よしりん御伽草子①

物事について深く理解する為には検証してゆくことはマストです。
検証するというのは非常に億劫なのでおざなりのなおざりにしがちですが、そこで手を抜くと事の上澄みだけを掬い上げて分かった気になってしまう愚を犯してしまうので、いちいち過去を掘り起こして検証しなければなりません。
それに対して、「過去の発言を探して来る馬鹿」などと揶揄するイボナメクジ臭いマンガ家などがいますが、それは己の過去の振る舞いに疾しいところがあると告白しているようなものです。


するとわしもあるテーマが閃いてしまい、構想を考える意欲が湧いてきた。発売直後まで、仮にその本については「ファクターZ」と呼ぶことにしよう。

2021年1月に構想が閃いたらしいですが、それが何故かのちに「構想約30年」と銘打つ謎。
単に過去(1999年頃)に出版が流れた描き下ろし企画の原稿を段ボール箱から引っ張り出して来ただけであり、要するにお蔵出しだったわけです。
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構想約30年というのも、単に1994年頃に週刊SPA!に描いたネタを焼き直ししただけの話であり、それ「構想」ちゃうやん。
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昨日、「ファクターZ」の基になる原稿を探したけど、見つからなかった。

そして全く新しい挑戦、「ファクターZ」を来週末までにコンテできるか?

まったく新しい作品「ファクターZ」の第1話コンテが完成した。秘書みなぼんに見せたら大好評だ。さあ、いよいよわしの新しい挑戦が始まる。

週末は「ファクターX」の資料読み込みで次章のテーマを決める。

来年は小林よしのりのさらなる飛躍の年になる。『コロナ論』は間違いなく勝てる!扶桑社がその気で仕掛ける。『恋愛論』(よしりん辻説法)はキャリア40年で、まだギャグ漫画が描けるという証明をする作品になる。そしてかつて描いたことのないジャンルの作品・『ファクターZ』(仮題)の発表が待っている。》

昨日は「ファクターZ」のための解説書や小説などを読みまくり、迂闊にもシナリオを1本作ってしまった。

先行投資して、描き下ろし単行本で出すので、売れなければ大赤字が出る。

ファクターZ」の新たなコンテを完成させた。また名作を描いたようだ。秘書みながいないから、妻に見せたら大好評だった。「あの両親がいたから生まれた作品だ」と言っていた。そうかもしれない。今のところ全部、傑作!》

『ファクターZ』も絶対年内に発売しなければならないのだから、スタッフはこれも描き進めて欲しい。

今まで「ファクターZ」と書いていたのだが、これからは「ファクターQ」にする。

わしの新作をまだ秘密にしなければならないので、担当氏とは「ファクターZ」で打ち合わせをしていたが、Zはロシア軍のマークと間違われるので、「ファクターQ」にしようと言っていた。ところが日本にも「Qアノン」という陰謀論者がいて、トランプ支持、反ワクチンでデモをしているらしい。これと一緒にされたら、陰謀論でコロナワクチンに懐疑的姿勢なのかと疑われる。Qはダメだ。陰謀論とは徹底的に距離を取るのがわしの立場なので、今後は「ファクターM」にする。

「ファクターM」の体裁や売り方などで、会議した。なかなか考えてくれてるので、任せておこうという感じだ。

なかなか考えてくれた結果の少部数発行。
信者といえども3000円もする薄い本を必ず買うわけではないという出版社営業のシビアさに涙が出ます。
最近獲得した読者もあくまでイボナメクジの語る陰謀論に賛同しているのであり、イボ童話など求めていないわけです。

昨日はスタッフと焼肉会議をした。「ファクターM」の手法についてあれこれ話しあったが、うちのスタッフはいつも悲観的な意見しか言わないし、全体的に「やれる!大ヒットさせるぞー!」というような盛り上がりにならない。

わしは今日も「ファクターM」制作の続き。今週中に終わるのだろうか?ようやく秘書みながCGで面白い作業を開始した。》

「ファクターM」は来年1月発売と決まった。10月中旬までに画稿を全部、完成させるのが目標だ。その画稿も、完成した作品から、順に渡していく必要がある。デザインに時間がかかるからだ。この作品はわしがずっと前からやってみたいと思っていた作品で、構想26年の新ジャンルの挑戦だ。
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構想26年…
四捨五入して約30年?
マシマシの盛りグセ?

凄い奇跡が起こっていて、「ファクターM」の最終章が終わってしまった。

明日明後日にはわしが最終的に手を入れて、来週から秘書みなぼんのCG作業に任せる。この1本は今週か来週には完成だろう。あとはスタッフに任せている2本が完成したら、10月いっぱいですべて画稿が揃う。

上がった――――—!
構想30年の作品「ファクターM」(仮題)が、ついに完成した!一応記念にブログに記録しておく。》

「ファクターM」はわしが漫画家になって50年、また一つの才能の引き出しを開けて見せる、画期的な作品である。漫画界でも、この試みをやった作家はいない。

「漫画界でも、この試みをやった作家はいない」とは?
マンガ家が絵本を出版することは結構ありますぜ。
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あ、絵本を出したマンガ家はたくさんいるけど、御伽草子を漫画のネタにするという試みをやった作家はいないと言いたいのですか?




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花輪和一の傑作、その名も『御伽草子』

この記事へのコメント

XYZ
2023年02月11日 08:30
称賛は他の人からされるから凄いのであって自画自賛して悦にひたるのは自慰行為

気付けてないのが痛い
スタッフは気付いているのに一人イキってる尊師は痛い

まーほんとは気付いてるんだろうけど認めたくないんでしょうね
自尊心が崩壊してしまうから
2023年02月05日 23:40
スタッフさんが悲観論を述べるというのが、なかなか意味深ですね。
一緒に働いてきたスタッフの慎重論や意見を無視してゴリ押しした結果が、○誅天罰研究会であり、救世主ラッキョウであり、風雲わなげ野郎なのではないですかね。

ヨイショするだけの秘書や編集者なんて作家がいちばん近くに置いちゃいけないタイプの人材と違いますか?

わざわざ雁首揃えて打ち合わせをした結果として生み出されるのが少部数の信者向け絵本だけなら、出版社は打ち合わせをリモートでするようにと編集者に指示するでしょう。今後のイボブログに注目ですねwww