竹田恒泰氏から警告を受けた小林よしりん企画
小林よしのり率いるゴー宣道場に詐欺師呼ばわりされた竹田恒泰氏が記事の削除を求めたところ、ゴー宣道場総合プロデューサーを名乗る者とよしりん企画の社員が論拠を示すこともないまま居直り、竹田氏を詐欺師認定するブログ記事を引き続きアップしました。
じょーだんじゃありません!
https://washiblogact3.seesaa.net/article/495425993.html

この事案自体にはさほど興味はありませんが、竹田恒泰氏の抗議に対する時浦兼氏の反論ブログの内容について、小林よしりんファンサイト管理人はどのような感想を抱かれているのかは大変興味深いです。
以下、小林よしのりのアシスタント(思想ブレーン)時浦兼氏の記事を引用します。
《ニセ旧皇族の竹田恒泰が、「宮さま詐欺師」という批判に業を煮やしたのか、こんなことを言い始めました。
「「詐欺師」というのは名誉毀損に該当します。削除をお勧めします。」
こんなふうに言えば、訴訟リスクに怯えて削除するとでも思ったのでしょうか?じょーだんじゃありません!
竹田は以前、名誉毀損で訴訟を起こして完敗しているんですから。》
《竹田がやったことは、典型的なスラップ訴訟(批判や反対意見を封じるために、勝敗は関係なく起こす訴訟。恫喝訴訟ともいう)だったわけです。
竹田は懲りもせずにスラップ訴訟を匂わせていますが、そんなことをやっても竹田が「宮さま詐欺師」だという事実が有名になる効果しかないことは、もう言うまでもありません。》
時浦兼はここでいわゆる左翼の山崎雅弘氏の裁判結果を持ち出して自己弁護していますが、今回のケースとかなり違う内容のものを持ち出してきてもあまり意味はないのではないでしょうか。
それはともかく、時浦兼は強いめの批判ぐらいは言論の自由の範疇であり、その批判に対して裁判沙汰にすることはスラップ訴訟であると主張しています。
スラップ訴訟については当方ブログでも言及しておりますので、以下の記事を参照していただけたら幸いです。
https://washiblogact3.seesaa.net/article/495425993.html

ちなみに山崎雅弘氏のサイトを見ると、次の記述があります。
《「スラップ訴訟」は、訴えられた人間だけでなく、同様に「訴えた側の強者」に対して批判的な周囲の人間に対する威嚇や恫喝の効果も発生させます。「訴えた側の強者」を批判すれば、お前もあのような目に遭うぞ、と脅すことで、批判的な人間を萎縮させ、黙らせるという「見せしめ」になります。権威主義的な政治家が、自分に批判的な人間に対して「スラップ訴訟」を起こすのも、標的となった相手だけでなく、自分を批判する者「全員」の口を封じることが目的です。》
《日本にはまだ、強い財力を持つ社会的強者が、そうでない社会的弱者に対して、批判封じや威嚇のために行う「スラップ訴訟」を禁じる法律がありません。》
《現状の日本では、大きな財力を持つ社会的な「強者」が、自分を批判した個人に対して「スラップ訴訟」を仕掛けるケースが相次いでいますが、将来的に日本でも「スラップ訴訟」が「反社会的行為」として広く認識され、それを抑制する法律が制定されることになれば、過去に「スラップ訴訟」を行った個人や組織は、遡及的な処罰は免れるとしても、そのような横暴かつ反社会的な行為についての説明を求められることになるでしょう。》
社会的弱者である小林よしりん企画が大きな財力を持つ社会的強者である竹田恒泰に標的にされたと時浦兼は抗議しているわけですが、この件について、小林よしのりファンサイト管理人はまったく我関せずという態度を決め込んでいる模様です。
普段から「小林よしりんに恩返しする」とか「小林よしりんと共に闘う!」などと息巻いているサイトの筈が、いざとなったら巻き込まれちゃかなわんと知らん顔して遁走でしょうか?
それとも竹田恒泰氏の言い分が正しいから沈黙せざるを得ないのでしょうか?
いずれにせよ、小林よしのりの熱烈なファンを名乗っているのですから、今回の件に関して何らかの声明を出すのが筋でしょう。
小林よしりん企画と共に竹田恒泰氏からの抗議を受けた総合プロデューサー氏は竹田氏を詐欺師呼ばわりしているアカウントを自らリスト化していて、まさかいっそ道連れにとでも考えての妄動でしょうか。
おそろしや。
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