性暴力裁判 被害女性が語った15分のことば
YouTubeチャンネルに動画をUPするにあたり、視聴者の属性に合わせた番組作りに努めなければなりません。
私にとって予想外のことであったのですが、「イボナメクジ研究所」のYouTubeチャンネルにおけるユーザーの男女比が異常に偏っており、しかもどういう禍事か、8割方女性であるというのです。
それを受け、私はこれまでのブログの書き方を改めなければならないのではないかと少々悩んでおります。
ブログ主である私は凡百なおっさんに過ぎず、であるから当然のことながらホモソーシャルなノリで記事を書きがちです。
いわゆる有害な男らしさ的な悪ふざけ気分が私の中に強くあることは自覚しておりますし、その点については妻から強く指摘を受けること度々であります。
それは子供の頃から本宮ひろ志系のマンガ作品を嗜んでいた弊害であり、女性を軽視しがちな価値観が染みついており、未だにそれをアップデートしていないボンクラぶりには我が事ながら呆れるばかりです。
ここでボンクラなどと自嘲するのもある種のホモソしぐさであり、開き直りでしかなく、実に悪い癖です。
私の妻が中傷された件や葉月蓮さんの性被害の件について、ブログ記事にする際、どこか他人事めいた視点であるのもやはり良くはないと思い続けており、しかしあまり重い話にしてしまうのもどうなのか、だからといって軽薄な悪ふざけのような記事を書いてしまうのは行きすぎであり、その行き過ぎた記事を幾つか書いてしまった後悔もあります。
しかし当事者でもないのに、被害者である葉月蓮さんに寄り添ってみせるのも何か嘘寒いものがありますし、勝部元気みたいになったら人間廃業という思いもあります。
その迷いを更に強くさせる記事を読み、果たして葉月蓮さんやその友人たち、九州道場でイボから叱責を受けた元設営隊、最近餅アナゴからセクハラを受けたローズマリーさん(ずっブロさん)、また私の妻について、今後どのようき向き合い、ブログや動画に取り上げてゆくべきか、また取り上げるべきではないのかを悩み、迷っています。
私が自分の安易さに打ちのめされ、迷いを強くした記事とは以下に貼るNHKのサイトにあった意見陳述です。
この記事で紹介されている意見陳述に私は強い衝撃を受けました。
とても一部を切り取って紹介するようなものではなく、全文読んで欲しいのですが、ブログにリンクを貼ってもそこに飛ぶ人が少ない。元記事をわざわざ見に行かない。というのはネットあるあるであるので、不本意ではありますが、一部紹介させていただきます。
《私はこの場では被害者として立っていますが、「被害者」ではなく、意思を持った一人の人間です。「かわいそうな人」ではなく、みなさんと同じように普通に生きてきた、そしてこれからもみなさんと同じように生きていかなければならない一人の人間です。》
《性暴力とはひとりの人間から尊厳を奪う、意思を持った一人の人間を、ただの女あるいは男として、暴力の対象として、支配欲のはけ口として記号に押し込め、人格を深く傷つける、そういった罪だと考えています。》
《性暴力は、ある人間の人格も変えます。ある人間を性的に虐待し、意思を奪い支配すれば、その人間を悪魔にも変えられるのです。
「魂の殺人」という言葉で、分かった気にならないでほしい。その言葉を免罪符のように使わないでほしい、そう思います。》
《私は、加害者だけでなく、この世の中の仕組み自体が歪んだ認知の元に作られていることに、絶望しています。現在の日本の司法や仕組みの中では、どうにもできないことがあまりに多すぎるからです。これは男性中心主義の社会構造の問題でもあります。この社会へのどうにもすることのできない絶望と怒りは、話そうと思えば、何十時間でも話せます。それくらいに私の絶望は深いのです。日常的に性暴力が存在していても、二次加害をする人間がいても何もできない、被害自体、差別構造が存在していること自体否定される、これが私に見えている世界なのです。》
