寄附金詐欺
先週の土曜日だか日曜日だかに反ワクチンサイト管理人U字氏がYouTubeで生配信をしたといいます。
そこで反ワク意見広告活動をしていた某社長に生電話をしたらしいのですが、そこで某社長がとんでもない発言をしていたという情報が入りました。
某社長が寄附金を募って意見広告を新聞に載せた件について、どこかのサイトで「寄附金詐欺」と指摘されたらしく、それが名誉毀損に当たるから刑事事件として訴えると息巻いているのです。
寄附金にしろお布施にしろ、金を出した当事者が自分の被害に気づいていない場合が多く、誰も訴えていないのならば詐欺罪として罪に問うことはむずかしいといいます。
今話題の統一教会での献金についても、献金をした当事者が自らの意思でお布施したから自己責任。だから教団は悪くないという主張をする人もいます。
「人の善意を食い物にするのは悪いこと」という不文律が通用しない鬼畜野郎というのは存在するのです。
反ワク意見広告へ寄付したある老婆は孫の将来の為に貯蓄していた定期預金を解約して数百万をそっくり貢いだといいます。
孫の将来の為にと貯めていた大金を某社長は受け取っているのです。
受け取った金は意見広告活動に使ったといいますが、果たしてその収支報告書は公開されているのでしょうか。
集めた寄附金をどのように使ったのか、当該サイトにざっと目を通してみましたがまったく分かりません。
まさか、某社長は信用できる人物だから丸投げしても構わない。疑うことは許されないとでもいうのでしょうか。
繰り返しますが、孫のための定期預金を解約したと聞いたら普通の人間は胸を痛め、とてもじゃないが受け取れません。
しかし某社長はこともなげに受け取るわけです。
ワクチンの薬害を恐れている人の不安感につけこむ手口にも不信感を抱きます。
行政が進めている感染症対策を否定し、過剰にワクチン被害を煽り、社会を混乱させ、寄附金を募るやり口に疑問を抱くことの何が悪いのでしょうか?
「すわ寄附金詐欺?」と疑義を呈することの何が名誉毀損なのでしょうか?
しっかりと寄附金の用途を公開しているのならば、誰もそんな疑義を呈することはありません。
「寄附金の使い道は某社長に一任しましょう」などとU字氏は述べていましたが、そんな発言を聞くと余計に疑いの眼差しで見てしまうのは仕方がないでしょう。
それを誹謗中傷と捉え、名誉毀損などと言い出したら、人を疑うことそのものが罪ということになります。
無論、ご自身の名誉を毀損されたと感じたのならば、法に則って刑事や民事で訴えるのは自由です。
しかし某社長は驚くべきことに知り合いの政治家に相談すると公言します。
政治家の口利きがあれば受理されやすくなるなどと嘯き、反ワクチン意見広告の寄付集めについて「寄附金詐欺?」と批判した者を脅迫するのです。
「自分のバックには政治家がいるんだぜ」というのは紛う方なき脅迫です。
確か道場界隈はモリカケ問題について、政治家の口利きに批判的であったと思うのですが、いざ自分たちが政治家と親密交際したら、何のヤマシサも覚えずに口利きを利用するわけです。
まさに、この世に正義の栄えたためしなしです。
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