ゴー宣道場は皇室の情報をどこから得ているのか問題

かつて、まだ現役バリバリであった頃の小林よしりん先生の批評に対し、信者の心を傷つけたとして、ある新興宗教が名誉毀損で訴えたということがありました。
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その件について描いた単行本はカルト組織から名誉毀損訴訟を起こされる面倒臭さやおかしみを見事に描いたエッセイマンガとして30年近く経った今でも鑑賞に耐えうる作品であると思います。
今現在、私は実感を持って、小林よしりんが書いたフレーズを噛み締めています。
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コロナワクチンに関する陰謀論を吹聴することは違法でなくとも、世間の倫理は踏みにじっているし、それにより家族を分断させ、その被害に遭った人の心を傷つけている。そんな反ワク運動をやった当事者が厳しく批判された途端に自分の加害を棚に上げて被害者ヅラして名誉が毀損されたと訴えるのはどうなのだろうか。
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カルトにハマった人は自分たちの正義に酔っているので、明らかにおかしげな書類を提出してくるものなんだと最近実感中。

口の軽い私は自分の体験をすべて公開してしまいたくなりますが、じっとこらえて回顧録でも書いてお茶を濁しましょう。

ゴー宣道場はまるで皇室と太いパイプで繋がっていて、信用における情報源から裏取りした上で見識を発表しているかのように偽装しておりましたが、そんなパイプなどまったくないということはこれまでの小林ブログや週刊SPA!連載のゴー宣(愛子天皇論)をしっかり読み込んでいれば気付いてしまいます。
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現実にはまったく存在しない非実在女子をこしらえて、その人物を男系固執の黒幕とするチンケな陰謀論をマンガにしてしまう小林よしりんとそれをボツにせずに掲載してしまう単なる集者と化した担当編集。
こんな酷い内容を上皇后陛下がお認めになるわけもないのですが、小林よしりんはシンパに向けて美智子様の後ろ盾を得ているかのように吹聴しているのですからタチが悪い。
本来ならば宮内庁が厳重に注意するべき案件なのでしょうが、小林よしりんの影響力の低さを見越してスルーしてしまっているのでしょう。
宮内庁の官僚は仕事をしっかりすべきなのでは?

小林よしりんは美智子上皇后陛下から特別に何か重要な意味を持つ書籍を個人的に進呈されたかのようなことをかつて会員限定の場所で書き、更には最近では商業誌にもそのことを匂わせています。
美智子上皇后陛下が果たしてそんな迂闊なことをするだろうかと疑問に思う門下生は一人もいません。
私たち夫婦は「絶対にありえねーっ」と笑っていたのですが、門下生たちは純粋まっすぐに「先生すごいっ!」「皇統の議論を先生に託されたのですね!」みたいな反応をしていて背筋が凍りついたのをまるで昨日のことのように今はっきりと思い出します。

イボナメクジこと小林よしのりはたった数年前に「眞子さまも、海の王子も、女性宮家創設の覚悟をして、4年に亘る真実の愛を育んできた。だが、これをも安倍政権は無視し、握りつぶして、眞子さまを民間人にしてしまおうと決め込んでいる。」「眞子さまに皇室に残っていただこう。その覚悟が眞子さまにはあるらしい。 」と書いていました。
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一体これはどこから得た情報だったのか、さも事情通のように書いて扇動しています。
これこそまさにデマゴーグの手口です。

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「幼い頃より結婚をするときは、皇族の立場を離れるときであるという意識を持って過ごしてきました。」
小室眞子さんは当時の記者会見の席でこのようにはっきりと明言されました。
この時点で小林サイドは詰みです。


今までゴー宣道場が皇室からの確かな情報と言わんばかりに発信してきたことがすべて自分たちに都合の良い口から出まかせであったことが白日の下に晒された瞬間でした。

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