宣が訴えていたパブリック・マインドの精神を失いつつあるように思えてなりません。
BBCのジャニーズ報道は日本人か否かのリトマス試験紙だ。
https://www.gosen-dojo.com/blog/41683/
〈幼児虐待は時代に関係なくいけないことだし、ジャニー喜多川がそこまで触手を伸ばしたのかは分からないが、中学生くらいになったら、もう性欲は暴走始めるし、自己判断能力も持っているだろう。
わしは中学生ではもう自我がしっかり芽生えていて、プロの漫画家になるべく、人生設計を描いていたがな。〉
「中学生くらいになったら性欲は暴走を始めるし、
自己責任能力をも持っている」からジャニー氏の
地位を利用した性行為の強要は正当だとでもいうのでしょうか?
「わしは中学生ではもう自我がしっかり芽生えていて、プロの漫画家になるべく、人生設計を描いていたがな」と言いますが、そういう自我や人生設計を暴力的に狂わせたのがジャニー氏の行為だったのではないでしょうか?
今度行う「悪のタッグ」放送も、権力者による青少年への暴力、その再発防止による秩序ある社会の構築をどう築くのかという公共性ある問題は論じられず、被害者たちへの侮辱を伴うちゃちゃ松くん的嘲笑に終始しそうです。
「よしりん・チェブリン、悪のタッグ」
https://www.gosen-dojo.com/blog/41685/
〈いい歳したおじさんが被害者として記者会見する
なんてみっともない。ましてや爺さんも若者の告発に便乗しているなんてみっともなさすぎる。〉
→ジャニー氏の行為は戦後の児童福祉法違反に抵触した可能性があるため、問題となるのはおかしくない。
年齢がみっともないの判断基準なら、長期にわたり冤罪をかけられた高齢者が被害者として記者会見することも「みっともない」ことになる。
〈「人類史上最悪の性被害」って、何言ってるの?ウクライナで何が起きてるのか知らないの?〉
→戦時性暴力と平時性被害を混同しているのでは?
平時における性加害の被害者数という点でジャニー氏が国際的にも突出しているならこういう評価にもなるでしょう。残念ながら。
〈芸能界はふつーではない、露骨な人気商売、弱肉強食の世界って知らないの?〉
→児童福祉法に抵触する行為であれば、「法の下の平等」で以て当然批判対象。
〈ジャニーズが生み出す世界観は本当にすごい。人々を夢中にさせるために、どれだけの金が注ぎ込まれ、関わる人々の情熱が注がれているのか。
人権真理教信者のきれいごとばかり言うのが本当にイヤ。〉
→ゴー宣道場が社会を変えるための公的団体(自称)なら、そのメンバーとして発言することは「あるべき社会」を巡る公的発言。
吉良氏の言うように、ゴー宣とゴー宣道場は「「誰も傷つかない国」なんて絵空事だとしても、せめて少しでも泣く人を減らせるようにと戦ってきたのではなかったのか」
〈人権真理教信者は指摘、批判されると「セカンドレイプ」とすぐに罵る。知性が劣化している証拠。〉
→かつての慰安婦論争のようにきちんとした検証があれば反論できるはず。
〈伊藤詩織さんよりジャニーズの方が悪質って、何言ってるの?バカじゃないの?〉
→どちらも被害者を出した事案であるが、伊藤女史の場合は山口氏個人が接触の中心のため個人を裁けばよいが、元ジャニーズの場合は組織的関与・体質が被害者を生み出していた「構造的問題」である可能性があるため、問題としてはより大規模。
〈いい年した大人が「ジャニー喜多川は男色だったことを知らなかった」は言い訳にならない。〉
→ここのブログやライジングの批判的コメントが問題にしているのはジャニー氏が男色であった事ではなく、権力者として関係を強要していた事。特殊な性癖を持った個人の組織に帰属すれば、その餌食になるのは当然というのは先に述べたように法や社会的モラルの否定ではないか?
