プロになれ、より表現者になれ!

興味深いコメントが二つ届きましたので、紹介したいのですが、その前に少しばかりポエムな感じの自分語りを少々。

イボナメクジこと小林よしりん先生がネットの生放送で私の妻について酷いデマを飛ばして中傷したことはこれまで何度となく言及してきました。


https://washiblog.seesaa.net/article/471085140.html

その生放送を後日観た時に初めて妻は排除された事実を知りました。
それ以前から妻は薄々と感じ取ってはいましたが、まさか著名なマンガ家が一般人にすぎない一ファンに対して陰湿なイジメみたいなマネをするわけがないと私が妻をたしなめたのは今では良い思い出です。
私の勘の鈍さを恥じ入るばかりでございます。

ちなみに私はゴー宣道場から排除されたわけでもなく、妻が道場を退会になった2013年以降も呑気に愛読者としてSAPIOやらブロマガなどを読んではライジングコメント欄に頻繁に投稿を続け、小林を応援していました。
しかしネット上に目立つ小林シンパの質の悪さやアシスタント時浦のブログの不快さに辟易とし、それを野放しにしている小林自身に疑問を抱き、それまで目をつぶってきた右往左往する言説を改めて検証した結果、2016年春にライジング購読をやめ、特に何のアナウンスもなく静かにフェイドアウトしました。
小林読者であることに嫌気がさしたので立つ鳥跡を濁さずてな感じで、黙ってファンをやめた次第です。
小林が大事にしているライジングコメント欄や道場に荒らしとして出向くことなく、そっと距離を置いたわけです。

もう一度繰り返し強調しておきますが、私は道場内で意見を違え追放されたわけでもなければ、ライジングコメント欄で荒らし行為をして出禁になったわけでもなく、自らの意思でフェイドアウトしたのです。
「アホの妄言にはもう付き合っておれんわ」と感じたから自主的に距離を置き、遠巻きにアホを見物して笑うことにしたわけです。

私の妻は雑誌宝島に連載されていた「おこっちゃまくん」からの読者であり、小林よしりんは毀誉褒貶あるが、本質的なところで人情の篤い人であると思い込んでいたそうです。
小林がかつて自らを「アブラムシ」と言っていたゴー宣にいたく感動し、それを真に受け信用してしまったそうです。
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まあ、ドストエフスキーの罪と罰をどう読んだら選民意識を持てるのか意味不明すぎで、おそらくは小説の冒頭しか読むことが出来なかったのでしょう。
なにしろ七人の侍のテーマさえ読み取れないマヌケちゃんなのですからドストエフスキーを理解出来るわけがありません。
そんなマヌケのいい人アピールに妻はまんまと騙されたわけです。
善人を騙すのはチョロいものです。
決して善人ではない私とて、小林がいう「プロの凄み」やら「誰かの為に生きようよ」というありきたりなフレーズに胸を熱くしたものですが、それらの言葉も今は虚しく響きます。
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なにしろ、その言葉を吐いたおっさんの本質がクソだと知ってしまったのですから、すべては虚無に飲み込まれます。
ハキと断言しますが、小林よしりんは劣化したのではなく、単に本性が可視化されただけです。
過去のゴー宣のよしりんキャラは粉飾されたものであり、世間にそう見られたい、そう評価されたいという理想の自分を描いていたのでしょう。
その理想の自分に近づく為に努力しているのならばまだ救いはありますが、それをせずに名声を欲しているのですからクソすぎてヤバすぎです。
ゲスヤバオです。

さて、コメントを紹介します。

https://www.gosen-dojo.com/blog/39856/

こんにちは
道場blogに新しい書き手の方(これも素人)が登場しましたが、面白いなと思ったのは、影響を受けた作品に「脱正義論」をあげているということ。
さらには「あなた方は若者を非日常の檻に閉じ込めて準赤軍派、純オウム信者にしようとしている!」と叫ぶよしりんのカットまで大々的に引用して「自分の心の中にあったあらゆる種類の甘えを激しくゆさぶられるような衝撃をうけました。」などと書いています。
これってイヤミか皮肉なのかとも思いましたが(笑)
道場に集まる人たちは本当に内省できないというか、メタ認知できないというか、自分達が全く見えていないことに驚きます。
今の道場はついに、「プロフェッショナルになれ」も外してしまいましたが、まさに「脱正義論」の中で批判していた純粋まっすぐ君をオルグし利用する悪辣な左派勢力そのものになっています。
「論破祭り」の人たちに「表現者になれ!」ですからね。(笑)
「若者を非日常の檻に閉じ込めて準赤軍派、準オウム信者にしようとしている!」のは、まさに今の道場そのものではないですか。
それをあげて、自分の心のあらゆる甘えを激しく揺さぶられた、ではまずいでしょう(笑)
それにしても、ご自身ボケて完全に忘れている、かつての自分の作品に、このように現在の小林よしのりが復讐されるというパターンが最近とても多いです。
「背後霊よしりんに『お前はそれで良いのか!?』と見張られている」のは小林先生ご本人ですよね。
とても興味深いことだと思います。
》(shinkimuさん)

