男系男子大好きは否定すべき伝統か?
皇統関連について、当ブログのコメント欄にて活発な議論が展開されていたわけですが、それぞれ持論を言い尽くし、ただ平行線を辿るだけであることに虚しさを覚えたのか、外野から見ていると消化不良のままコメントの応酬が終わってしまいました。
shinkimuさんと記録を残すさんとナクラさんそれぞれの意見を読むことで皇統問題について自分なりに整理したい人は少なからずいたのではないでしょうか。
それが尻切れトンボのまま幕引きしてしまったことは残念でなりません。
《竹田恒泰の「女系容認は敵ですから!」とくり返している動画の下品さがすごい。》
《さて、世界の王室では、どんな具合に男系男子継承が維持されているのか? おさらいしてみた。》
《竹田恒泰を信じる男系男子固執の日本人って、ヨルダンやサウジアラビアを目指してるんですか?
いやだー!!!》
小林よしりんの寄生虫(エキノコックス)を自認する自称作家の泉美木蘭は日頃からシャッターをおろして新聞受けから世間を覗いていると自己紹介している自意識の持ち主であり、その自己紹介文が既にクソ寒くてゲロスベりしていることにすら気付いていない自意識過剰の痛々しい奴であり、40過ぎて小5女子マインドはかなりキツいと言わざるを得ませんが、私は優しいのでその痛さについてツッコミを入れる気は毛頭ありませんのでご安心を。
エキノコックスという生き方にまったく恥じらうところのない泉美木蘭さんは特に皇統問題について何の興味もないクセに、小林よしりんの歓心を買うために直系継承を主張してみせます。
自称泉美木蘭(本名非公開)は竹田恒泰(実名)の動画について「下品さがすごい」と非難がましく言っていますが、皇統の男系維持を主張する保守派をKKKになぞらえ、精子を模した覆面をかぶる絵を描いて茶化す方がよほど下品でしょう。
「男系男子大好き(DDD団)」をアカンことのように嘲笑していますが、今上陛下や上皇陛下も男系男子やんけざんす。
自称美しい泉は何を嘲笑っているん?
今上陛下や上皇陛下の血統が男系であることを茶化して何がオモロイの?
さて、自称泉美木蘭は海外を引き合いに出し、「お西洋は女系を容認しているザンス、シェー!!」と前歯を剥き出し、「美しい国ニッポンが下等な後進国と同レベルなのはいやだー!!」と差別意識丸出しなブログ記事をあげていました。
「伝統」というものはえてして進歩的な文明や文化と相反するものであり、ひたすら進歩主義を是認するならば、王政そのものが非合理なものだから急進的か漸進的かの違いはあれ、解体してゆくのが望ましいと考えるべきでしょう。
つまり泉美木蘭の主張の行き着く先は皇室解体です。
で、当の泉美木蘭は小林よしりん先生の思想(妄執)をなぞっているたわけであるわけで、つまりそれは…
この記事へのコメント
https://president.jp/articles/-/68202
「このままだと2086年には皇統が途絶える」皇室研究家が危機感を持つ"絶望的な試算"
https://president.jp/articles/-/65718
男系に限定したままでは皇統が途絶える
女系による継承も可能とする双系にルールを変える
その場合“直系優先”の原則に照らして内廷を担うのは皇女でいらっしゃる愛子内親王になる
それが難しいとしても最低限お互いの合意が得られるポイントを探りながらより建設的なものにするよう努めるのは当然のことで、論敵を汚い言葉で罵倒して100がゼロかで自陣の思い通りの結果にしたいというのはそもそもがお話になりません。
それで何か物事が動くということは少なくても現実社会では絶対にありえません。
落とし所としては現状悠仁親王までは皇位継承順位は決まっているのだから、その後に備えるとしても、例えば(もちろんご本人どうしの了解が最低限必要ですが)愛子様と旧宮家の御子息とのご縁談により言葉本来の意味での双系継承可能な体制を作り、その上で女性宮家を創設して頂くとか、まだまだやりようはいくらでもあると思います。
(そのために必要なのは何よりも静かな環境かと思いますが。現代の最大の問題はメディアの状況が劣悪すぎるということです。)
ところがゴー宣の人たちはそのことにも猛攻撃で絶対許さないという立場。
毎日ハンコでついたように百年一日の強硬論を述べるのみ。
しかも「なぜにそこまで」という、根拠があまりにも薄弱な空想的な自論で。
このユニークな人たちは皇室を一体なんだと思ってるのか不思議になります。
小林先生は愛子皇太子が誕生するまでは「愛子天皇論」を続けるとブチ上げていますが、いつものごとく「お笑いマンガ道場」で失笑の中終わらせないためには(想像したくもありませんが)テロでも起こさない限り実現は絶対に無理と普通に考えて思います。
ホンマに大丈夫でしょうかこの団体は。
ウォッチしている限りは面白いですけどね。