〈チェブリン・モン子さんは、明るくて笑い上戸ですが、男を平伏させる恐るべき毒舌者です。
わしとのタッグがうまくいくのかどうか、やってみなけりゃ分かりません。
一回こっきりになるかもしれないし、今後も続くかもしれません。〉
批判を浴びるのを見越して、「一回こっきり」でこの問題から逃走することを正当化する予防線?》(ライジング購読者さん)
https://washiblogact3.seesaa.net/article/500388528.html
《時浦が「伊藤詩織さんと比べるな!彼女は1人で戦った」とか言ってましたね。
いや、1人も2人も、それはレイプされたあとの告発でしょ?
じゃなくて、レイプそのものがアカンって言ってるんだけど。
得意の論点すり替え。
そして、伊藤さんは被害者1人だけど、ジャニーは複数人いるんだから。わけわかりません。
ライジングのQ&Aで「ビッグモーターをどう思いますか」との質問に尊師曰く、「わかりやすい悪やね」と。
私、噴き出してしまいました。
ジャニーと一緒!
ジャニーのほうがもっとわかりやすい悪!
ビッグの事件を見るにジャニーズ問題とよく似てると思ってしまいます。
大事なお客(保護者)からの預かり物をキズモノにしてしまう。その後、レストアして(デビューさせて)誤魔化す(笑)
この最近の小林よしのりを見るにつけ、私は吉田拓郎の「知識」という曲を思い浮かべてしまいます。50年ほど前の曲ですが、当時の知識人を揶揄した歌詞が今のよしりんにピッタリなのです。一部を紹介します。
「言葉をみんな食い荒らし 知識のみがまかり通る
1人になるのに理由がいるか 理由があるから生きるのか
自由を語るな 不自由な顔で 君は若いと言うつもりかい
年功序列は古いなどと 看板だけの知識人よ
人を語れば世を語る 語りつくしてみるがいいさ」
年功序列は古いとか、当時からなんでも逆張りする自称知識人がいたんでしょう。まるでよしりんです。》(なおさん)
https://washioblog.hatenablog.com/entry/2023/07/23/154646
《ヒトラーよしのりが絶賛したゲッペルスちぇぶのブログですが、いくつか矛盾がありますね。
まず、ちぇぶは「男の性被害と女の性被害は違う」とし、服部氏のことを振られると「年寄りになってから幼い頃の性被害を告白するなんて気持ち悪い」と言い「自分の友達もレイプにあったけど、何も言わなかった」といいます。
まず「男の性被害と女の性被害は違う」ということは「性被害」であるということは認めてるわけですね。服部氏にしろ、ジャニーズにしろ。
そして「男と女は違う」と言いつつ、服部氏との比較に自分の友人(女でしょう)を持ってきます。あれあれ?男と女は違うのなら比較対象にしてはいけないんじゃないかな?
そして、その友人はレイプされても何も言わなかった、つまり泣き寝入りをしたのですね。まあ、それは個人の考え、個人の自由です。でも、だったら伊藤詩織さんをどう思うんですか?告発なんかしやがって、ですか?あれだけゴー宣で取り上げて加害者に容赦なく糾弾を浴びせたのだから、当然ゲッペルスも同じ考えですよね。どっちの考えもあっていいなら、そう言えよ。
服部氏を糾弾するのに「私の友達は泣き寝入りしたんだぞ!」って、そっちが正しい、それ以外ないみたいに言ってますけど。
さあ、そしてヒトラー小林はライジングを更新しました。相変わらずジャニーズ問題で、タイトルが「性の多様性を認めない日本人」は?
で、内容は相変わらずお稚児文化、男同士の性愛の歴史についてとうとうと述べています。知ってるつーの、そのくらい。そして、そういう歴史があったのに、なぜだか今の日本人が性の多様性を認めないことがジャニーズ問題の背景にあるとか述べています。問題はまったくそこじゃない。この問題が始まって以来、何人もが問い質してきた「お稚児の歴史じゃなくてレイプが問題なんだ」という点を華麗にスルーし続けて、問題の矮小化を図っています。
むしろ、小林自身が人間の多様性を認めていません。ジャニーズに入って被害を受けても黙って耐えてデビューしてスターになれ、と。それ以外は敗者だと。被害を受けて衝撃を受けた子、そうでもない子、野心を芽生えさせた子、告発する子、泣き寝入りする子、人は様々です。その多様性を認めず、カウアンの身辺をヒトラーユーゲントのような道場生に調べさせたり、自分の都合のいい解釈しかしません。どうしようもないですね。》
https://washioblog.hatenablog.com/entry/2023/07/23/154646
小林よしりんはこれらの批判に対して今のところ有効的な反論を一切していません。
期待が高まるなあ。
この記事へのコメント
BBCの番組、見た!
