ゴー宣道場のヒエラルキー争いの泥沼
前回予告した通り、ナクラさんとshinkimuさんの皇統談義についてブログ記事をまとめているのですが、冒頭で公論戦士による論破祭りについて書き出したところで、ちょっと嫌気が差してきましたので、気分転換として葉月蓮さんの証言ブログを先に書かせていただきます。

《小林よしのりから最初に二人での食事の誘いを受けたのは、ゴー宣道場の門弟になって一年近くたった頃だ。
確か書き下ろし作品のため、自主的にホテルにカンヅメになっていた小林からメールが来た。
正確なメールの内容や日付は忘れたが、2013年の秋頃か。
ルームサービスばかりでは飽きるが、一人で外食は出来ない()とは作品やブログでも明かしていたので、その相手に呼ばれた事を当時は嬉しく思ったものだ。
門弟内で、小林から個人的に食事に誘われたという話を聞いたことはなかったが、自分だけのことだとも思わなかった。
その時は、六本木ヒルズの中の和食の店だった。
小林の食事の相手に呼ばれたのだから、と、メニューは「先生の召し上がりたいもので」とお任せした。
日本酒と、刺身などを何品か、それから「メインは釜飯が食べたいんだ。時間がかかるから先に頼んでおこう」と言われた。
唐突だけれど、私はキノコ類が全く食べられない。好き嫌いしないようにと育てられたので食わず嫌いではなく、子供の頃はキノコの入ったメニューがある食事は苦痛でしかなかった。大人になってからは、それこそ出汁に椎茸を使った汁物すら口に出来ずに過ごした。
なので、小林が「松茸の釜飯」を注文した時は、冗談でなく目の前が真っ暗になった。
初めて小林と二人で会ったにも関わらず、この日、どんな話をしたのかほとんど覚えていないのは時間が経ったせいじゃなく、このショックのせいだと思っている。
もう笑うしかないが、まるで笑えない思い出だ。
だいぶ後になって、何人か親しい人にこの出来事を話したが、年下の男性からは
「いくらご馳走するからと言っても、誘った相手の好き嫌いくらい確かめながらメニューを決めるものでしょう。ずいぶん勝手な人なんですね。そんな人と食事しても楽しくなかったでしょう」
と慰められ、年代の男性からは
「それ、『うわぁ松茸ですか~?すご~い』って反応してほしかったんだよ。高いモノ食わせてやるぞってアピールでしょ。まさかあなたが松茸食べられないとは思ってなかったろうし」
と言われて、目からウロコが落ちる感覚を覚え、女性からは
「何それパワハラ?気が利かない男だねぇ、モテないでしょ。えっそれでどうしたの? 食べたの? …食べたの!?」
など、労いの言葉をかけてもらいました。
小林よしのりの影響力なんて、こんなもんなんですよ…
どうにか食事が終わる頃になって私も少し我に返ったのか、
「今日は何時頃に帰らなきゃいけないの?」
と聞かれ、もうあまり時間がないことを伝えると(都内在住ではないので、終電が早い)、小林が
「もっと早く口説かなきゃダメか」
と言って、会計のために店員を呼んだのを覚えている。
小林よしのりが作品に描いている「女性関係」のエピソード()を単行本で読んでいた当時から「これは恋愛じゃない」とは思っていたけど、今それを言語化すると「小林が恋愛と言っているのは、女体を使った自慰行為に至る過程」ということ。
女性を対等な人間と思っていないし、時間を使って醸成していくコミュニケーションもない。
「いかに自分に都合よく動かせるか」
そしてこれは女性に限らず、小林の人間に対する無意識で絶対の姿勢だ。
小林よしのりにとって、他人は利用するモノでしかない。
老化とともにそれが顕著になっている。》(葉月蓮さん)
食事に誘った相手の飯の好き嫌いを気にしなきゃならないなんて、そんな馬鹿げたマナーなどありません。
無論、なるべく気遣いがある方が交際相手から好感を持たれるものですが、イボにそれを求めるのは無理な相談です。
そんなわけで、葉月蓮さんによるこのキノコエピソードについては私はいつも微苦笑しています。
まぁ、イボはとても女性にモテるタイプのキャラクターではないなと納得出来る話ではあります。
極めて私的な、また些細なエピソードであり、特に告発に該当する内容でもないので、ブログに取り上げる必要もないものではありますが、証言のリアリティの精度を上げる意味合いで紹介した次第です。さて、葉月蓮さんは当方ブログの内容についてゴー宣道場関係者がどの程度認識しているのか、次のように証言してくださいました。
《少なくとも、私本人を知っている小林よしのり及び関係者、門弟は「事実」であろうと認定しています。
事実と認めたうえで沈黙しているのです。