shinkimuさんはかつての小林を過大に評価していますが、前述した通り小林の本質は20年前も30年前も変わっておらず、読み手の方が勝手に良いように受け取っていただけに過ぎません。
まあ、言葉は誰の所有物でもないので、どんなマヌケ野郎の言葉だろうと受け手がそれに意味を見出し、生きる糧にして一向に構いません。
幽遊白書のみたいではありますが、それが活力になるならそれは良いことです。
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続いて、ファンサイト掲示板の常連さんの皮肉めいたコメントを紹介します。

「わしのアンチに堕ちた者からすれば、わしをカルト教祖とかファンを信者とか罵倒したくなる気持ちは理解できる。恐れの表明だから仕方がない」

ここ明らかに鷲尾さん宛ですよね。部数や人気に関してはスラムダンクなどを持ち出して煽っていた件に対する反論でしょう。大人げないと言えば大人げないですが、鷲尾さんは鷲尾さんでおぼっちゃまくんがインドでブームだとかゴー宣2000万部には一切触れずに不人気作家扱いしてる幼稚な人ですからね。ちょうどよいかと。》(鎌倉三四郎さん)

お、おぅ…
おぼっちゃまくん、インドでブーム…
ゴー宣2000万部…
触れてもいいけど、さすがに小林シンパもこの二つについてほとんど話題にしてなくないっすか?

この記事へのコメント

脱イボ見届隊
2023年05月13日 12:51
初めてコメントさせていただきます。
私はかなり昔からイボの作品は読んだことがあったのですが、じっくり読み始めたのは4~5年前からです。イボ道場にも、コロナ禍前に数回参加したことがありますが、いわゆる門下生(門弟?)になったことはありません。イボ道場のブログは4~5年前からほぼ欠かさず読んでいますが、有料ブログの無料部分、有料動画の無料部分はたまに見る程度です。有料のブログ、動画は見たことはありません。
貴ブログを拝見し、目が覚めた思いがし、お礼のコメントをさせていただきます。
イボ道場のブログを読んでいて、ぷにゅ氏の扱いに疑問をもちました。イボの行動は矛盾だらけです。にもかかわらず、とりまき連中が一斉にぷにゅ氏を非難する投稿を行い、あたかもそれが正当であるかのように装う行為にあきれました。
詳細を確認しようとぐぐった結果、貴ブログを発見しました。
現在、膨大な貴ブログを少しずつ読み進めさせていただいています。
イボが自分に都合の良いことだけを切り取ったり、歪曲して解釈したり、事実を捏造したりして、それがイボ本人の言動、作品に現れていることが良くわかりました。念のため未読だったイボの初期のイボ宣言(1)~(9)と、教科書が教えないイボ、脱戦争論を古本で手に入れ確認しました。
これではイボの全作品に疑問符をつけざろうえない状況であると思っています。
SF作家の山本弘が戦争論をトンデモ本だと指摘しているのを昔読んだのですが、その時はあまり重くとらえることができませんでした。今から思えば、その時に気がつくべきだったと後悔しています。
自分の周囲にはイエスマン、いやイエスウーマンを配置して、独裁者になりきっている実態も見えてきました。
イボ道場では、最近のイボ作品を絶賛しているようですが、私にとっては、最近のイボの作品は御伽草子も含め読みましたが、グロテスクで面白くありません。今後の単行本を、買うことも、読むこともないでしょう。
私の人生に多少なりとも影響を与えた著者でしたので、少々ショックでした。
今更ですが、イボの漫画家人生の終焉も、そう遠い未来ではないように感じます。どうか、その終焉まで貴ブログを続けていただければと、お願い申し上げます。悪趣味かもしれませんが、私もイボの滅びゆく姿を憐れみをもって見届けたいと思っております。
これからもどうか楽しませてください。
ろくちゃん
2023年05月13日 07:17
>おぼっちゃまくん、インドでブーム…
ゴー宣2000万部…
触れてもいいけど、さすがに小林シンパもこの二つについてほとんど話題にしてなくないっすか?

どういう話か知らないですが、何やら面白そうなので触れてほしいです。