祭祀は重要だが、絶対ではない。
皇統について、幾つかコメントが届いていますので紹介していきたいと思うのですが、その前に公論戦士(小林シンパ)たちが論破祭りと称して、意見の違う相手(倉山満)へクソリプしている件について触れておきましょう。
《登壇者は、私と憲政史家の倉山満氏。対象は主に20代・30代の若者たちだ。応募開始後、500人の会場がたちまち予約で満員になって、キャンセル待ちが出ている状況らしい。頼もしい反応だ。》
倉山満はゴリゴリの男系派の論客というわけでもなく、またいわゆるネトウヨと呼ばれる連中のことを痛烈に批判しているそうです。
つまり小林よしのりの主張と極端に敵対しているわけではない立場の人です。
ちなみに倉山満は週刊SPA!で連載を持ち、扶桑社から幾つも新書を出版しています。
《近くの居酒屋で、倉山氏ら数名と主催者が設けた懇親会。 》
《午後1時から浜松町でチャネルくららの番組収録。倉山氏としたたか飲んだ勢いで急に決まった(恐らく同氏は冷静だったろうが)。「典憲体制を語る」というテーマで30分あまり対談。倉山氏は憲政史の専門家。その専門家を相手に、私がこんなテーマで話すなんて、僭越の沙汰。》
《「象徴天皇と皇室典範」と題して憲政史家の倉山満氏、法学者の小野義典氏と鼎談。45分の予定なのに、盛り上がって1時間に延びた。 》
《昨日は千葉麗子さんと、倉山満さんの「ちゃんねるくらら」動画番組で初めてお会いしました。》
《女性宮家については、倉山さんは女系というより正確には双系で皇位継承できるかたちが開かれるのはやぶさかではないと発言、ゴー宣道場とほぼ同じ考えと見受けました》
《高森さんのブログにあるように、倉山さんは既に高森さんをご自分の「ちゃんねるくらら」を招いて対話しており、その時も相当勇気が要ったようです。》
《『週刊SPA!』11/19号に倉山満氏が『週刊SPA!』11/19号に倉山満氏がこの人は男系論者にも女系論者にも批判的。女系論者に対しては、「皇位の安定的継承、これこそが、女系論者が流した詭弁の根本」だと言い、男系論者に対しては「何か一つ覚えのように『伝統だ』しか言わない」とこき下ろす。》
《倉山氏はこう記している。「一度の例外もなく続いてきた先例は、皇位の男系継承である。最も重要な先例よりも重要な価値観とは何なのか?」そんなもの、ありはしない、と言いたいのだろう》
《倉山氏には、時代なんか関係ない。現代の価値観も関係がない。「日ごろは義務だけあって何の権利もない皇族の方々に、結婚だけ自由や権利を言い出すなど、偽善の極みにすぎない」といっている。せめて好きになった人と結婚させてあげたい、というのは偽善か?》
《倉山氏は皇族どうしの結婚は無数の先例が あるとして、それをあたかも絶対に正しいこととして「男女平等」の価値観を持ち込もうとする者を批判する》
《挙句、秋篠宮殿下が皇太子ではないので祭祀の継承ができない、との主張に対して、 大嘗祭や伊勢の式年遷宮が途切れた歴史もあるとして、「祭祀は重要だが、絶対ではない。最も大事なのは、皇室の存続だ」と書いている。開いた口が塞がらない。血統さえ先例にならっていれば(男系であれば)、ただそこにいればいい、と言っているようなもの。天皇は祭祀だけやっていればいい、という者より悪質ではないか。天皇が国民の象徴としてそこにある、ということが、どういう意味なのか、考えたことがあるのだろうか。》
4月29日「昭和の日」に「皇室セミナー」を開催 | ゴー宣ネット道場https://www.gosen-dojo.com/blog/35064/《登壇者は、私と憲政史家の倉山満氏。対象は主に20代・30代の若者たちだ。応募開始後、500人の会場がたちまち予約で満員になって、キャンセル待ちが出ている状況らしい。頼もしい反応だ。》
《4月29日「昭和の日」に開催された「皇室セミナー」は、オンラインも含めて685名ほど参加してくれたらしい。》
《一緒に登壇した倉山満氏も「またやりましょう」と言ってくれた。》
《わしは「SPA!」の執筆者の批判をしないというルールを守る。》
《読者のみなさんや、公論戦士たちが、わしの代わりに大いにやってくれ。》
《倉山満氏がわしと公開討論をしたいと言うので、来週、倉山氏が本を出すそうだから、すぐ読んで、来週末にも受けるつもりだ。》
《今日、担当編集者から連絡があって、倉山氏が金曜の公開討論を延期して「愛子天皇論」が出てからにしようと言っているという。》
《延期なら延期でいいかと思い、了承した。》
《結局、わしと倉山氏が公開討論をするのを、編集部が潰しているのだ。呆れた。》
《公論戦士たちの倉山批判を見てると、もう本を読む気も失せて、対談する気も失せた。公論戦士たちの「論破祭り」は凄い。》
《控え室では、憲政史家の倉山満氏が日銀総裁人事に関する原稿の締め切りに追われて睡眠不足とかで、随分、憔悴しておられる様子で、お気の毒だった。同氏は以前、大病を患っておられるのでご健勝を祈りたい。》
《中四国隊長・しろくまさんのご意見紹介です!》
《倉山満は、テーマの「ときめきの愛子天皇」の「ときめき」を馬鹿にすることも言っていて腹が立っていました。》
《話せば話すほど、無知と不敬をさらけ出す倉山満!そればかりか、人間らしい自然の感性すら失っていることまで、自ら白状しています!》
《倉山を論破するTwitterの公論戦士たちの意見が、一人一人全員正しくて、完全論破していて、爽快な気分にさせてくれた。今日はいい日だ。本当に公論戦士はすごい!
わしはもう毎日、彼ら彼女らを褒めておけばいいんじゃないかと思ってしまう。》
道場サイトを見ると、師範間での倉山満に対する温度差がありますが、小林よしのりが殊更に倉山満に怯えているのが滑稽です。
真っ当な言論人のつもりなら、シンパを焚きつけて罵倒させていないで正々堂々と公開討論に応じるべきでしたね。まあ、もう手遅れですが。
SPA!編集部は執筆者間の論戦を禁じてなどいないのではないでしょうか。
ただ罵詈雑言を吐くのはやめて下さいとお願いされただけなのでは?
それを証拠に倉山満は小林よしのりを名指しで批判しているではないですか。
怯えていることを読者に悟られまいと詭弁を弄するのはクソみっともないですよ。
そういや、傲慢かますというスタイル自体が、卑劣で卑小なビビりであることを誤魔化す為の虚勢でしかないですよね。
さて、イボが称賛する公論戦士たちの「論破」についてですが、それは倉山満の告知用Twitterアカウントにぶら下がっているリプライや引用ツイートなどで各々確認して下さい。
そりゃあもう爽快な気分にさせてくれる論破ですから!
前振りのつもりで公論戦士による倉山満への粘着クソリプの件を取り上げたら、ちょっと長くなってしまったのでコメント欄に届いた皇統についてのご意見はまた後日紹介することにします。
では、とりあえず今回はここまで。
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