この記事を読み、私はこれから葉月蓮さんの被害について、どう向き合うべきなのか悩んでいます。
道場シンパは相変わらず、彼女への二次加害を続けていて、無力な私はそれを止めることさえ出来ないのです。
声をあげることさえやめれば、もしかしたら二次加害はそのうち収まるかもしれません。
しかしそれは泣き寝入りすることであり、根本的には何も解決しません。
葉月蓮さんの被害について、動画にすることへの躊躇があります。
まるで正解が分からず、どうすべきなのか立ち尽くしている状態です。
イボ情報提供窓口メールアドレス
ibonamekuji@gmail.com
イボナメクジ研究所YouTubeチャンネル
この記事へのコメント
葉月さんがお元気そうで安堵しています。
添付の記事には衝撃を受けました。
私への餅アナの異様なセクハラ発言に憤って下さるTwitterの男性陣と、軽くあしらおうとした自分の対応を顧みて、自分もまだ記事の女性の慟哭する歪んだ認知を許容する社会の構成員のままなのだと突き付けられた思いです。
GWに挙げられた記事のゲロ坊主さん他の恋愛論への感想も気持ちが悪いですね。
常に非は相手にあるという思考回路と、相手と情を交わす感覚の欠片もなさに吐き気がしました。
イボはコロナ論で社会に害を与えたのみならず、恋愛論でまたもや犯罪者予備軍にお墨付きを与えているようです。
歪んだ認知を臆面もなく公表して思考と悦に入れる自称公論の場、イボ道場。
もう有害カルト団体で社会的認知をされてもいい頃でしょう。
イボ道場の反社会性は強まる一方で、このブログの意義もまだまだますます強まっているようです。
エロ本やデートマニュアルの歪んだ内容に触れる前に、添付の記事などで学ぶような性教育も必要な気がします。
このような問題を考えるよすがになるオススメの本がありましたら、葉月さん、鷲ヲさん、ぜひご紹介下さい。
イボりん先生ぴゃん()の凋落ぶりは横目で見ていましたが、友人との「イボもこれで底についたね」というやりとりをこれまで何度更新してきたことか。常識も客観性も公共心も無い老人の私欲の暴走には、ただただ呆れ返るしかありません。
そんなイボりんの奇行蛮行を批判するのは公益となりますが、いかんせんイボりんのレベルが低すぎるので、虚しさを感じ「やってらんねぇ」と投げたくなる時もあろうかと察します。鷲ヲさんはじめ、界隈からいわゆる「アンチ」認定を受けて批判を続けているローズマリーさん他、Twitterアカウントの方々にも頭が下がります。
私自身はなんとなくTwitterを開かない日々が続き、気づけば半年ほども放置した状態になっていますが、時折入る信者界隈のトンデモツイート情報に笑わせて頂いております。
今回の愚行録を拝見し、私も界隈の蛮行を知るいち当事者として出来ることは何か、改めて考えさせられました。
鷲ヲさんに情報を共有した際、私は「自由にお使いください」と申しました。その気持ちは今も変わっていませんので、鷲ヲさんは鷲ヲさんの視点と感覚でブログに書いて頂ければと思います。
当事者である私がTwitterなどで発信することがイボりんには打撃なのかもしれませんが、これが証拠を明示できる類いの蛮行だとしても、馬鹿な信者脳に理解できないのは自明ですし、認知症の心配がある言動をしているイボりんにも同様です。
ですが、読解力の乏しい界隈の人たちにもYou Tubeの動画発信は有効かもしれません。
もし私に協力できることがあれば遠慮なく仰ってください。動画作成は詳しくないので思いつきですが、チャット形式でも対談形式でも何でもかまいません。
個人的にはアンチ()の方々の座談会など観てみたいと思いましたが…これは労力を度外視した願望ですね(´;ω;`)
最後になりますが、本文中の記事をリンクして下さりありがとうございました。
とても重要で、私の語彙力では表現が難しいのですが、世の中に周知されてほしい内容でした。
理不尽な暴力が起こらない社会を理想として思考を深めたいと思います。