https://www.gosen-dojo.com/blog/41702/
西欧人には理解しがたいこと
https://www.gosen-dojo.com/blog/41719/
両師範ともBBCの番組が伝えようとした「権力者による性加害」や
「ジャニーズとマスコミの癒着」という問題を無視し、番組を
馬鹿にしていますが、あの番組はある意味で日本人からの告発だったんですよ。
「かつて“ジャニーズファン”だったBBCプロデューサーが語った 喜多川氏の性加害疑惑番組の舞台裏」 https://dot.asahi.com/articles/-/194931?page=1
>「私は卒業式でSMAPの『夜空ノムコウ』を歌ったんですよ」
>メグミ・インマンさんはそう言いながらほほ笑んだ。
>日本人の母と英国人の父を持つインマンさんは東京で生まれた。生後しばらくして渡英し、9歳のときに来日。小学校4年生から中学校3年生まで日本で暮らした。
>「あのころ、私はただの日本人の少女でした。『SMAP×SMAP』とか、(V6のメンバーが出演した)『学校へ行こう!』などのテレビ番組をよく見ていました。彼らと一緒に成長してきたような感じで、本当に親しみを持っていました」
>数多くの音楽番組やドラマに出演していたジャニーズの歌手やタレントについて、当時は、何の疑問も持たずに楽しんでテレビを見ていた。
>「でも、14歳のときに日本を離れると、ジャニーズがいかにユニークで、日本人にとって特別な存在であるかに気づきました。多くの日本人にとって、今回の番組が明らかにしたことは、不愉快な真実であり、信じたくない出来事だったと思います」
>実は、インマンさんもその一人だったという。
>「詳しく調べ始めると、少年たちのキラキラした映画のような活動の裏にある闇が見えてきました。とても暗い感じがして、信じたくない思いがしました」
元ファンであった彼女がそれでも番組でこの問題を取り上げたのは、
泉美師範・笹師範が言うような、白人ゆえの文化的偏見というよりも、
日本のメディアの体質や普遍的問題としての「権力をかさに着た
児童虐待や性的虐待」への関心からでしょう。
>「これは日本でだけ起こった特異な事件ではありません。社会や組織で力を持った人がその力を悪用し、児童虐待や性的虐待を行う事件は世界中で起きています」
>そう言うと、有名なケースとして09年に亡くなった米国の歌手、マイケル・ジャクソンによる児童虐待疑惑を挙げた。
>「英国ではBBCの人気司会者だったジミー・サビル氏、ハリウッドには元映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏の性暴力事件がありました。喜多川氏のケースはそれらのひとつなのです」
>苦労のかいあって、番組には4人の被害者が登場するのだが、驚いたのは、彼らのほとんどが今も喜多川氏へ強い愛情を持っていると語ったことだ。
>「それを聞いたときは衝撃を受けました。私たちは児童性的虐待のセラピストにも話を聞きましたが、彼らが見せた感情は100%本物です。当時、10代だった子どもたちにとって自己防衛反応の一つでしょう。『グルーミング』が行われた状況で、自分の身に起こったことの善悪を判断するのは非常に難しい」
>グルーミングというのは性的虐待の前に加害者が被害者を手なずける行為である。
>「被害者の子どもたちにとって、喜多川氏は彼らのキャリアを親身に考えてくれるおじいちゃんのような存在でした。愛情ある関係が築かれました。そして、喜多川氏は多くの少年たちにとって初めて性的関係を持った相手となりました。とても混乱し、精神的に深いダメージを受けたと推測されます。でも、彼らの気持ちはとても複雑で、私たちが代弁するのは非常に難しいものでした」
そうした調査にあたっては、日本マスコミを沈黙させたジャニーズ権力の
無言の圧力のようなものもあったようです。
>その点、BBCには同氏や事務所とのしがらみはない。ところが、取材を始めたインマンさんはさまざまな人から忠告を受けた。
