小林よしのりのマッチョイムズ宣言
イボナメクジがいかにもイボナメクジらしいブログ記事を書いていましたので、幾つか紹介しましょう。
《わしはマッチョイムズが保守だなどと言うつもりは毛頭ないのだが、コロナはインフルエンザ並み、ワクチンは無意味と言えば、それはマッチョイムズであり、右翼だと捉えられる。まさかわしの対処こそが「科学」だとは、夢にも思わないのだろう。》
《わしはますます『戦争論』の思想・哲学の正しさを、日々、確信するしかなくなっている。結局は死生観なのである。死生観を問うために、絶妙な感染症が流行り、絶妙な戦争が勃発した。》
マスクとワクチンへ異様な憎悪を燃やすことを誰もマッチョイズムだとは思っていません。単なる無知で愚かなお馬鹿さんだと言っているのです。
イボナメクジは昔から西洋医学に懐疑的であり、都度そのような発言をマンガの中でしており、またお注射を怖がる情けない世界のヘイポーマインドのビビリであることも知っています。
栄養ドリンクのユンケルに異様な信頼を寄せ愛飲しているのも、漢方生薬への信仰のようなものでしょう。
要するにイボの珍コロナ妄言は西洋医学への偏見と不信感に加え、漢方万能の神秘主義が配合された単なる陰謀論に過ぎません。
そこに訳の分からない「死生観」を持ち込んできて、感染症を無為無策で受け入れ潔い死を選べと無駄死にを称揚するのは歪んだマッチョイズムかもしれません。
何をもって「潔い死」とするのかという問題もありますが、臆病な馬鹿ほどイキって勇しげなことを口走るものです。
その勇ましさを自ら実践してみせるのならば、まだ評価することも出来ますが、イボナメクジは口先だけ勇ましいことを言ってみせ、「戦後民主主義者は生命至上に堕した腑抜けだ」などとアジテーションします。
しかし実際に事が起きた時にイボナメクジがどのような言動をしてきたかといえば、もはや多くを語る必要もないでしょう。
ところで、イボナメクジはブログ記事の中で、「マッチョイムズ」と書いていますが、イムズってなんスか?
《わしは皇位継承問題を考えるうえで、「男尊女卑」のマッチョイムズがつくづく馬鹿らしくなってきた。「男系血統」をありがたがるシナ的男尊女卑の観念や、小池百合子に「厚化粧の女」とか言い放つ石原慎太郎的マッチョイムズを、葬り去らねばならぬと思うようになった。》
《以前から「007」は男尊女卑・マッチョイムズの映画だと批判されていたのだが、「007」はそういうものとして楽しむのが当然である。》《わしはマッチョイムズで「コロナは恐くない」と言っているのではない。科学的思考の結果として、恐くないと言っているのだ。》
そのことを指摘してあげるスタッフがいないのですから可哀想なおじいちゃんですね。
「傾倒」を「昏倒」と言い間違い続けるどこかのイボシンパより恥ずかしい爺さんです。
この記事へのコメント
恥ずかしながら、この記事のタイトルを見ても、最初の段落の引用を読んでも、「マッチョイムズ」に気づくことができませんでした。
あまりに基本的な単語すぎて、そこを間違えるヤツがいるなんて想定していないからです。
イボりん最高!
自分がどの面下げて「安倍晋三の「訂正でんでん」や三浦瑠麗の「たいものれい」を批判できると思っているんでしょうか。
こんなに笑わせてくれる漫画家は他にいませんw
マッチョᕙ( ˙-˙ )ᕗイムズ!