今日の朝日新聞の「天声人語」
今日のイボブログについて、軽くファクトチェックしてみましょう。
《今日の朝日新聞の「天声人語」を読んで、仰天した。》
《天声人語は、この「トリクルダウン」批判を米経済学者のガルブレイスが「貧困層に非情な理論」だと書いていることを、最近になって知ったと言う。
まったく呆れた。
天声人語は「トリクルダウン」について、「長く想像力をかきたててきた理論も、ついに年貢の納め時か」と締めている。唖然!呆然!もんどりうって倒れてしまうほどの馬鹿意見だ。》
《わしは思うが、日本の知識人って、全く勉強していない!全然、本を読んでいない!漫画家の小林よしのりより勉強していないことは、絶対的に断言できる!
コロナだってそうだ。
日本の医者や学者や知識人は全く勉強せずに、権威主義だけで語って、世の中を狂わせてきた。そして誰も責任を取らないのだ。》
このイボブログを読むと、天声人語の執筆を担当した記者が相当に間抜けな経済音痴だと思うでしょう。
それこそイボブログしか読まないようなシンパならば、絶対にそう思い込むに違いありません。
事実、公論サポーターを名乗っているTwitterアカウントが既に、イボのブログを取り上げて天声人語を馬鹿にしているのを幾つか目にしました。
何事も一方の言い分だけを信じてはいけない良い例です。
このイボブログについて、道場ウォッチャーである山田ゴンフリークス8世(仮名)が、天声人語を読んだ上で次のように指摘しています。
《読解力ないのかよ。天声人語の筆者がガルブレイス氏が言及していたのを調べて知ったのは「トリクルダウンの名がひろがったころ」で、最近になって調べて知ったのではない。第4段落の冒頭をよく読めよ。
「トリクルダウンの名がひろがったころ」というのはアベノミクスが始まってまもなくの頃だと思われる。最近になって天声人語の筆者が調べたというのは小林の完全な誤読。》
この指摘を読み、私は「またかよ」と失笑してしまいました。
おもいっくそ誤読して、相手を小馬鹿にしながら叩くパターンを何回繰り返すつもりなのでしょうか。
いい加減学習すべきでしょうし、周囲も注意すべきでしょう。
というか、周囲にも読解力がある人間がいないのでしょう。哀れな状況です。
しかし、私はこの段階ではまだ朝日の当該の記事を読んでおらず、もしかしたらゴンさんがイボを叩きたいあまりに天声人語を無理矢理擁護しているのかもしれませんので、決めつけてイボに呆れるわけにはいきません。
そんなわけで、別にさして興味もないのにわざわざ天声人語を読んでみました。
そうしたところ、やはりゴンさんの指摘が正しかったことが確認出来ました。
一体この記事を読んで、どうしてイボのような理解になるのか馬鹿が極まっている奴の知性には唖然!呆然!もんどりうって倒れてしまいます。
記者は1980年代英国の大学で経済学を学んだ時に習ったと書いています。
その後、トリクルダウンの名が広がった頃に調べたと書いています。
これは誤読しようがないでしょう。要するにイボナメクジは文章を読む力そのものがないのです。
読解力以前の問題です。
そんな馬鹿が「コロナ論」やら「ウクライナ戦争論」などを専門家ぶって出版しているのですからどうしようもありません。
日本の出版界の恥部と言って良いでしょう。
そんな奴の言葉をありがたがって信じ込み、比較検討することを放棄しているのがイボシンパの実態です。
笑う。
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