皇室の血統を軽んじる自称尊皇派集団ゴー宣道場
備忘録の意味合いも含めた回顧録をどうぞ。
《今更、公式にわしの皇統論を批判できる論理もなく、その上、『ゴー宣道場』の注目度が上がってくると、彼らは不安でならない状態に陥っています。》
《皇統が未来永劫続くように、“ 史上最狭 ” になったままの皇位継承資格を、「女系」にまで拡げてくれさえすればいいわけです。
皇室典範を改正するには遅すぎると思っているくらいです。一刻を争う事態です。》(2010年9月18日付)
イボナメクジを僭称する小林よしのりは何の抵抗もなく平然と「愛子さまを皇太子にしなければ、皇統は続かない!」とアナウンスし続けていますが、何故そこまで悠仁親王をないがしろにするのでしょうか?
「所詮は傍系の血」とでも思っているのでしょうか?
「所詮は傍系の血」とでも思っているのでしょうか?
皇室典範が今のままでは女性皇族がみんな民間に降り、悠仁親王が即位される頃には宮家が一つもなくなるという危機感は理解出来ますが、それは敬宮内親王が皇太子になったとて、状況はさして変わらないでしょう。
小林は女性宮家創設を声高に叫びますが、小室眞子さんが婚約内定記者会見をした時にわざわざ「幼い頃より結婚をするときは、皇族の立場を離れるときであるという意識を持って過ごしてきました。」と発言したことの意味を考えるべきでしょう。
しかも女性宮家設立の案が浮上している時にこのような発言をした意味を重く受け止めるべきでしょう。
まさか眞子さんが身勝手にも自分のことだけを思って発言したなどとは考え難く、明らかに妹の佳子内親王や従姉妹である敬宮内親王のことも想定して発言したのであろうことは容易に想像出来ます。
佳子内親王も眞子さんの結婚について、当人の気持ちが重要であり一個人としての希望がかなう形になって欲しいと御発言していることから、御本人ものちのちは民間に降嫁することを望んでいることが分かります。
現在のルールでは敬宮内親王は皇位を継ぐことにはなっていませんから、そのような意識の中で育ち、成人しました。
おそらくは小室眞子さん同様、皇族の立場を離れたあとの将来設計だってしていることでしょう。
それを「皇室典範を改正したから今日からお前が皇太子だ」と突然告げることはあまりに無慈悲ではないでしょうか。
それを「皇室典範を改正したから今日からお前が皇太子だ」と突然告げることはあまりに無慈悲ではないでしょうか。
それこそ幼い頃から継承者という立場であることを教えられていたのならば、その覚悟が養われているかもしれませんが、ルールが変わったからといきなり成人した女性に無理強いするのは非道が過ぎるのではないでしょうか。
いくら小林が「皇族には人権などない」と考えといたとしても世間的には許されないでしょう。
女性宮家にしても同じです。
いずれ皇族の立場を離れるつもりでいた女性をルールが変わったからといって皇室に縛りつけることの非情さに何ら疚しさも覚えないのでしょうか?
ゴー宣道場の連中は側室制度を子供を産む機械と称して批判していますが、それは女性宮家も同じでしょう。
いずれ皇族の立場を離れるつもりでいた女性をルールが変わったからといって皇室に縛りつけることの非情さに何ら疚しさも覚えないのでしょうか?
ゴー宣道場の連中は側室制度を子供を産む機械と称して批判していますが、それは女性宮家も同じでしょう。
男系にこだわる連中をカルトと呼んで、皇族の人権を蔑ろにする奴らと罵倒していますが、ゴー宣道場も「皇統の安定継承」などと言って、結局は皇族を産む機械としか見ていないのは同じです。
最近の小林は「皇族は血統ではなく、聖域で暮らしていることが重要である」と言いますが、それならばアンジェリーナ・ジョリーのように貧しい国の孤児院にいる子供を皇室に迎え、その子を聖域の中で育て、次代の天皇として帝王学を学ばせれば良いではないですか。
最近の小林は「皇族は血統ではなく、聖域で暮らしていることが重要である」と言いますが、それならばアンジェリーナ・ジョリーのように貧しい国の孤児院にいる子供を皇室に迎え、その子を聖域の中で育て、次代の天皇として帝王学を学ばせれば良いではないですか。
それが血統よりも聖域の最善策です。
ゴー宣道場講師(師範)笹幸恵は次のように言います。
《血統こそ原理だ!と言い続けて庶民感覚と乖離し、国民と寄り添う天皇の主体性を無視しているのはどちらなのか。血統がそんなに大事か?男の血がそんなに尊いか?血を絶対視するなど、男尊女卑を飛び越えてもはやカルトだよ?》
皇室が血統(皇統)にこだわるのはカルト信仰のようなものだと笹幸恵は言い放ちました。
無論、日本には言論の自由があるので、天皇の血脈を軽んじたり、揶揄したりするのも好きにしたら良いですが、少なくともそのような輩が「尊皇派」を僭称するのはいかがなものでしょうか。
それと、皇位継承について血統なんてカルト的な考えにこだわる必要がないと主張するのならば、わざわざ女性宮家を創設して女性皇族の皆さんを皇室に縛りつける必要はありません。
事実、彼女らは「幼い頃より結婚をするときは、皇族の立場を離れるときである」と意識して過ごしてきたのです。皇室もハリウッドセレブのように孤児を引き取り、我が子として跡継ぎにすればすべて解決するではないですか。
皇統のワンドロップルールに縛られず、男系や女系や直系や傍系にも縛られず、ただ聖域で暮らした者に皇位を継承させる。
ゴー宣道場はそう主張すべきでしょう。
皇統のワンドロップルールに縛られず、男系や女系や直系や傍系にも縛られず、ただ聖域で暮らした者に皇位を継承させる。
ゴー宣道場はそう主張すべきでしょう。
まあ、世間ではそれを皇室解体と呼ぶんだけどね。
この記事へのコメント
2006年小泉元総理の時に決まりかけていた長子相続をぶっ壊したのが「妊娠6週キコ様ご懐妊」だったのです。ちなみに、マコカコ姉妹が皇室を支える気が無いのは事実ですが、愛子さまはご本人が「天皇皇后両陛下をお支えしたい。」と明言されていますし、天皇陛下も「愛子にはどのような生き方でもできるようにしている。」と仰っているので全く心配は要りません。