なぜなら「小林よしのりに都合が悪いことだから」。
つまり、あのコミュニティにいる、ということが自己目的になってしまっている人の集まりなんです。公論なんて本気で考えてやしません。
ただただ「小林よしのりを自分の人生の根拠にしている(してしまった)」ことから離れられないだけです。
小林が「右」と言えば「そうだ右だ」、「右だということもあるが、左で考えなければならない場合もある」と言えば「なるほどアップデートだ」となる方々です。
FLASH誌に袋とじ企画として掲載された、小林よしのりの『よしりん辻説法』に「花見をしていたらファンだというシングルマザーに逆ナンされ、その女性の自宅で誘われた」「わしは勃たないよ、と言ったが、大丈夫勃たせてあげると言われて行為に及んだ」とのエピソードがあります。
私と小林よしのりとの間にあったこととの共通点と言えば、「シングルマザー」であることと、最終的には『やっぱりダメだった』という結果だけにも関わらず、後日、複数の人から「あれは葉月蓮さんのことだと思った」と言われました。
また、古参門弟よっしーさんとして度々道場ブログに登場する方と元門弟友人と私も当時は親しくしていましたが、友人が門弟を辞めて数ヶ月もしてから、小林よしのりが『公よりもラブ上位』なんてタイトルで、友人を憶測だけで誹謗中傷した際には、
「あれは二人のうちのどっちか?正直に言いなさ~いw」
と、ラインで真っ先に言ってきたのがそのセリフです。
親しくしていた門弟にさえ気付かれないほど、コミュニティの公と私事を区別していた友人に対して、「小林のブログに反応するのそこ?!」と、心底呆れかえった覚えがあります。
そして小林よしのりが、この『公よりもラブ上位』ブログを書いた根拠も、鷲ヲ夫人に対するデマをネット生放送で放言した根拠も、初代設営隊長の古参門弟Wさんの情報提供です。
Wさんが、実際にどのように小林に伝えたのかまでは知りようがありませんが、それ以外には小林が知ることはないんです。
Wさんは設営隊長として門弟から敬意をもって接されていました。
けれど、時にそれを(ご本人は否定しても)自分に都合よく使うことがありました。
私自身、何度もそれで不愉快な思いをしましたし、他の門弟からも聞きました。
小林よしのりと二人で食事をした際、Wさんへの批判を話したことがありますが、
「Wさんにはいてもらわないと困る。子育て終わって旦那の収入もある、時間とお金があってどこでやっても道場に参加してくれる。そんな人、他におらんやろ? 隊長で長くいるから、参加者のこともよく知ってて、こっちが把握してなくても大丈夫やし。設営から外すのは出来んよ」
といった内容の返答でした。
よしりん企画がリアルな人間関係に疎く、コミュニケーションの苦手なスタッフばかりだったため、共依存関係が出来上がっていたんです。
そんな背景を具体的には知らなくとも、「よしりん先生に信頼されているWさん」という雰囲気が、彼女すら「裸の設営隊長」に仕上げてしまうコミュニティです。
今現在は、地方道場の設営隊もありますから、門弟門下生のヒエラルキー争いは泥沼だろうな、と想像します。
私と小林との出来事で、小林の人間性に疑問を持つような人ならすでに離れているでしょう。
離れずに残り、むしろ活動を後押しする人々とはつまり、男性ならば「そのくらいのこと、女なら思い出のひとつくらいに思え」という感性なのでしょうし、女性であれば、「自分もよしりんと個人的に親しくするチャンスがあるかも」と考えるんでしょうね。
実際、それを匂わせるコメントをライジングにしていた関西設営隊の女性もいましたし。
もはや小林も支持層も、すっかり「ゴー宣道場」という「タコ壺」にはまってしまってるんです。》(葉月蓮さん)

《最近も、元門弟(女)の意見がわしに否定されると、ある門弟(男)が異常に憤激し、去って行ってしまった。男がなぜそこまでと考えていると、なんのことはない、この二人、秘かに交際していたということが発覚した。》
《この門弟(男)は、以前、秘書みなぼんに当てたメールの末尾で、「今度お茶でも」と堂々と誘っていた。秘書みなぼんは、フラれるとは夢にも思っていないその門弟の書き方に、強い「選民意識」を感じ取っていたらしく、この結果は当然だと言っている。》
改めて葉月蓮さんの証言を振り返ってみると、なかなか味わい深いものがあります。
散々イボに尽くし、他人からの信頼を地の底に落としまくった聖母苔ナビこと元設営隊長Wの凋落ぶりは目もあてられません。
道場内ヒエラルキー争いの泥沼は底なしです。
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