上皇后陛下の付箋付き御本について詳細は明かせない
宮内庁がさまざまな識者の意見を幅広く聞く、いわゆるヒアリングをしたとして何の疑問もありませんし、それは別に密会ではありません。
小林よしのりことイボナメクジ先生は皇后時代の美智子上皇后から付箋まみれの自著を賜ったと言い、それを錦の御旗にして持論の権威づけに利用しています。
《そこで宮内庁側との会談が本当にあったことの証拠として、宮内庁長官の名刺を公開するか?
いくらなんでも、人の名刺で自分の発言の信用性を担保しようなんて、あまりにみっともなくてわしにはとてもできないし、「宮内庁お墨付き」を振りかざすなんてことは、完全にわしの美学に反する。
この会談の席では、わしは「これは皇后陛下の御本です」として一冊の本をいただいているが、それを公表するわけにもいかなかった。
その本には皇后陛下が貼られた「付箋」が何枚もついていて、そのページを見れば、皇后陛下が何をお考えかが推察できるようになっており、それは「女性天皇」を示唆しているとしか思えないものだった。》
あのよ、全部べらべら話した上で、「わしの美学に反する」もクソもないでしょう。
その会談やら付箋付きの証拠の品やらについてすべて黙っているのならば、そりゃ美学を貫いていると言えますが、ことあるごとに自慢げに「わしってば、宮内庁長官サマからヒアリングされたんやぜー!」と吹聴してまわり、単なる聞き取り調査を誤解して、やんごとなき方々に認められたと思い込み、先走り汁を垂れ流しているのですから話になりません。
宮内庁からのヒアリングも事実でしょうし、名刺を受け取ったのも事実でしょう。
その名刺を公開したからといって、小林がゴリ推しする直系長子優先を大御心とするのは無理筋です。
とりあえず付箋まみれの美智子上皇后の著作を公開すべきでしょう。
その付箋が貼られた箇所が果たして本当に「美智子さまが女性天皇を示唆したものか」を検証する必要があります。
それをせずに、「どうせ信じないから公開しない」などというのは、まるでどこかの韮澤潤一郎の言い分のようです。
《未だに男系男子の新皇族は現れない。》
《いないものはいないんだから!》
《「宇宙人が地球に来ている、いざとなれば人類を救って下さる。私は直に会ったが、詳細は明かせない」という話と全く変わりません。》
おう…、小林が主張する美智子上皇后の付箋本について、小林のブレーンである時浦兼が過去にブーメランを投げていました。
「わしは美智子上皇后から付箋付きの御本を賜った。美智子上皇后は愛子皇太子を望んでいるのは確実や。だが、詳細は明かせないんやで」
小林はそう言っているのです。
まさに月刊ムーの世界です。
ちなみに、さんざん「いるいる詐欺」とか言って茶化していた時浦兼はいざ敬宮内親王の見合い話が出るや、それをぶっ潰そうとして仄暗い陰湿ブログをあげていました。
《愛子さまが「旧宮家」の子孫と御所でデートをしたという記事の核心部分は、匿名の「皇宮警察関係者」の以下の発言のみなのです!!》
《とにかくこの記事、どう見たって単なるうわさ話を基にしたデマとしか思えないんですが!!》
《「愛子さまを旧宮家系男子と結婚させて男系男子を産ませろ」という週刊誌の連続デマ記事の発信地といわれる八木秀次も、統一協会と深く関わりがあるといわれています。》
《愛子さまが旧宮家系国民「賀陽家」の子息と「自由恋愛」で交際しているかのような記事が載りました。》
《しかし、いま、令和だよ? この時代に、ご結婚相手には「旧華族」の子息がふさわしいだって!?》
どうして時浦兼ちゃんは敬宮内親王の婚活を邪魔しようとしているのでしょうか。
ゴー宣道場にとって不都合な見合い話はぶっ壊せと言わんばかりの勢いですね。
やれやれだわ。
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