>「『本当にやるの? やめておいたほうがいいよ』『気をつけなさい』とか。みんなからそう言われて、非常に驚きました。ジャーナリストを含めて誰もがこの問題を追及することを恐れていました」
しかし、インマン氏たちは屈しなかった。その結果、
BBCをきっかけに日本マスコミも自己批判と喜多川氏による
性加害の報道が可能となり、当時少年だった日本人の被害者たちも
救われる事になったわけです。
>インマンさんは「日本を奇妙な国のようにいうつもりはまったくありません」と言い、こう続けた。
>「番組で話してくれた人や番組終了後にカミングアウトした人はみな非常に勇気のある人たちだと思います。取材に協力してくれた人全員にとても感謝しています。権力をかさに行われる児童性的虐待は目新しい問題ではありませんし、特定の国の問題でもありません。ただ、日本ではそれに対するオープンかつ率直な議論が欠けている気がします。このドキュメンタリーが日本に変化をもたらすきっかけになることを願っています。グルーミングなどのテーマについてもより多くの議論が行われることを期待しています」
私は欧米の価値観が全てだとは思いません。2010年代半ばの朝日新聞の慰安婦問題訂正を巡る報道の中で話題となったタブチ・ヒロコ記者のように
日本への偏見を持った欧米の日系人も確かにいます。
しかし、今回のインマン氏の報道はそれらとは一線を画すものであり、
だからこそ多くの「しがらみに縛られた日本マスコミ」に本音というか
問題を論じるきっかけを提供したのではと思います。
こうした構図の中でゴー宣道場がすべきは、インマン氏らが問題とするようなマスコミの体質だったでしょう。少なくとも公論なら「ジャニーズが好きだから」という「私的感情」で権力者の犠牲になった青少年へのバッシングを行うことでは断じてなかったはずです。
それにしても、公論を謳う団体の女性師範らが道場というしがらみに
よって代表の矛盾した言説に右往左往しているのに対し、
インマン氏のジャーナリズム精神にはある種の感銘を覚えます。
小林は少年ジャンプでデビューした。
ご存じの通り、少年ジャンプというのは過酷な世界で毎週人気アンケートがあり、ずっと下位だったら打ち切られるというシステムである。
小林はとてつもなく下手な絵で、だけど勢いだけはあるという「東大一直線」でデビューし、なんとか持ちこたえて人気になり連載を続けることができた。
これが、小林にとっての唯一の成功体験となり、世の中のすべてがジャンプシステムと思い込んでしまったのだ。
つまりアンケート主義、人気主義。
たとえば芸能界でいえばCDなんかの売り上げ。内容はどうあれ売れているものが尊い。売れてる者が善で売れてない者は悪なのだ。
ジャニーズの歌が下手だろうが、売れてるからエライのだ。
売れてなくてもいい歌い手やバンドなどいっぱいいるのだが、数字しか見えないから、目に入らないのだ。
漫画でいえば「進撃の巨人」の作者はジャンプに持ち込んで不採用だった。それで違う出版社に持ち込んだら大ヒットした。
小林的にはジャンプこそがすべて。そこを脱落した者は負け組なのだ。デビューからそういう刷り込みをされたものだから、自分の認めるものしか認めない、あとはクズとでも思っているのだろう。
とてつもない純粋まっすぐじゃないですか。ゴー宣道場のカルト化を見るにつれ、もともとがこういうマインドだったんだな、と気が付きました。
そして自分が絵が下手だったから、歌が下手でも気にしないようになった。ということもあるかも。
まあイボ先生ぴゃんご本人が、恋愛とセクハラ、パワハラの違いが理解できていないようなので、しょうがないですが。
「BBCのジャニーズ報道は日本人か否かのリトマス試験紙」とかほざいてますが、未成年の少年への性加害を誇らしい日本文化だと思っている人が、どれだけいると思ってるんでしょうか?
誘拐婚や幼児婚、纏足、女性割礼など、伝統文化だろうと忌むべきものはあり、古い文化なら何もかも素晴らしいわけではないでしょうに。
まあ、ゴー宣道場に出入りしてる人にとっては、どれも素晴らしい伝統文化なのでしょうがね。
尊師が顔を真っ赤にして怒っている様が想像できます
ここのコメント欄の方達は理論武装されていて凄いですね
あの蛸壺界隈は信心武装されていて怖いです