中流絶滅!

わかっています!
わかっていますって!
霊夢と魔理沙がもつ焼き屋で飲み会をしているゆっくり茶番劇の続きを早く配信しろと言いたいのでしょう。
その要望はごもっともであり、動画製作者はオープニングやエンディング、サムネやスポットなど先行して進めており、未だ仕上がらない脚本に焦れている様子です。
しかし、以前にも申しました通り、私はイボ界隈にまるで関心をなくしており、それこそビールを飲んだり、ウイスキーを飲んだり、またビールを飲んだりと毎日忙しくて、ヘドロ妻による脅迫ツイートのことをまとめる作業なんかに着手するヒマがないのです。
あのエピソードはなかなかパンチが効いているので、愚行録ブログのように片手間でサクサクと適当に脚本を書くのは勿体ないでしょう。
じっくりと熟考した上で、分かり易く楽しめる動画にしたいじゃないですか。

ならば、愚行録をサクサク書けと言われそうですが、そりゃ、イボへのツッコミなんて簡単です。

今朝はアトキンソンが出てきて、例の中小企業をぶっ潰せ論を言っていた。
コロナ禍でカネをばらまいても、誰も使わずに全部、貯金に回ってしまったから、みんな消費に回すカネが必要ないのかな?とか思ってしまう。
断捨離なんか流行ってるし、IT長者もTシャツでウロウロして、わしのようにブランド服を買わないし、以前から高級ブランド店は中国人ばっかりだった。今からまた高級寿司屋も予約は取れないだろう。客は中国人ばっかりになってしまう。日本人は100円ショップでいいやという感覚で、モノを買うより、イベントに参加して体験する方が楽しいという感覚になっているのでは?

朝からワイドショー(羽鳥慎一モーニングショー)にかじりつき、そのテレビで得た知見を持って昼間から飲み屋でクダを巻いている老人レベルの耄碌ブログ。
こんなイボ爺さんのお話をアリガタガッテ聞いているのが現在のイボ読者であるのですから、その知的水準など推して知るべしでしょう。

断捨離ブームなんて一体いつの話でしょうか。
断捨離なんて10数年前にあったブームであり、既に日常語として使用されているもので流行りではありません。
今でも「たまごっち」という携帯ゲームはありますし、「ポケモンGO」もありますが、それをブームとか「流行っている」とはもはや言わないのと同じです。
どうやらイボの中では時間が止まっているようで、40代から50代の頃の認識で思考停止しているのでしょう。
これは高齢者によく見られる症状であり、いつまでの自分は現役世代であると錯覚し「ナウいヤングにゃまだまだ負けんぞ」と踏ん張って、チョベリバな妄言を近所の飲み屋でがなってみせるわけです。
それにしてもイボは以前に「中流絶滅」などとマンガに描いていましたが、得意の逆張りで「困窮する国民は幻想」という絵図を描き始めました。
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イボの意見はいわゆる「年収200万円で豊かに暮らす」の価値観と同じです。
一体どこの誰が百均で満足しているのでしょうか?
「たか見え」という言葉をご存知ではないのでしょうね。
かつては「無印良品」はお手頃価格で良い品を買える店という認識であったのに、今やブランドショップ扱いで、百均で無印と似た商品を見つけては「高そうに見える」と言って喜んでいる層がいるのです。
それはつまり百均で満足しているのではなく、本当は無印良品を買いたいところを百均で我慢しているわけでしょう。
無印良品の商品さえ高嶺の花になっているのが豊かな社会と呼べますか?
そんな人たちが貯蓄をする余裕があると思いますか?

と、まあ、こんな感じのツッコミならすぐに書けるわけですが、飲み屋の老人の妄言にツッコミを入れても仕方ないじゃんと言われたらそれまでじゃないですか。
そう考えると、イボブログへの批評も控えめになるのは致し方ないことでしょう。

そんなわけで、愚行録ブログの更新は抑えめになりますが、代わりに脱イボブログを更新してゆきますので、そちらも併せてよろしくお願いします。
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この記事へのコメント

大林わるのり
2025年08月06日 19:00
小林よしのりは庶民の暮らしに関心がない上に経済音痴であり、国民が困窮化しているという現実が全く見えていません。

今の日本は一人当たりGDPも平均賃金もG7では最下位であり、もはや経済大国と呼べるような状態ではありません。それどころか日本の一人当たりGDPは東欧諸国並みであり、平均賃金はシンガポールや韓国よりも下です。

今の日本の一般庶民は「豊かになりすぎて買いたいものがない」ではなく、「貧しくなりすぎて買いたくても買えない」が現実なのです。

経済成長もできず、賃金さえも上がらない状態が長い間続いてきた日本は、誰がどう見ても衰退国です。バブル崩壊から今に至るまでの歴代政権による経済政策の問題点は、改めて検証されるべきでしょう。

日本国内で平均賃金が上がらない状態が長年続いた原因に、新自由主義の影響があることは無視できません。政府や財界は、リストラ、賃金抑制、非正規雇用の拡大などを推進して日本経済の新自由主義化を目指しました。

新自由主義社会で競争を勝ち抜くことを重視した企業は、ひたすら内部留保を貯め込むようになりました。本来は社員の給料を上げるために還元されるべきだった企業の利益は、内部留保として貯め込まれることとなったのです。

日本人の賃金が上がらない状態が続いているのは、長年に渡って行われてきた新自由主義政策の影響が大きいのです。一人ひとりの賃金が上がらないから内需が拡大しないし、内需が拡大しないから経済も生長することがありませんでした。

バブル崩壊以降に政府や財界が推進してきた賃金抑制政策は、この国の経済の衰退をもたらしてしまったのです。

日本人の平均賃金が低いままで内需拡大が期待できないから、政府はインバウンド重視の経済政策に頼っているのです。いや、この国がインバウンドに頼り過ぎているのは、政府が国民の平均賃金を上げる気がないと表明しているようなものです。

あの新型コロナの流行がそうですが、もしも他国で未知の感染症が発生したら、インバウンド重視の国はあらゆる面で打撃を受けることになります。インバウンドに頼りすぎる経済政策は危ういのです。

このまま賃金抑制政策を続けていたら、日本人はさらに困窮化して日本経済はますます衰退していくことになるでしょう。政府が日本経済の衰退に歯止めをかけたいのなら、長年続けてきた新自由主義政策から脱却し、日本人の所得を拡大させる政策に舵を切るべきです。

「日本は豊かな国だ」「日本人は豊かだ」という幻想に浸り続けている小林よしのりは、いい加減に現実を直視すべきです。日本は経済大国ではなく衰退国であり、日本人は昔より明らかに貧しくなっているのですよ。